1: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/14(木) 00:21:25.38 ID:vqFUST3lo

    駄文失礼します。ギアスとガルパンのクロスです。


    2: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/14(木) 00:22:05.49 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「戦車道?」 

    ミレイ「そ、乙女の嗜み」 

    ルルーシュ「その乙女の嗜みが何なんです?」 

    ミレイ「だーかーら、試合するのにメンツが足りないから生徒会に助っ人に来てほしいんですって」 

    ルルーシュ「いいですか会長、戦車道を必修科目に選択できるのは女子生徒だけです。つまり、俺が助っ人として 
    試合とやらに参加するのは不可能ということになります」 

    ミレイ「男女逆転祭りの時みたいに女装すればいいじゃない」 

    リヴァル「おぉ、いいですね会長、ルル子再び」 

    ルルーシュ「冗談じゃない!!二度とあんな格好するか」 

    ミレイ「ねーお願いルルーシュ。戦車道とってる子達は生徒数が少なくて試合もできないのに3年間頑張ってきたの! 
    最後に1回くらい試合させてあげたいじゃない」 

    ルルーシュ「感情論で説得しようとしても無駄です。そもそも男は戦車道の試合に出れないという本質的な問題がある以上 
    俺が助っ人として出場するのは無理です。仮に女装したとしても、いざバレた場合アッシュフォード学園の 
    信用は地に落ちますよ。理事長の娘としてそんな危ない橋を渡るわけにはいかないでしょう?」 

    ミレイ「そりゃ公式戦でそんなことしたら大問題だけど、練習試合くらいなら大目にみてくれるわよ」 

    ルルーシュ「は?練習試合?」 

    ミレイ「そ、3年間ずっと練習だけしてきた彼女達の集大成を最初で最後の練習試合にぶつけたいんですって」


    3: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/14(木) 00:23:24.13 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「3年も練習してたのに、その集大成を披露する場が練習試合ですか」 

    ミレイ「私達が手助けしなかったらその練習試合すらできないのよ。彼女達の想いを汲んであげなさいよ」 

    ルルーシュ「はぁ、仕方ないですね」 

    ミレイ「流石ルルーシュ!そう言ってくれると思ってたわ!」 

    スザク「頑張ってねルルーシュ、応援にいくから」 

    ルルーシュ「何言ってるんだスザク?お前も出るんだぞ。勿論、女装してな」 

    スザク「え?」 

    ルルーシュ「ですよね会長?」 

    ミレイ「当然!生徒会メンバーは全員参加よ!」 

    スザク「ま、また女装ですか・・・」 

    リヴァル「いいじゃん女装、面白くて」 

    シャーリー「リヴァルの女装はあんまり見たくないけどね」 

    カレン「あ、あの・・・それって私も出ないと駄目なのかしら?」 

    ミレイ「勿論!」 

    カレン「(もー勘弁してよ・・・今はそれどころじゃないってのに)」


    4: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:24:38.85 ID:vqFUST3lo

    ---------ルルーシュの部屋 


    C.C「戦車道?」 

    ルルーシュ「あぁ、助っ人で参加することになった」 

    C.C「あれは女がやるものだろ?どうしてお前が?」 

    ルルーシュ「俺が聞きたいくらいだ。全く、これからコーネリアを仕留めようという忙しい時に」 

    C.C「いいじゃないか、ブリタニアを相手にする前の予行練習だと思えば」 

    ルルーシュ「予行練習?」 

    C.C「戦車道は戦術と戦略がものをいう競技だと聞く、十分予行練習になるだろ」 

    ルルーシュ「相手はただの高校生だぞ?ただ目の前の敵を撃つのが関の山だろう、女なら尚更な 
    これから世界の三分の一を占める超大国と戦おうという俺にとっては練習どころか準備運動にすらならん」 

    C.C「まぁそうかもしれんが」 

    ルルーシュ「そもそもあんな旧時代の兵器今の戦場ではめったにお目にかかれないしな。機動性も攻撃性も低い 
    ナイトメアの前では戦車など良い的になるだけだ。スピード感のない実に退屈な戦いになるだろう」 

    C.C「あまり油断しすぎないことだな。この間全国大会の決勝とやらをテレビで見たが、お前が言うほど単純なものではなかったからな」 

    ルルーシュ「フン、相手の指揮官がシュナイゼルでもない限り、俺が苦戦することなど考えられんな」 

    C.C「大した自信だな。楽しみにしてるぞ、ルルーシュ」


    5: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:26:07.95 ID:vqFUST3lo

    --------翌日 


    隊長「この度はお忙しい中、我がアッシュフォード学園戦車道チームの為に人肌脱いでいただき 
    本当にありがとうございます!」 

    ミレイ「そんなかしこまらなくてもいいわよ、同じ学園の生徒なんだから」 

    隊長「なんて心が広い、流石会長さん!」 

    副隊長「やりましたね隊長、これで念願の試合ができます!」 

    隊長「あぁ、練習の成果を存分に発揮する時が遂に来たぞ!」 

    ルルーシュ「で、俺達が乗る戦車ってのはどれなんです?」 

    隊長「うわ、副会長!どうして副会長がここに!?」 

    ルルーシュ「・・・会長、ちゃんと説明してないんですか?」 

    ミレイ「ごめーん完全に忘れてた、実はね」 


    ---- 
    -- 


    隊長「おぉ副会長が女装して助っ人に!」 

    ルルーシュ「あんまりでかい声で言わないでもらえますか・・・」


    6: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:27:37.69 ID:vqFUST3lo

    副隊長「1年生でありながら学園の副会長に登りつめた男・・・これは頼もしいですね隊長!」 

    隊長「あぁ!」 

    ルルーシュ「・・・別に好きでなったわけじゃないですけどね」 

    スザク「あのぉ、ところで戦車は?」 

    隊長「あ、申し訳ない!あそこにあるのが我々の戦車です!!」 

    シャーリー「えぇー、あんな大きいのに乗るの?無理だよ無理無理、絶対無理」 

    ルルーシュ「(フン、ナイトメアに比べたら大したことはない)」 

    スザク「凄い、シャーマンだ!」 

    ルルーシュ「ん?スザク、知ってるのか?」 

    スザク「技術部とはいえ一応軍人だからね。M4中戦車、通称シャーマンっていって、ブリタニアが開発した戦車だよ」 

    ルルーシュ「ほう、ブリタニアの・・・で、スペック的にはどうなんだ?」 

    スザク「高い方だと思うよ。寧ろ長い間公式戦に出てないうちみたいな学校に、こんな良い戦車があるなんて思わなかったよ 
    ナイトメアで言えば、そうだな」 

    カレン「サザーランドくらいじゃないかしら」 

    スザク「うん、そのくらいかもね・・・・ってカレンこういうのに詳しいのかい?」 

    カレン「へ?(やば、つい口が勝手に)」


    7: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:29:29.00 ID:vqFUST3lo

    カレン「あ、いや・・・その」 

    ルルーシュ「(全くしょうがない奴だ) ゲームだろ、流行ってるもんなネットとかで」 

    カレン「そ、そうなの!ゲーム」 

    隊長「うちはこのシャーマン6輌で試合に出ます!」 

    ミレイ「6輌?この人数で6輌も出せるの?」 

    スザク「シャーマンは最低でも1輌に車長と砲手、操縦手の3人いれば何とかなりますけどこの人数じゃ・・・」 

    ルルーシュ「ん?1輌だけ砲塔が長いやつがあるが、あれも同じ種類の戦車なのか?」 

    スザク「あれはシャーマンファイアフライ。17ポンド砲といって普通のシャーマンに比べて攻撃力が高いのが特徴だね」 

    カレン「(日本の戦車はないのかしら)」 

    ルルーシュ「割り振りはどうするんです?誰がどの戦車に乗るんですか?」 

    隊長「副会長が決めてください!」 

    ルルーシュ「え?俺がですか?このチームの指揮官はアナタでは?」 

    隊長「私作戦とか指示とか、そういうの苦手で」 

    副隊長「私もw」 

    ルルーシュ「だからって何で俺が・・・」


    8: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:31:24.71 ID:vqFUST3lo

    ミレイ「いいじゃないの、アンタそういうの好きそうだし」 

    リヴァル「いよっ、ルルーシュ隊長!」 

    ルルーシュ「全く・・・じゃあ適当に決めますからね」 



    シャーマン(キングチーム) 
    車長兼砲手:ルルーシュ  操縦手:? 


    シャーマン・ファイアフライ(クイーンチーム) 
    車長兼砲手:スザク  操縦手:リヴァル 


    シャーマン(ナイトチーム) 
    車長:ミレイ  砲手:女生徒A  操縦手:カレン 


    シャーマン(ビショップチーム) 
    車長:隊長  砲手:女砲手A  操縦手:女操縦手A 


    シャーマン(ルークチーム) 
    車長:副隊長  砲手:女砲手B  操縦手:女操縦手B 


    シャーマン(ボーンチーム) 
    車長:シャーリー  砲手:ニーナ  操縦手:女操縦手C 





    ルルーシュ「これなら6輌組めるでしょう」


    9: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:32:54.18 ID:vqFUST3lo

    ミレイ「2人しかいない車輌が2輌もあるけど、大丈夫なのこれ?」 

    ルルーシュ「俺とスザクが車長と砲手、装填手を兼任するから問題ありません」 

    シャーリー「ルルの車輌の操縦手は誰なの?」 

    ルルーシュ「当日もう一人助っ人をつれてくる。俺の車輌の操縦手はそいつにやってもらう」 

    ミレイ「まさか学校外から連れてくるつもり?」 

    ルルーシュ「男が3人も女装して出場してるんだから、外部から1人つれてくるくらいなんてことないでしょ」 

    ミレイ「まぁ、それはそうだけど」 

    副隊長「いよいよ試合ですね隊長!」 

    隊長「あぁ、胸が高まるな!」 

    スザク「ところで、試合の相手はどこなんですか?」 

    隊長「そういえばまだ言ってませんでしたね。相手は今年の全国大会優勝校、大洗女子学園です!」 


    ---- 
    -- 
    -


    10: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:34:49.38 ID:vqFUST3lo

    みほ「練習試合ですか?」 

    河嶋桃「そうだ!相手はアッシュフォード学園という学校だ!」 

    優花里「アッシュフォード?聞いた事のない学校ですね」 

    河嶋桃「長らく戦車道の表舞台に姿を現していない学校のようだ。戦車道の授業自体はずっとあったらしく 
    生徒数の少なさが原因で大会等へ出場できなかったと聞いている」 

    沙織「うちもこの間まで似たようなもんだったよね」 

    角谷杏「いやぁ、全国大会優勝してからうちへの練習試合の依頼が絶えなくってさぁ、困っちゃうよねぇ」 

    小山柚子「メイプル高校、マジノ女学院、アッシュフォード学園、コアラの森学園。今週だけで4校から依頼が来てますね」 

    華「凄いですね!」 

    沙織「来月にはエキシビジョンマッチもあるんでしょ?何か本当強豪校の仲間入りって感じだね!」 

    みほ「でも何でその中からアッシュフォード学園ってところを選んだんですか?」 

    角谷杏「アッシュフォード学園って実はブリタニアの学校でさ。アッシュフォード家ってのは割と名の知れた貴族なんだよ」 

    優花里「まさか貴族から圧力をかけられたんですか!?」 

    河嶋桃「仮にそうだとしても、会長がそんなものに屈するわけないだろ」 

    小山柚子「会長が理事長のお孫さんと知り合いなんですって」


    11: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:38:33.36 ID:vqFUST3lo

    角谷杏「いやぁ、どうしてもってお願いされちゃってさぁ」 

    華「試合はいつなんですか?」 

    角谷杏「今週の土曜日」 

    沙織「土曜日って明後日じゃん!いつもいつも急すぎ」 

    優花里「まぁ、もう慣れっこですけどね」 

    麻子「朝は何時に起きればいい?」 

    河嶋桃「試合開始が9時だから、7時には学校にきてもらう」 

    優花里「となると起きる時間は6時くらいですかね」 

    麻子「くぅ・・・・・・」 

    優花里「ブリタニアの学校ってことは、やっぱりサンダースみたいにシャーマン部隊なんですかね?」 

    みほ「どうだろう。情報がない学校との試合はちょっとドキドキするね」 

    沙織「この間の大会でのうちがまさにそんな感じで相手の学校やり辛かっただろうね」 

    優花里「偵察にいきますか?」 

    みほ「ううん、大丈夫!練習試合だし、そこまでしなくても」 

    沙織「そうそう。それにずっと試合してないような学校だし、そこまで警戒しなくても大丈夫だって」


    12: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:40:41.47 ID:vqFUST3lo

    河嶋桃「油断は禁物だぞ!うちは全国優勝校なんだ、例え練習試合といえども」 

    みほ「勿論、負けるつもりはありません!試合をする以上全力で戦います」 

    角谷杏「そんじゃ作戦会議でもしよっかぁ。かぁーしまぁ、他のチームの車長呼んできて!」 

    河嶋桃「はっ!」 


    沙織「ねぇ、黒森峰の時ブリタニアの学校と試合したことあるの?」 

    みほ「ううん、ない。どんな戦い方するんだろう」 

    華「何となくですけど、ブリタニア人の方っておおざっぱなイメージがありますよね」 

    沙織「繊細なイメージはないよね、絶対華道なんてできないもん。それにブリタニア人って戦車っていうより 
    あのガンダムみたいなロボットばかり乗ってるんでしょ?」 

    優花里「ナイトメアフレームですね!最近新世代の機体が実戦投入されたらしいですよ!」 

    沙織「可愛げがないよね、あれ!戦車の方が絶対可愛い」 

    優花里「古い機体ですけど、ガニメデとかは結構可愛いですよ!ゴツゴツしてて」 

    河嶋桃「ナイトメアの話はもういいだろ、作戦会議を始めるぞ」 

    沙織「はーい」


    13: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:43:14.35 ID:vqFUST3lo

    -------試合当日 


    C.C「おい・・・これはどういう事だ」 

    ルルーシュ「人が足りないんだ、仕方ないだろう」 

    C.C「普段から無暗やたらと歩き回るなと言っているくせに、こんなに人が集まるところに自分から連れ出すとはな」 

    ルルーシュ「だから変装させてるんだ、そのカツラと眼鏡はとるなよ」 

    スザク「この子が君の言ってた助っ人かい?」 

    ルルーシュ「あぁ」 

    スザク「何かどこかで見た事あるような・・・」 

    シャーリー「あの子とルル、どういう関係なのかしら・・・」 

    リヴァル「ルルーシュの奴、いつの間にあんなに可愛い子と知り合いになったんだ」 

    ミレイ「何にしても、これで6輌出せるわね」 

    C.C「おい、私は戦車など乗ったことはないぞ」 

    ルルーシュ「奇遇だな、俺もだ。まぁナイトメアの操縦ができるんだ、戦車くらい問題なく動かせるだろうマニュアルは読んだんだろ?」 

    C.C「一応な。だが上手く操縦できる自信はない」


    14: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:47:02.09 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「問題ない」 

    C.C「相手は今年の全国大会の優勝校なんだろ?そんな適当な事で大丈夫なのか?」 

    ルルーシュ「丁度良いハンデだろう」 



    優花里「見てください、やっぱり相手はシャーマン部隊ですよ!」 

    みほ「本当だ、ファイアフライもある」 

    華「サンダース戦ではあの車輌に手こずりましたよね」 

    沙織「でもあの時は砲手の人も凄かったんでしょ?」 

    みほ「うん。でもアッシュフォードにも同じくらいの砲手がいるかもしれないし」 

    華「油断は禁物ってことですね」 



    左衛門佐「相手はブリタニアの学校なのか」 

    エルヴィン「ブリタニアといえば厳島の奇跡だな」 

    カエサル「うむ、藤堂鏡四郎率いる日本軍が初めてブリタニアに土をつけた戦いだな」 

    おりょう「戦車がナイトメアに勝った唯一の戦いぜよ」


    15: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:50:23.93 ID:vqFUST3lo

    キャプテン「練習試合とはいえ油断するな、根性だぁ!」 

    近藤、佐々木、河西「おぉ!!」 



    ソド子「ちょっと冷泉さん、顔くらい洗いなさいよ!」 

    麻子「こんな早い時間にちゃんと起きたんだぞ、それ以上を求めるなソド子」 

    ソド子「私の名前は園みどり子!朝早く起きるのは常識でしょ!」 



    澤梓「相手はシャーマン、サンダース戦では殆ど何もできなかったから、ここで活躍して先輩たちに成長した姿を見せるよ!」 

    優季「重戦車キラー♪」 

    あゆみ「ねぇ、ファイアフライ狙おうよ!あれやっつけたら一番格好良いし!」 

    あや「それいい!」 

    桂里奈「何処へでもいったるぞ!」


    17: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:51:09.41 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「フン、見ろ。何処からどう見てもその辺にいるただの女子高生だ」 

    C.C「あぁそうだな。それがどうした?」 

    ルルーシュ「全国優勝校だろうがなんだろうが、俺の敵ではないという事を言いたかったんだよC.C」 

    C.C「随分遠回しな言い方だな。ま、お手並み拝見といくか」 

    シャーリー「ルルが大洗の子達をジーっと見てる・・・」 


    --- 
    -- 



    沙織「何かアッシュフォードの隊長さんモデルみたい」 

    華「背が高く、細身で整った顔立ち、羨ましいですね」 

    優花里「同じ高校生とは思えません」 

    みほ「何かちょっと緊張するね・・・」 

    沙織「みぽりんが緊張することないって、こっちは受けて立つ側なんだから、ドンと構えてればいいのよ!」 

    みほ「そ、そうだよね」


    18: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:53:39.29 ID:vqFUST3lo

    審判「それではこれより、大洗女子学園とアッシュフォード学園の試合を始める。礼ッ!」 

    みほ「よろしくお願いします!」 

    ルルーシュ「お願いします」 

    みほ「(本当に綺麗な人だなぁ)」 

    ルルーシュ「優勝校と試合ができて光栄です、どうかお手柔らかに」 

    みほ「えっ、はい!こちらこそ」 

    ルルーシュ「(大洗はこんな頼りなさそうな子が隊長なのか)」 

    みほ「(凄く礼儀正しい人だなぁ)」 

    ルルーシュ「(フン、とっとと終わらせてやる)」 


    ミレイ「話には聞いてたけど、大洗の戦車って本当に変わったのが多いわね」 

    カレン「(これだけ戦車の種類があるなら日本の戦車も・・・・あった!しかも八九式、可愛い!)」 



    --- 
    -- 
    -


    20: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:56:20.08 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「広い平野に狭い森林地帯」 

    C.C「西には小さな川もあるな」 

    ルルーシュ「面白味のないステージだ・・・まぁ、相手が高校生である以上、ステージどうこう以前の問題だが」 

    C.C「どう攻めるんだ?この試合は旗のついた車輌を倒せば勝ちなんだろ?」 

    ルルーシュ「あぁ、向うのフラッグ車はヘッツァーという戦車だったな。車高が低く発見しにくい戦車だが 
    これだけ開けたステージなら発見はそう難しくない。機体性能もこちらの方が上、撃破はた易い」 

    C.C「随分と詳しくなったな。お勉強でもしたのか?」 

    ルルーシュ「戦闘の指揮を執る以上、使用する兵器の事はある程度知っておく必要があるからな」 


    ザーッ  ザーッ 


    隊長『副会長、作戦はどうしましょう?』 

    スザク『ルルーシュ、ステージの真ん中に全体を見渡せる程高い丘がある、まずはここを目指さないか?』 

    カレン『確かにここを押さえれば、戦闘を有利に進められるわね』 

    隊長『じゃあまずは高地を目指すって事でいきましょう!』 

    ルルーシュ『いや、高地はとらず様子をみる』 

    スザク『え?何でだい?』


    21: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:57:20.21 ID:vqFUST3lo

    C.C「あいつらの言う通りだ、何故高地をとらない?」 

    ルルーシュ「確かにあそこをとれば戦闘はだいぶ有利に進められる。数で劣るこちらとしてはすぐに押さえるべきだろう」 

    C.C「だったら」 

    ルルーシュ「しかし向うが上回っているのは数だけだ。指揮官も、機体性能もこちらが上。特に急いでとりに行く必要はない」 

    C.C「相変わらず自信家だな」 

    ルルーシュ「それに、高地をとりたいのは大洗も同じはずだ。ならばとらせてやった方が寧ろ戦い易い」 

    C.C「どういう意味だ?」 

    ルルーシュ「仮に大洗が高地を押さえたとして、確かに向こうはステージ全体を見渡すことができるが 
    それは逆を言えば下からの俺達に常に身を晒すという事だ。目標が常時そこにいてくれるんだぞ?これほど戦いやすいことはない」 

    C.C「だが撃ち合いになったら高台にいる向うの方が有利だ」 

    ルルーシュ「撃ち合いになればな」 

    C.C「ん?」 

    ルルーシュ「こちらの主力は文字通りクイーンだ。ファイヤフライの有効射程は約3000mもある、距離をとれば問題ない。 
    森林地帯に身を隠しながら撃つのもいいだろう。ファイアフライの17ポンド砲で高地にいる大洗の面々を少しずつ削っていく。 
    スザクの腕は練習の際に確認済みだ。命中率98%、速いナイトメアならともかく、動きの遅い戦車などただの的だ」 

    C.C「削っていく?これはフラッグ戦だから旗の立っている戦車を倒せばそれで終わりだろう?」


    22: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 00:58:52.90 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ「確かにそうだが、それではあっけなすぎるだろ。先輩達にとっては最初で最後の試合みたいだからな 
    できるだけ長く試合をさせてやりたい。だからフラッグ車は最後まで残し、残り1輌になってから総攻撃を仕掛ける予定だ」 

    C.C「随分と優しいじゃないか、見直したぞルルーシュ」 

    ルルーシュ「黙れ魔女」 



    ---- 
    -- 


    澤梓『え?高台を譲るんですか?』 

    河嶋桃『何故だ、試合開始と同時にでもとりにいくべきだろ!』 

    エルヴィン『このようなステージの場合まず高地を押さえるのが定石では?』 

    みほ『あちらがどういう戦い方をするのか分からないので、とりあえず定石通り動いてもらおうと思います 
    相手が高台を押さえるのであれば、その後の選択肢は限られます。ですからあえて譲って、相手の裏をかこうと思います』 

    華『確かにどんな作戦をとってくるか分からない状態で戦うより、相手がどう動くか分かっていた方が戦いやすいですよね』 

    みほ『うん。それに向こうにはファイアフライもいるし、高台だと下から狙い撃ちされる可能性もあるから』 

    沙織『そんな凄い砲手アッシュフォードにいるとは思えないけど』 

    麻子『可能性は0じゃない』


    23: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:01:03.00 ID:vqFUST3lo

    澤梓『でもそれだと結局上から狙い撃ちされるんじゃないですか?』 

    みほ『はい、ですから各車高台から最低でも3000mの距離を保って行動するか、3000m以内を移動する際は森林地帯を通って 
    高台から発見されないよう身を隠してください』 

    エルヴィン『しかしそれではこちらも攻撃できないのでは?』 

    みほ『最初にアリクイさんチームが単独で開けた平野地帯を走行してください。恐らく相手は砲撃するでしょうから 
    その砲撃を見てファイアフライの砲手の腕を見極めます。流石に走行予定地点は高台から2000m以上離れてますから 
    撃破される事はないと思いますが、着弾の位置で予測し、腕がそこまでではないのであればモクモク作戦で少しずつ距離を詰めます』 

    優花里『相手が凄腕だったらどうするんです?』 

    みほ『砲撃を交わしつつ敵を森林地帯までおびき寄せるしかないかな。その場合我慢比べになるかも』 

    角谷杏『だったら大丈夫だねぇ、ブリタニア人は気が短いで有名だから』 

    みほ『敵が森林地帯へ進軍してきた場合は、いつも通り分断させ各個撃破でいきましょう。カバさんチームは敵が来るまでの間に 
    できるだけ多くの待ち伏せポイントを作っておいてください』 


    おりょう『御意』 

    カエサル『御意』 

    左衛門佐『御意』 

    エルヴィン『御意』


    24: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:04:56.96 ID:vqFUST3lo

    ---------試合開始20分後 


    ルルーシュ『ビショップチーム、状況は?』 

    隊長『大洗の車輌は依然確認できません』 

    ルルーシュ『そうですか・・・引き続き監視を続けてください。目標を確認できたらすぐに報告 
    こちらが指示を出すまでくれぐれも発砲は避けるようにお願いします』 

    隊長『了解です!』 

    ルルーシュ「はぁ・・・全く、本当に相手は全国優勝校なのか?この戦況ではどう考えてもまず高地をとるべきだろうに 
    定石すら心得ていないとは予想外だった。事前にあれこれと考えた自分が馬鹿みたいだ」 

    C.C「どうするんだ?相手が上まで登るまで待つのか?」 

    ルルーシュ「待ってやってもいいが、俺はそこまで気が長い方ではない。向こうが定石を無視するなら 
    こちらは定石通りの戦いで相手を圧倒してやろうじゃないか」 

    C.C「じゃあ上をとるんだな」 

    ルルーシュ『全車、作戦をプランβに変更する。高地を押さえ地の利を得るぞ!移動中は念の為敵の奇襲に備え 
    ボーン、ルーク、キングでフラッグ車であるクイーンを囲みながら進行する。先行しているビショップはこちらとの合流を待たず直進』 

    スザク『イエス・ユア・ハイネス』 

    リヴァル『何言ってんだスザク、その場合イエス・マイロードだろ!ユア・ハイネスじゃルルーシュが皇族になっちゃうよ』 

    スザク『え?あっ、そ、そうだね。あははは』


    25: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:08:07.72 ID:vqFUST3lo

    隊長『いいじゃないですか格好良くて!イエス・ユア・ハイネス!』 

    副隊長『イエス・ユア・ハイネス』 

    ルルーシュ「・・・・・・」 

    カレン『(あたしは絶対言わないわよ)』 



    ----- 
    --- 



    優花里「なかなかとりに来ないですね」 

    みほ「こっちが不自然なまでに高地を空けてるから、向こうも警戒してるのかも」 

    華「どうします?」 

    みほ「作戦はこのままで行きます!この時間を利用してカバさんチームに協力して森の中にキルゾーンを沢山作りましょう 
    敵を森の中へ引き寄せられればこちらが圧倒的に有利になるように」 

    華「分かりました」 

    沙織『みなさん聞こえましたかぁ?今の時間を利用してキルゾーンをつくります!』 

    みほ『ただし、ウサギさんチームは引き続き高地の監視をお願いします』


    26: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:12:51.70 ID:vqFUST3lo

    ---- 
    -- 


    隊長『こちらビショップチーム、高地Aポイント到着!』 

    ミレイ『ナイトチームも到着したわよ』 

    ルルーシュ『キング、クイーン、ボーン、ルークも到着。これで全車無事目的地か』 

    スザク『移動中攻撃どころか大洗の姿も見えなかったね』 

    ルルーシュ『いよいよ本当に連中が何をしたいのか分からなくなってきたな。まぁ、策などないのだろうが』 

    カレン『それにしても見晴らしが良いわね、これだけ見渡し良ければやっぱり有利よ。とって正解だわ』 

    ルルーシュ『全車、大洗の車輌を確認したら砲撃を許可する。四方をくまなく探せ、何処に潜んでいるか分からんからな 
    スザク、攻撃の中心はお前だ。分かっているとは思うが』 

    スザク『あぁ、任せてくれ。必ず仕留めて見せる』 

    ルルーシュ『よし』


    27: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:16:15.73 ID:vqFUST3lo

    澤梓『西住隊長、こちらウサギチーム!高地X地点に敵戦車確認しました!ファイアフライもいます』 

    あや『はぁ、やっと来た』 

    優季『待ちくたびれたよね』 

    みほ『分かりました!それではアリクイさんチームのみなさん、予定通りCコースをジグザグに走行してください!』 


    ねこにゃー「よし行くにゃー!」 



    シャーリー『あれ?ねぇルル、あれって敵チームの戦車じゃない?』 

    ルルーシュ『ん?あんなに離れてるのによく見つけたなシャーリー、お手柄だ』 

    シャーリー『(おぉ、ルルに褒められた)』 

    スザク『日本の三式中戦車だね。凄い蛇行しながら走ってるけど』 

    ルルーシュ『いざ高地をとられてようやく事の重大さに気づいたんだろう、こちらを下におびき寄せる為の陽動にすぎない 
    こちらは降りるまでもなく上から砲撃を浴びせれば良いだけだと言うのに。全車、発砲を許可する!』 

    副隊長『やっと撃てますよ隊長!』 

    隊長『よーし、記念すべき実戦での初砲撃、いけー!』 

    ミレイ『私達も撃ってみましょう!撃てー!』


    28: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:20:14.77 ID:vqFUST3lo

    ドンッ  ドンッ  ドンッ  ドンッ 


    C.C「私達は撃たないのか?」 

    ルルーシュ「必要ない」 『スザク、一撃で決めろ』 

    スザク『あぁ』 



    優花里「一斉に撃ってきましたね!」 

    沙織「全然当たってないみたい」 

    華「そうですねぇ」 

    麻子「当たる以前に届いてないぞ」 

    華「予定通りモクモク作戦で距離を詰めますか?」 

    みほ「まだファイアフライは一発も撃ってないので、もう少し様子をみます」 


    ももがー「全然当たらないモモ!」 

    ねこにゃー「神回避炸裂だにゃー」 


    スザク「・・・・・・発射!」


    29: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:24:42.39 ID:vqFUST3lo

    ズドーーーーンッ!!! 


    ねこにゃー「ぎゃあああああ」 

    ももがー「やられたモモー」 


    シュパッ(旗が立つ音) 


    審判「大洗女子学園、三式中戦車走行不能!」 


    みほ「!?」 

    優花里「あぁ、やられちゃいました!」 

    華「凄い、たった一撃で」 

    沙織「え?今何が起きたの?」 

    麻子「どうやらアッシュフォードにもファイアフライには凄腕が乗ってるらしいな」 

    みほ「あの距離を一撃で仕留めるなんて・・・」


    30: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:29:49.94 ID:vqFUST3lo

    リヴァル「すげーじゃんスザク!一発だぞ一発!」 

    スザク「いや、まぐれだよ」 


    ミレイ「へぇ、凄いわねぇスザクくん」 

    カレン「(私だって砲手ならあれくらい・・・)」 


    副隊長『隊長、あの大洗から白旗です、快挙です!!』 

    隊長『西住流から先手の白旗なんて夢みたいだ!』 


    ルルーシュ「これでこちらは6輌、相手は7輌。やはり戦場で持つべきものは有能な部下だな」 

    C.C「しかし今の一撃を目の当たりにしたら、流石にもうさっきみたいにノコノコと射程内に出てきたりはしないんじゃないか?」 

    ルルーシュ「射程内に来ないのであればあぶりだすまでだが、相手は思った以上に無策だ。またノコノコと 
    射程内へ飛んでくる可能性もある、暫く様子をみてみるとしよう」


    31: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:37:21.43 ID:vqFUST3lo

    -------森林地帯 


    角谷杏『いやぁ、驚いたね。まさか向こうにあんなスナイパーがいるとは』 

    小山柚子『これじゃ不用意に近づけませんね』 

    河嶋桃『西住、この後どうする?』 

    みほ『当初の予定通り敵を森まで引き寄せます!』 

    カエサル『向こうは地の利を得ている、引き寄せようにも難しいのでは?』 

    みほ『はい、ですから一度高地へ攻め込み劣勢を演じて、相手がいかにも優勢のような空気を作り出そうと思います』 

    沙織『相手をイケイケムードにして下までおびき寄せるのね』 

    みほ『カメさんチーム以外の全車で攻め込みます!あくまで攻めているフリですが、相手に悟られないようギリギリまで粘ります』 

    華『カバさんチームも攻めるんですか?』 

    みほ『カバさんがいないと撤退する際相手に罠だと悟られる可能性があるから。全力で高地をとりに行くのであれば三突の火力は必須だし 
    ですから森へ撤退する際はカバさんチームが先頭で早めに森へ入り、キルゾーンで待機してください』 

    エルヴィン『心得た!』 

    河嶋桃『しかし6輌でいくのは流石に危険じゃないのか?相手にはあのファイアフライがいるんだぞ?』


    32: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 01:45:30.33 ID:vqFUST3lo

    みほ『あちらのファイアフライは確かに脅威ですが、先程の砲撃を見る限り他の5輌はそれほど脅威ではありません 
    砲身をよくみて回避行動をとれば大丈夫です!』 

    キャプテン『ファイアフライが脅威って言っても砲塔が7つあるわけじゃないですしね!四方から囲めば大丈夫!』 

    優季『他の戦車砲弾届いてもいなかったし』 

    みほ『全力で攻め、全力でやられ、全力で逃げます!そうすればフラッグ車は残るでしょうけど何輌かのシャーマンは森まで追撃してくると思います』 

    澤梓『そしたら待機してるカバさんカメさんでズドンッ!ですね!』 

    みほ『はい』 

    エルヴィン『して、作戦名は?』 

    みほ『へ?えーっと、フリフリ作戦で!攻めるフリ、やられるフリ、逃げるフリをするので』 

    角谷杏『フリフリいーね!』 

    みほ『ではみなさんよろしくお願いします、パンツァーフォー!』 



    ---- 
    -- 
    -


    40: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 16:52:52.53 ID:vqFUST3lo

    C.C「来ないな」 

    ルルーシュ「相手もそこまで馬鹿ではないということか。これ以上戦いを長引かせるつもりはない、偵察隊を送り 
    奴等の居場所をはっきりさせファイアフライの射程内まであぶりだしてやる」 

    シャーリー『ルル、こっちの方から大洗の車輌が!』 

    ルルーシュ『ほぅ、何輌だ?』 

    シャーリー『えーっと、2輌!』 

    スザク『ルルーシュ、こっちからも1輌きた!ルノーB1だ』 

    ミレイ『あ、こっちからも2輌きてるわよ』 

    隊長『副会長、こちらからも1輌、Ⅳ号が接近してきてます!』 

    ルルーシュ『何だ、最もつまらない作戦に出たな。力押しで好位を奪おうというわけか、機体性能の差は歴然だと言うのに』 



    みほ『砲撃開始!』 


    ドンッ  ドンッ  ドンッ  ドンッ 


    シャーリー『うわー無理無理撃ってきた』 

    ミレイ『ど、どうするのルルーシュ?!』


    41: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 16:57:07.07 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ『フ、フハハハハハ!』 

    シャーリー『ル、ルル?』 

    ルルーシュ「悪手にも程があるな大洗。先程の三式への砲撃を見て敵はファイアフライだけだと踏んでの四方からの挟撃 
    しかし、こちらはお前らがそう考える事などはなからお見通しだ。全車砲撃を許可する!今度は当てていいぞ」 

    隊長『了解!』 

    副隊長『了解です!』 

    ミレイ『こっちも了解!』 


    澤梓「シャーマンの砲塔、こっち向いてるよ!みんな注意して!」 

    優季「大丈夫大丈夫」 

    あゆみ「ファイアフライ以外は当たらないもんね」 

    あや「突っ込め突っ込めー!」 

    桂利奈「あいあいあい!」 

    澤梓「ちょ、ちょっとみんな!」


    42: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:01:37.55 ID:vqFUST3lo

    ドカーンッ 


    澤梓「うわっ!」 

    優季「きゃあああ」 

    あゆみ「当ったじゃん、さっきのは何だったの?」 

    澤梓「もう!油断するからだよ!応戦するよ!」 

    桂利奈「あれ?動かない」 

    あや「もしかして履帯やられたの?」 


    隊長『まずは履帯を攻撃して足を止めて・・・撃て!』 


    桂利奈『うわーきた!』 


    ドカーンッ! 


    シュパッ 

    審判『大洗女子学園、M3中戦車リー、走行不能』 


    沙織『ウサギさんチームがやられたって!』 

    みほ『さっきと砲撃の質が全然違う・・・これって』


    43: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:06:12.64 ID:vqFUST3lo

    副隊長『流石です隊長!よーし私達もやるぞ!』 

    各女子生徒『おーっ!』 


    ドンッ  ドンッ  ドンッ 


    ナカジマ「うわぁ、凄い砲撃、届かないどころか的確に履帯狙ってきてるよ」 

    ツチヤ「ドリフトで避けきってやる!」 


    コモヨ「こんなの避けきれないよソドコ!」 

    ソドコ「風紀委員の腕の見せ所よコモヨ、全部避けなさい!」 


    ドンッ 


    ソドコ&コモヨ「うわああああ」 



    ルルーシュ「試合経験はないとはいえ、3年間も毎週授業で練習してきたんだ。流石にスザクやカレン程ではないが 
    砲撃、走行技術に関して先輩達はかなり高いレベルにある。ボーンチームのニーナ以外は相手を仕留める可能性があるという事 
    ファイアフライ1輌だけが戦力だと勘違いした時点でお前達の負けだ」


    44: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:10:27.34 ID:vqFUST3lo

    優花理「このままではみんなやられてしまいます!」 

    華「さっきの砲撃はわざと外してたんですね、私達を油断させる為に」 

    みほ「でも結果的にごく自然な形でこちらが劣勢になりました!」 『各車、モクモク作戦を使って森まで撤退します!』 

    キャプテン『了解です!モクモク開始!』 



    ルルーシュ『こうなればもう時間の問題だな。スザクがルノーを討てば6対5、数の上でもこちらが勝る』 

    スザク『よし、この距離なら外しようがない』 


    プシュー   プシュー   プシュー 


    スザク『え?』 

    ルルーシュ『ん?』 

    カレン『ちょっと何これ煙幕!?前が全然見えない!』 

    ルルーシュ『ほぅ、こんな策を残していたとは、流石は全国優勝校といったところか』 

    カレン『感心してる場合、この視界の悪さじゃ攻撃できないわよ!』 

    ルルーシュ『落ち着け、攻撃できないのは向こうも同じだ。恐らくこの隙に一度撤退し態勢を整えようというのだろう』


    45: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:15:58.37 ID:vqFUST3lo

    隊長『どうするんですか副会長!?』 

    ルルーシュ『(このまま逃がしてまた姿をくらまされると面倒だな、それに戦況は圧倒的にこちらが優位。ならば)』 

    スザク『ルルーシュ、指示を!』 

    ルルーシュ『ナイト、ルーク、ビショップ、ボーンの4チームは高地を下り大洗を追撃!キングとクイーンはここに待機し援護に回る 
    恐らく敵は見通しの悪い森林地帯へと逃げ込み分散するだろう。こちらも分散し追撃にあたれ、敵の位置情報は随時報告』 

    隊長『イエス・ユア・ハイネス!』 

    副隊長『イエス・ユア・ハイネス!』 

    ルルーシュ『・・・それは止めてください』 

    ミレイ「よーし、行くわよカレン!」 

    カレン「(全くしょーがないわねぇ)」 



    優花里「西住殿の言う通り、4輌こちらを追撃にきました!」 

    みほ「やっぱり全車では来ないか」 

    沙織「もう1輌は丘の上でフラッグ車を守ってるみたい」


    46: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:22:04.82 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ『ん?おいどうしたスザク?』 

    スザク『僕達は援護に回るんだろ?だったら、森に入られる前に1輌だけでも』 

    ルルーシュ『この視界の悪さじゃ無理だ、他の4輌に任せておけば』 


    ドンッ!! 


    ソドコ「へ?」 


    ドカーーンッ!! 


    ソドコ「キャー!!」 

    コモヨ&パゾミ「うわああ」 


    シュパッ! 


    審判『大洗女子学園、ルノーB1 bis走行不能!』 


    ルルーシュ『なっ・・・・・相変わらず非常識な奴だ』


    47: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:28:49.30 ID:vqFUST3lo

    沙織「カモさんチームがやられちゃったって!」 

    みほ「こんなに視界が悪い中で当てるなんて・・・」 『各車、モクモク作戦実行中ですがジグザクに走行してください!ファイアフライが狙ってます!』 

    華「これでこちらは残り5輌です。相手は6輌」 

    みほ「追撃部隊は4輌、森に入ればこちらが有利だし大丈夫!今は一刻も早くファイアフライの射程から外れることを考えましょう」 

    麻子「少々飛ばすぞ」 

    みほ「お願いします!」 



    隊長『逃がすか―!』 

    副隊長『追え追えー!』 

    シャーリー『ちょっとスピード出しすぎですよ先輩!』 

    カレン『私から逃げ切れると思ってるのかしら!』 

    ミレイ『カレン、キャラ変わってない?』 



    ルルーシュ「各車森に入ったか。条件は全てクリアされた、後は1輌ずつ料理していくだけだ」


    48: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:36:26.88 ID:vqFUST3lo

    みほ『各車予定通り分散し、相手をキルゾーンまで誘導してください!カメさんカバさん準備は大丈夫ですか?』 

    エルヴィン『言うに及ばず!』 

    角谷杏『こっちも準備万端だよぉ』 



    ミレイ『敵が分かれていくわ、ルルーシュの言ってた通りね』 

    カレン『私達はⅣ号を追うわ!』 

    隊長『じゃあ私達はポルシェティーガで!』 

    副隊長『我々は八九式を!』 

    シャーリー『え?じゃ、じゃあ私達も会長と同じやつを!』 



    ----- 
    -- 



    カレン『逃がすかぁ!!!』 

    麻子『速い、追いつかれる。きつめに行くぞ』


    49: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:42:10.57 ID:vqFUST3lo

    沙織『ちょっと麻子、これ以上きつめってどうなっちゃうの!?』 


    グワンッ  グワンッ 


    沙織『ちょーっと急に曲がりすぎ!曲がるなら曲がるって言ってから曲がって!』 

    麻子『こうでもしないと追いつかれる』 


    カレン『クソッ、何なのよあの戦車の操縦手は!全然追いつけない!』 



    シャーリー『どっちもいなくなっちゃった・・・早すぎるよ』 


    ---- 
    -- 



    ルルーシュ『各車、敵の位置情報を送れ』 

    ミレイ『こちらナイトチーム。えーっと、現在d3から間もなくd4地点。Ⅳ号を追撃中』 

    隊長『こちらビショップ、只今a4地点走行中、ポルシェティーガを追撃しています』


    50: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:48:40.08 ID:vqFUST3lo

    副隊長『こちらルークチーム、現在f4地点走行中!敵戦車左折した為これよりe4地点へ移動します!八九式追撃中』 

    シャーリー『こちらボーンチーム、えーっと・・・・・何処にいるのか分かるニーナ?』 

    ニーナ『分からない・・・』 

    ルルーシュ『ナイトはⅣ号の追撃を中止しe4へと移動しルークと共に八九式を挟撃。ビショップはそのまま追撃 
    a5地点へ入ったら例の木を砲撃、相手の進路を阻め』 

    ミレイ『りょーかい!』 

    隊長『イエス・ユア・ハイネス!』 

    副隊長『イエス・ユア・ハイネス!』 



    麻子「どうやら諦めたようだな、西の方へ進路を変えたぞ」 

    沙織「さっきまであんなにしつこかったのにねぇ」 

    みほ「西・・・」  !?  『アヒルさんチーム進路を変えてください!正面から敵が来ます!』 


    キャプテン『りょ、りょーかいしました!』 

    副隊長『こちらルーク、八九式再度進路を東へ変えe5へと向かっています!』 

    ルルーシュ『ナイトはd7へ、迂回してもう一度囲め』


    51: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 17:49:41.62 ID:vqFUST3lo

    キャプテン『西住隊長、この後はどうしたら!?』 

    みほ『そのまま走行しカバさんが待機しているK2地点まで相手を引き寄せてください!』 

    キャプテン『了解しました!』 


    隊長『間もなくa5地点!例の木ってのは・・・あれだな!よーし、あの木目がけて砲撃!』 

    女子砲手『イエス・マイ・ロード!』 


    ドンッ 


    ナカジマ「ん?何処撃ってんだろうあのシャーマン?珍しくとんでもないとこ撃ったぞ今」 

    ホシノ「まずい、前、前!!」 

    ナカジマ「うわっ、木が倒れる!」 

    ツチヤ「これは無理だ、急ブレーキ!!」 


    キキーッ 


    ホシノ「ふぅ、間一髪・・・ってこれ逃げ場ないね」 

    ナカジマ「砲塔旋回、急げー!!」


    52: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:07:00.91 ID:vqFUST3lo

    隊長「敵が砲塔をこちらに向ける前に勝負をつけるぞ、撃てー!!」 

    女子砲手B「イエス・マイ・ロード!!」 


    ドカーーンッ 


    隊長「うわああああ」 

    女子砲手B「きゃあああ」 


    シュパッ! 


    審判「アッシュフォード学園、M4シャーマン、走行不能!」 


    隊長「ぐぇぇぇ記念すべき初被弾・・・いったい誰が?」 

    女子砲手B「あんなところにⅣ号が!」 

    隊長「Ⅳ号が何であんなところにいるんだ?でもまぁいいか、Ⅳ号って言ったら車長はあの西住流だぞ! 
    西住流に撃破されるなら本望だよ!」 

    女子砲手B「何か試合って感じしますよね!」 


    みほ「ふぅ、やっぱり援護にきといて良かった」


    53: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:08:24.41 ID:vqFUST3lo

    ナカジマ「はぁ、助かった」 

    ホシノ「アンコウチームが来なかったら確実にやられてたね」 


    優花里「まさか木を倒して進路を塞ぐなんて」 

    みほ「相手の隊長さん、やっぱりただ者じゃないね」 

    沙織「でもちょっと強引すぎ!これじゃ森林破壊だよ」 

    みほ「でもこれは使える・・・」 





    おりょう「車長、アヒルさんまだ?」 

    カエサル「うーん、そろそろのはずなんだけどな」 

    エルヴィン『アヒルさん、後どれくらいでつきそうですか?』 


    キャプテン『もう少しでつきます!後2分くらい!』 


    エルヴィン「後2分くらいだそうだ、準備は良いな!」 

    左衛門佐「あれ?」


    54: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:09:24.46 ID:vqFUST3lo

    エルヴィン「どうした?」 

    左衛門佐「あれってシャーマンじゃないか?ほら、あそこ」 

    エルヴィン「本当だ、シャーマンだ!でも八九式はまだ来てないし、後2分くらいかかるんだろ?」 

    カエサル「恐らく別の車輌だ、撃つか!?」 

    左衛門佐「うーん・・・自信ない」 

    おりょう「流石に遠いぜよ、外したらこっちの位置が相手にバレるし危険じゃないか?」 

    カエサル「それもそうだな、とりあえずこの事を西住隊長に報告だ!」 

    エルヴィン『隊長殿、こちら南南西に八九式を追っているものとは別の異様に速いシャーマンを確認しました! 
    このまま行くと真っ直ぐアヒルさんチームと出くわす可能性があります』 



    麻子「異様に早い・・・さっきまでこっちを追いかけてたあれか」 

    みほ『分かりました!K2地点での待ち伏せを中止します、アヒルさんは西へ進路を変えてください 
    M37地点で我々と合流します。カバさんチームは次のキルゾーン、K5地点へ移動してください』 


    キャプテン『分かりました!』 

    エルヴィン『心得た!』


    55: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:14:22.58 ID:vqFUST3lo

    副隊長『こちらルーク、八九式また進路を変えて今度は西へ移動!』 

    カレン『はぁ!?あと少しで挟み撃ちできたのに!』 

    ルルーシュ「・・・・先程も同じだったな、こちらが挟撃を試みようとするとそれを察知したかのように直後に回避行動 
    ビショップによる策でポルシェティーガを追いつめるも、まるでそれを分かっていたかのようにⅣ号が援護に回る」 

    C.C「偶然か?」 

    ルルーシュ「偶然で3度も俺の策を読まれてたまるか、どうやら俺は相手を甘く見すぎていたようだ。 
    恐らく連中がこの森へ逃げ込んだのも偶然ではなく必然だろう。俺達は追撃してきたんじゃない、追撃させられたんだ」 

    C.C「追撃させられた?」 

    ルルーシュ「森に入ってからヘッツァーは勿論さっきまでいた三突の位置がまるで掴めていない。思えば一番最初に森に入ったのは三突だった 
    恐らく何処かに身を潜めているんだろう。その他の車輌はそこへ俺達をおびき寄せる為のいわば囮だ」 

    C.C「それでさっきから逃げ回っているというわけか。まぁ八九式じゃ相手がシャーマンでは逃げ回るしか手はないが」 

    ルルーシュ「それにわざわざマークを外してやったⅣ号がいつまでも森の中にいるのも不自然だ。反撃に転ずるのであれば 
    俺達をまいた後は森を抜け態勢を立て直すべきだ。にも関わらずいつまでも森の中をウロウロ。三突とヘッツァーによる 
    待ち伏せ砲撃を狙っている良い証拠だ。この森の中は奴等のキルゾーンで溢れているはずだ」 

    C.C「どうするんだ?」 

    ルルーシュ「奴らのキルゾーンなど全てお見通しだ。逆の立場だった場合、俺が三突やヘッツァーを潜ませるであろうポイントは全部で9つ 
    ここを避けて通ればいい。フハハハ、ようやく面白くなってきたぞ、西住みほとかいったかな?頼りなさそうな顔してなかなかやるじゃないか」


    56: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:17:33.18 ID:vqFUST3lo

    ルルーシュ『ルークはそのまま八九式を追撃、恐らくⅣ号と合流するつもりだろう。ボーンはc5へ』 

    シャーリー『りょ、りょーかい!c5です、行けますか!』 

    女子操縦手「任せてください!」 

    C.C「ボーンチームで大丈夫なのか?」 

    ルルーシュ「森の中にいるのはみんな同じ車輌なんだ、どの車輌が当りか外れかなんて分からないだろう 
    Ⅳ号と八九式の合流を阻止するだけならボーンで十分」 

    ミレイ『ルルーシュ、私達は!?』 

    ルルーシュ『敵がルークとボーンに集中している隙にナイトはキルゾーンを1つずつ潰せ!敵を発見したら撃破しろ! 
    俺の読みでは9つの内の1つに必ずフラッグ車であるヘッツァーがいるはずだ』 

    ミレイ『了解!』 

    カレン『よーし今度こそ!』 



    沙織「みぽりん、南西にシャーマン1輌!」 

    みほ『この状況での合流は危険です、合流を中止しアヒルさんチームは敵を引き付けつつ単独でK5へ向かってください』 


    ルルーシュ『よし、合流は阻止。ルークは八九式の追撃を中止!反転しボーンと共にc5にいるⅣ号を叩け』


    58: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:19:59.20 ID:vqFUST3lo

    みほ「シャーマンが2輌こっちに来た!」 

    沙織「どうするのぉ?」 

    みほ「麻子さん、このまま2輌をK6地点まで誘導してください!相手の砲撃が脅威なので、できるだけジグザクに」 

    麻子「分かった」 


    副隊長『Ⅳ号、a7地点へ向かっています!』 

    ルルーシュ『追撃を中止!その先は恐らくキルゾーンだ。しかし、そこにわざわざおびき寄せようとするという事は 
    そこに三突、或はヘッツァーのどちらかがいると言っているようなものだ。ナイトチーム、キルゾーンはいくつ潰した?』 

    カレン『今ようやく2個目よ!ここにも敵はいないみたい』 

    ルルーシュ『至急a7へ向かえ、確実に当りだ』 

    カレン『りょーかい!』 

    C.C「ポルシェティーガと合流しようとしてるのかもしれないぞ?」 

    ルルーシュ「ポルシェティーガは足が遅い。木が進路を塞いでいる以上、あの機体が迂回しa7へ到達するには 
    後10分以上は時間を要する。つまり合流ではなく、キルゾーンへの誘導の可能性が高い」 


    みほ「追撃を中止した・・・」


    59: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:25:20.23 ID:vqFUST3lo

    華「増援を待っているんでしょうか?」 

    みほ「1輌に対して向こうは2輌、増援を待つにしては不自然すぎる・・・」 

    優花里「じゃあ何で急に追撃を中止したんでしょうか?」 

    沙織「もしかして燃料切れ?」 

    麻子「どう考えてもそんなに走ってないだろ」 

    みほ「・・・もしかして!」   『カメさんチーム、至急K6地点を離脱してください!』 

    河嶋桃『なにぃ!?何故だ!?せっかく巧妙なカモフラージュを施したというのに!』 

    みほ『シャーマンが1輌そちらへ向かっています!直ちに離脱してください!』 

    河嶋桃『敵が来ているなら寧ろ好都合だろ!その為に我々はここで待ち伏せていたんだぞ!?』 

    みほ『恐らくキルゾーンの場所を相手は分かった上で行動しています、そこにいるのは危険です』 

    河嶋桃『分かってるって、どうして?』 

    角谷杏『とにかく離脱が先みたいだね。小山ぁ』 

    小山柚子『はい!西住さんが言うんだから間違いないよ桃ちゃん!』 

    河嶋桃『まぁそれもそうだな、戦術的退却!』


    60: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:30:39.34 ID:vqFUST3lo

    カレン『こちらナイト、間もなくa7につくわ!』 

    ルルーシュ『敵がいるであろうポイントはメールで添付した地図に記された通りだ。到着し次第そのポイント目がけて砲撃しろ』 

    カレン『ついたわ!』 

    ミレイ『よーし、撃てー!!』 

    ルルーシュ『これで、チェックだ』 


    ドンッ   ドンッ   ドンッ 


    ・・・・・・・・・・・・シーンッ 


    ミレイ『あれ?』 

    ルルーシュ「何故だ、何故白旗判定のアナウンスが流れない」 

    カレン『ちょっとどういう事、敵なんて何処にもいないわよ!』 

    ルルーシュ『そんなはずは・・・』 

    シャーリー「ルル、前からアンコウのイラストが描いてある戦車がこっち来たよ!」 

    ルルーシュ『フン、シャーマン2輌に突っ込んでくるとはいい度胸だ』 

    副隊長『よーし、前方Ⅳ号へ砲撃用意!』


    61: ◆B/3uoJfB4Y 2016/01/14(木) 18:33:31.51 ID:vqFUST3lo

    シャーリー「よーし、私達も撃つぞぉ!」 

    ルルーシュ「・・・いや違う、これは罠だ!」 『撤退だ!直ちに撤退しろ!!』 

    副隊長『え?は、はい!』 

    C.C「どういう事だ、相手は1輌だぞ?」 

    ルルーシュ「あれからちょうど10分だ」 

    C.C「ん?」 


    女子装填手『何で撤退なんでしょうか?相手が西住流とはいえシャーマン2輌なら』 

    副隊長『きっとあれだ!』 

    女子装填手『へ?・・・わっ、いつの間にポルシェティーガが合流してる、しかもさっきまで追いかけてた八九式まで!』 

    ルルーシュ『それだけじゃない』 

    女子装填手『へ?』 

    副隊長『うわ、三突にヘッツァー!!いつの間に』 

    C.C「なるほど、あのまま応戦していたら全車で包囲されていたというわけか」



    【ルルーシュ「戦車道?」】の続きを読む

    1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:07:54.791 ID:odnNm48AM.net

    岡部「な、何を言ってるんだまゆり?」 

    まゆり「まゆしぃは知ってるのです。オカリンがまゆしぃを助けてくれてることを」 

    岡部「どうしてそれを……! 俺がタイムリープしてるとこを見たのか?」 

    まゆり「ううん、まゆしぃには分かるんだ。オカリンのやってることが」


    2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:09:31.657 ID:odnNm48AM.net

    岡部「でもそれでどうして俺が人質になるんだ?」 

    まゆり「えー、分かんないの?」 

    岡部「大体お前は俺の人質だ。俺が守ってやってるのだ」 

    まゆり「その考えがおかしいと思うのです」 

    岡部「何故だ!?」



    5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:11:59.887 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「オカリンはおバカさんなんだから……。仕方ないからまゆしぃから言うね」 

    岡部「おい、まゆり、どうしたんだ?」 

    まゆり「どうしたって、まゆしぃはまゆしぃなのです」 

    岡部「もしかして鈴羽が言ってたSERNの洗脳か?」 

    まゆり「ねえオカリン、わけわからないこといってないでまゆしぃの話を聞いてほしいのです」



    6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:14:18.732 ID:odnNm48AM.net

    岡部「ああ、すまない」 

    まゆり「まゆしぃ、さっきオカリンの考え方が間違ってると言ったよね?」 

    岡部「そうだな」 

    まゆり「まったくその通りなのです。まゆしぃはオカリンの人質だから守ってあげるとか意味不明なのです」 

    岡部「どういうことだ?」 

    まゆり「オカリンはまゆしぃを守って死んでしまったのです」



    7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:16:20.049 ID:odnNm48AM.net

    岡部「は?」 

    まゆり「そのままの意味だよ。オカリンは死んじゃったの」 

    まゆり「まゆしぃはオカリンの人質だけど人質じゃないのです」 

    岡部「さっきから言ってることが支離滅裂だ。大体俺は生きてるぞ」 

    まゆり「分かってないなぁ……」



    8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:20:07.853 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「今はまゆしぃはオカリンの人質ではない。オカリンがまゆしぃの人質なのです」 

    岡部「何故だ?」 

    まゆり「そもそも守るという行為自体立場が下の者が上のものにする行為だよ」 

    岡部「違う。お前は俺の人質だから俺から離れる権利がないのだ」 

    まゆり「もしそうならオカリンは本当に大バカさんだね。道路に飛び出た蟻さんをを追いかけて車に轢かれちゃったのと同じくらいアホなのです」



    9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:21:38.041 ID:odnNm48AM.net

    岡部「何とでも言うがよい」 

    まゆり「ねえ、オカリンって古墳って知ってる?」 

    岡部「当たり前だ」 

    まゆり「古墳は偉い人の墓だよね~」 

    岡部「そうだ。その当時の権力者の墓だ」



    10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:22:52.049 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「じゃあ、殉死って知ってる?」 

    岡部「ああ」 

    まゆり「この古墳の中には殉死した奴隷さんや部下さんの死体も埋もれてるらしいのです」 

    まゆり「今のオカリンはその奴隷さんや部下さんと同じなのです」



    11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:25:44.759 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「正確に言うと少し違う、かな。オカリンの死体はお隣の古墳、まゆしぃのお墓は今作ってる古墳なのです」 

    岡部「例えがどんどん意味不明になってるぞ」 

    まゆり「そもそも、まゆしぃはオカリンの人質になった覚えはないのです」 

    岡部「は?」 

    まゆり「そうだよ。まゆしぃはそもそもオカリンの人質ではないのです」



    12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:27:45.412 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「まゆしぃはオカリンじゃなくて、鳳凰院凶真の人質なのです」 

    岡部「ほ……鳳凰院凶真?」 

    まゆり「鳳凰院凶真はもういない。死んじゃった」 

    岡部「……」 

    まゆり「今のオカリンは鳳凰院凶真に似た別人なのです」



    13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:29:25.459 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「まゆしぃの虜になった奴隷、ただそれだけなのです」 

    岡部「おい、まゆり……」 

    まゆり「奴隷さんは王さまが死んだら殉死するんだよね?」 

    岡部「俺は違う……」 

    まゆり「違わないのです」 

    岡部「俺にはタイムリープマシンが……」



    14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:31:08.067 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「え? そんなもの、無いよ?」 

    岡部「!!」 

    まゆり「唐揚げチンしたら壊れちゃったのです」 

    岡部「お前、何てことを!」 

    まゆり「しょうがないのです。これもシュタインズゲートの選択ってやつなのです」



    15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:32:56.213 ID:odnNm48AM.net

    岡部「そんな!」 

    まゆり「うん。壊れないはずの電話レンジはもう壊れちゃった。出遅れなやです」 

    岡部「そんなものシュタインズゲートの選択では、ない!」 

    まゆり「ほら、こういうとこが鳳凰院凶真とはちがうの」 

    岡部「そんなことはどうだっていい! 逃げるぞ! まゆり!」 

    まゆり「分かったよ。オカリン。地下鉄に行けばいいんだよね?」



    16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:36:02.075 ID:odnNm48AM.net

    地下鉄丸ノ内線新御茶ノ水駅駅 

    岡部「あの時以来だな」 

    まゆり「まゆしぃは覚えてないのです」 

    岡部(思えば鈴羽の思いで、フェイリスの父を犠牲にした) 

    岡部(しかし、ルカ子の性別までは犠牲にできない。もうこんなの俺が耐えられない!) 

    まゆり「ねえ、オカリン、どうしたの? もうすぐ電車来るよ?」 

    岡部「う、うん……」



    17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:38:37.439 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「あのね、オカリン、まゆしぃは、鳳凰院凶真じゃないオカリンも、好きだよ」 

    岡部「……」 

    まゆり「まゆしぃのことしか考えてなくて、必死で……。まゆしぃは嬉しいです」 

    まゆり「もうすぐ時間だね……。まゆしぃとオカリンが、離れ離れになるかどうかはオカリンの気持ち次第だけど」 

    まゆり「まゆしぃは行っちゃうのです」



    18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:40:24.485 ID:odnNm48AM.net

    岡部「なあまゆり」 

    まゆり「ん? どうしたの、オカリン?」 

    岡部「電話レンジが壊れたってことは、世界線にイレギュラーが起きたってことだよな?」 

    まゆり「そうかもね。電話レンジの方がイレギュラーだとおもうけど」 

    岡部「もしかしたら、お前は死なないかもしれない」



    21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:42:17.796 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「オカリン、もういいんだよ」 

    岡部「良くない……」 

    まゆり「希望を振りかざしても無意味なんだよ。この世界は未来まで全て決まっちゃってるんだもん」 

    まゆり「希望は、無意味なんだよ。いつでもどこでもどの世界でも……」 

    岡部「うう……」



    23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:44:43.558 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「じゃあね、人質さん」 

    岡部「何故諦める! お前は死なないかもしれない!」 

    まゆり「ううん、まゆしぃはオカリンと一緒に居たいけど無理なんだ」 

    まゆり「オカリン、知ってる? 古墳に奴隷さんが埋められたの、最初だけなんだ」 

    岡部「まゆり!」



    24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:46:21.281 ID:odnNm48AM.net

    まゆり「後の方の古墳では、お人形さんが代わりに埋められてるの」 

    まゆり「オカリンが本当に未来を見て、希望を信じてるのなら」 

    まゆり「死んじゃ、だめだよ!」 

    岡部「まゆり!」 

    綯「まゆりお姉ちゃん!」



    25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:48:38.425 ID:odnNm48AM.net

    ドカッ 

    綯「!!」 

    まゆり「じゃあね、オカリン。こんにちは、鳳凰院……」 

    岡部「まゆりー!」 

    電車「プーン!」ガタンガタン 

    ------------------------------------------------------------ 

    Crying sky 

    End



    26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:52:58.070 ID:odnNm48AM.net

    最初から殉死エンドのつもりで書いた 
    すまんの



    28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:56:49.852 ID:odnNm48AM.net

    オマケ 

    ダル「オカリン、まゆ氏、どうしたんだろう?」 

    フェイリス「フェイリスは分からないニャ」 

    ルカ子「牧瀬さんも見ませんね」 

    ダル「おい、みんな! 大変だお! 電車止まってる!」 

    フェイリス「ニャニャ!」 

    ダル「今日もラボ泊まりなのは明日もコミマあるし分かってるけど」



    30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 16:58:36.877 ID:odnNm48AM.net

    ダル「ヤバくね?」 

    フェイリス「テロ予告らしいニャ……」 

    ルカ子「何てことを……」 

    ダル「これ、全部秋葉原通ってるお」 

    フェイリス「ということは、秋葉原駅にテロ予告があったことかニャ?」



    31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:04:08.582 ID:odnNm48AM.net

    ダル「今日は災難続きだお。オカリンはリア充になるわ電話レンジは壊れるわ電車止まるわ酷いお」 

    ダル「でもフェイリスたんといっしょなのは幸せだお」 

    フェイリス「それは嬉しいニャ」



    32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:07:56.576 ID:odnNm48AM.net

    電話レンジ破壊→襲撃フラグOFF、クリス拉致はON 

    フェイリス「でも電話レンジは残念ニャ。ラボメンのみんなにも伝えたけどみんな悲しがってるニャ」 

    ダル「オカリンには伝えたん?」 

    フェイリス「痛いところ突くニャ。ダルニャンは」 

    ダル「もしかしてまだ?」 

    フェイリス「凶真は自分の目で見るべきだと思ったのニャ。しかもマユシィが壊したとなると……」



    33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:09:40.333 ID:odnNm48AM.net

    ルカ子「あ、地下鉄も止まってるよ」 

    ダル「地下鉄って、秋葉原通ってるから全部止まるっしょ?」 

    ルカ子「でも、これ、秋葉原通ってないのに……」 

    フェイリス「見てみるニャ」



    34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:12:35.914 ID:odnNm48AM.net

    ダル「人身事故だと?」 

    ルカ子「二人死亡……」 

    フェイリス「何か嫌な予感がするニャ」 

    ダル「@ちゃんで見てみるお」



    35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:15:46.293 ID:odnNm48AM.net

    ルカ子「テロばっかですね」 

    ダル「あったお。新御茶ノ水で人身事故、小学生が線路に押し込み二人死亡」 

    フェイリス「グロ画像ありそうで怖いニャ」



    36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:21:14.989 ID:odnNm48AM.net

    ダル「オカリンとまゆ氏だ……」 

    ルカ子「そんな……」 

    フェイリス「嘘だニャ……」



    37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:25:16.899 ID:odnNm48AM.net

    終わり 

    結末決めないと書けない



    39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 17:30:54.718 ID:odnNm48AM.net

    読んでくれた人、ありがとうございました

    元スレ:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1463296074/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:45:10.35 ID:fCFFj6id0

    美紀「ああ、ゆき先輩これはですね…替えを濡らしちゃって、穿くものがないんです」 

    ゆき「ほー、なるほどなるほど…」 

    美紀「…?なんですか、その目は」 

    ゆき「いやー、てっきりみーくん、人前であられもない姿をさらすことに快感を覚えるヘンタイなのかと思ってたから」 

    美紀「なっ…失礼ですよ!ていうか、そんな言い回しどこで覚えたんですか」 

    ゆき「まあまあ、それじゃみーくん、わたしの一枚かしてあげようか?余ってるし」 

    美紀「大丈夫です。これはこれで涼しくていいので」 

    ゆき「やっぱみーくん、ヘンタイだね~」ウププ 

    美紀「ヘンタイじゃありません!」 

    アーダコーダ 






    くるみ「…………なあ、りーさん」 

    悠里「………そうね、たしかに、最近の美紀さんには…少々目に余るところがあるわね」 

    くるみ「ああ…まさかパンツさえ穿かなくなるとは思わなかったからな…」


    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:46:46.81 ID:fCFFj6id0

    悠里「下着一枚で闊歩してるのを最初に見たときはわたしもびっくりしたけど…今の時代そういうライフスタイルもあるのかも、と自分を納得させようとしたわね」 

    くるみ「さも当然って感じで歩いてたからな」 

    くるみ「けど…確かそれから1週間後くらいだよな、美紀がパンツすら脱ぎ捨てたのは」 

    悠里「正直、夢でも見てるのかと一瞬自分の精神を疑ったわ」 

    くるみ「あたしも、とうとう幻覚まで見るようになったかと…なんせ、屈んだら…その……まる見え…だったし、なあ…」 

    悠里「その時に問いただしてれば良かったのだけれど…何て声をかけていいかわからなくて、結局なし崩し的に見て見ぬ振りをすることになってしまったのよね…」 

    くるみ「あいつ、当たり前みたいに堂々としてるから、こっちが間違ってるんじゃないかって気になってくるんだよな…」 

    悠里「やっぱり、美紀さんが穿いてないのって…その……性的嗜好、ということ…なのかしら」 

    くるみ「それは間違いないぜ。ああ見えて、わざとあたし達に見せつけるように屈んだり服はたいたりしてるし」


    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:49:27.95 ID:fCFFj6id0

    悠里「最近わかってきたけれど…美紀さん、相当、そうね、……すごい、わね」 

    くるみ「ああ、なんていうか…すごいな……ここ最近、あいつ、蒲団の中で、その……、ひとりで…してるんだ。それも、夜中の2時くらいまで」 

    悠里「2時…ということは、床についてから3時間くらい、その…してるってこと?」 

    くるみ「ああ、だろーな。しかも…声がでかいから、おかげで寝付けなくて、ちょっとな…」 

    悠里「ゆきちゃんに気付かれたりは?」 

    くるみ「たぶんだけど、今のとこ大丈夫。今後はわかんないけどな」 

    悠里「早急に手を打ったほうがよさそうね…」


    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:52:30.51 ID:fCFFj6id0

    くるみ「しかも夜中にそんだけしといて、他のところでもちょくちょく…、してる…っぽいし」 

    悠里「そうね…美紀さん、このところ…その、アレ特有の臭いが鼻につくのよね」 

    くるみ「そうか、あの饐えた臭いはそういうアレだったってのか……実際に美紀が、その…してるとこを見たことはあるのか?」 

    悠里「今のところ無いわ…でも心当たりはあるわね。美紀さんがシャワーを浴びたあと、いつもシャンプーの容器が妙にねとついてるとは思ってたけれど」 

    くるみ「まさか…」 

    悠里「明らかにシャンプーやリンスとは違う感じがしたし、臭いも…その…独特だったわ。…シャンプーの容器で、してると見て間違いないわね。しかも他の人に被害が及ぶぶん悪質よ」 

    くるみ「うげ、あいつの…アレで頭洗ってたのか、あたし…」クンクン 

    悠里「2階の見回りをしてても、ドアノブ式のドアにはだいたい跡があったわ」 

    くるみ「最適なノブを探してるってわけだな……触ってなくてよかった……」 

    くるみ「これは思った以上に深刻な問題かもしれねえな…」


    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:55:46.83 ID:fCFFj6id0

    ゆき「なになに、みーくんの話?」ヒョイ 

    くるみ「うおっ、ゆきかよ…美紀は?」 

    ゆき「疲れたからもう寝るって。最近みーくん寝るのが早いよね~、さみしいよ」 

    くるみ「あ、ああ…」 

    くるみ(今頃盛り上がってんだろうな…) 

    悠里「そう、ゆきちゃん、最近…そうね…美紀さんの様子に変なところは無いかしら?」 

    ゆき「みーくんの…?どうして?」 

    くるみ「いやー、その…べつに深い意味があるわけじゃなくてさ、ちょっと気になってよ」


    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 21:58:21.32 ID:fCFFj6id0

    ゆき「うーん…あ、そういえばみーくん、最近よくついてくるね」 

    悠里「ついてくる?」 

    ゆき「わたしが授業行ってるときも気付いたら外にいたり、野菜の収穫も手伝ってくれたり。昨日もいっしょにシャワー浴びようって言ってきてね~」 

    くるみ「!!ゆき…美紀とふたりでシャワー浴びたってのか…?」 

    ゆき「?うん、そうだよ?」 

    悠里「その時の美紀さんはどんな様子だったかしら?」 

    ゆき「どんなって言われても…うーん、しいて言えばいつもよりテンション高かったような…?わたしの体を洗ってくれたりね、髪までシャンプーしてくれたり」 

    ゆき「とくにねー、『こうしたほうが泡立ちますから』って言ってね、おまたに石鹸の泡つけて洗ってくれたときはもう、動きがおもしろくて笑っちゃったよ」プププ 

    くるみ「」 

    悠里「」


    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:01:28.92 ID:fCFFj6id0

    ゆき「…?ふたりともどうしたの、その顔…?」 

    くるみ「……はっ!あぶねえ、持ってかれるとこだった…」 

    悠里「もうわかったわ、ゆきちゃん。このことは美紀さんには秘密よ?」 

    ゆき「はーい、おやすみー」 



    くるみ「甘かった…」 

    悠里「ここまでとはね…もはや一刻の猶予も許されないわ…」 

    くるみ「このままじゃ…ゆきが襲われるのは時間の問題…」 

    悠里「わたし達の身も危ないわ…」 

    悠里「とはいえ、まだ対策を立てるには情報が少なすぎる。まずは事態の把握に努めましょう」 

    くるみ「そうだな、ひとまず明日は美紀の監視…あいつが何をしてるのか、調査だな」


    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:04:14.31 ID:fCFFj6id0

    … 


    ゆき「すぴー」 

    悠里「zzz」 

    美紀「………ん、っ……………、、、ふっ…!……ぁ………ゆき、せんぱい…っ…………」クチュクチュ 

    くるみ(……きょうは一段と盛り上がってるみたいだな………平然と眠るりーさん…流石だ………) 




    10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:07:13.58 ID:fCFFj6id0

    ゆき「ごちそうさまーっ」 

    美紀「ゆき先輩、きょうはおかわりしないんですか…?おかわりはまだありますけど…」 

    ゆき「ふっふっふ…みーくん、甘いよ。そんな罠には引っかからないんだからねっ!」ズビシッ 

    美紀「わ、罠…?」 

    ゆき「いつもおいしいご飯を食べさせられるおかげで、わたし1キロも太っちゃったんだから…!これはもうインボーだよ、学園生活部の恐るべきハニートラップだよ…!」 

    美紀「は、ハニートラップではないと思いますけど…そもそもゆき先輩は食べても体を動かさないじゃないですか」 

    ゆき「うっ、心外な…これでもわたしは日々過酷な授業を耐え抜いて…」 

    美紀「寝てるだけですよね」 

    ゆき「うぐぅ」


    12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:10:27.58 ID:fCFFj6id0

    ゆき「でも!みんなだってそんなに運動してるわけじゃないじゃん…!」 

    くるみ「そうか?りーさんは園芸部の手伝いしてるし、あたしは陸上部…いや、趣味で走ってるしな。美紀だって…あ、いや、えーと」 

    美紀「?」 

    くるみ「えっと…」 

    悠里「美紀さんだって太郎丸の世話なんかで動いてるしね。ゆきちゃんも、もっと動いたほうがいいわよ」 

    ゆき「うぅぅ、みんなしてわたしをニートみたいに……」 

    美紀「そこまでは言ってないですけど」


    13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:13:21.25 ID:fCFFj6id0

    ゆき「決めた!これから一日廊下100往復はするからね…!そしてみーくんの丈槍由紀肥満化計画を阻止してやるんだから…!」 

    美紀「そんな計画は無いですし、ゆき先輩がそんな運動を続けられるとは思えません」 

    くるみ「無理しても体痛めるだけだし、まずは軽めのストレッチとかやったほうがいいんじゃないか?」 

    ゆき「うるさい、わたしはやるからね!今に見返してやるから!」ダッダッダ 

    美紀「行ってしまいましたね…ゆき先輩、心配です」 

    くるみ「てか、授業は大丈夫なのかよ、あいつ」 

    悠里「まあ、めぐねえも付いてることだし、無茶はしないと思うわ」 

    美紀「だといいんですけど…」 

    美紀「…それじゃわたしも、見回り行ってきます」ガラガラ 



    くるみ「…りーさん、フォロー、ありがと」 

    悠里「いえ、お互いさまよ」 

    くるみ(危ねえ…『美紀は毎晩蒲団でエネルギーを浪費しているので太りません』なんて言えるわけないよな……)


    14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:16:22.40 ID:fCFFj6id0

    悠里「それにしても…、驚いたわね」 

    くるみ「ああ、ついに下着だけになるとは…しかも、スポブラも結構ゆるめだったし…」 

    悠里「何度か見えたわよ」 

    くるみ「完全に痴女じゃねーか…」 

    くるみ「あれは…本人としちゃ、少しずつ段階踏んで、気づかれないようあたし達の目を慣らしてるつもり、なのか…?」 

    悠里「少なくともゆきちゃんには通用してるようね」 

    くるみ「全裸になっても気づかなさそうだな、あいつ…」 


    悠里「…さて、ゆきちゃんが上の階に引き留められてる間に、美紀さんの見張りに入りましょうか」 

    くるみ「おう、軽く見てくっか。ま、朝からいきなりヘンな事してるとも思えないけど」


    15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:19:30.25 ID:fCFFj6id0

    悠里「たしか、美紀さんはいつも西側から見回りをしてたと思うけれど…」 

    くるみ「見たとこいないみたいだな…部屋の中か…?」 

    悠里「待って、あそこ!」 


    (バリケード上) 

    美紀「あっ、……ん、ぁ…!………ふっ、…………んくっ………」グチュグチュ 

    ゾンビ「ォァアア…」 

    ゾンビ「ゥオオオ…」 



    くるみ「」 

    悠里「」 


    16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:22:18.30 ID:fCFFj6id0

    くるみ「あれ…は……」 

    悠里「…見せつけてるようね。ギャラリーに」 


    美紀「あぁっ……んっ!………あぁ、あぁっ、…んんぁっ!!」ビクンビクン 

    ゾンビ「ォオオ…///」 

    ゾンビ「ゥアア…///」 


    悠里「だいぶ気持ちよくなってるみたいね」 

    くるみ「しかし…あんな数のあいつら、初めて見たぞ……?」 

    悠里「軽く10人はいるわ…しかも、どこか喜んでるみたい」 

    くるみ「あいつら、性欲は残ってるのか………まさか、最近この学校にいる数が増えてるのって…」 

    悠里「…可能性はあるわね」 


    美紀「…………ふぅ…」スッ 

    悠里「あっ、降りたわ!隠れて」 

    くるみ「朝からとんでもない事してくれるな…」


    17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:25:17.57 ID:fCFFj6id0

    悠里「屋上に向かったようね」 

    くるみ「りーさんの手伝いじゃねえかな。いないのを怪しまれないといいんだけど」 


    美紀「…」キョロキョロ 


    悠里「誰もいないのを確かめてるわね」 

    くるみ「まさか、ここでもやるってのか…?」 

    悠里「いえ、それは考えにくいわ…さすがに10分と経ってないうちに二度目を行えるとは思えないしね」 

    くるみ「…けど、ちょうど植物の陰になる場所に行ったみたいだぞ…?」 

    悠里「扉側からじゃ見えないわね…扉を開けたら気づかれるし……」 



    ブリッ 



    くるみ「えっ?」 



    ブリッムリミチミチブリッ…プゥー……ブボバッブリブリブリミチムリュッブリュブリュムリムリムリミチブッ、ブリッブリブリブッ………ブブゥーー…… 



    悠里「…………………」 

    くるみ(りーさんが未だかつて見たことない表情になってる…)


    19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:28:14.64 ID:fCFFj6id0

    ボバッ!プスッ…プスゥー---………ボドッ 



    悠里「…くるみ、これ、何の音だと思う?」 

    くるみ「えっ、あー…ちょっと聞いた感じ…その、えーと…トイレ、みたいに聞こえなくもないな」 

    悠里「そうね、そう聞こえなくもないわね。でもここはトイレじゃないし…」 


    「ハァー…ハァー……デテル…オッキイノデテル……」プスゥ…プチプチ…… 


    悠里「………」チャキ 

    くるみ「お、落ち着け!鍬は武器じゃない!」


    20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:31:18.48 ID:fCFFj6id0

    悠里「たしかに…あのスペースの茄子だけ、妙によく育つとは思ってたのよね」 

    くるみ「なるほど…それがあの『肥料』のおかげだった、ってわけか…」 

    悠里「そうね…たしかに糞尿を肥料に使うのは昔から一般的だし、エコな農業として注目を集めていた時期もあったわ。けれど…」 

    くるみ「あれがそういう目的じゃないのは間違いないな…」 


    プスゥ!ブプゥー-----… 


    美紀「ふぅ…きょうのは…70点、ってとこかな」ドキドキ 

    美紀「…さて、急いで埋めないと…」ドサドサ 



    悠里「美紀さん…わたし達の予想を軽々と上回ってくれるわね」 

    くるみ「もしかすると…学園生活部はとんでもない怪物を生んじまったのかもしれないな…」


    21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:34:36.14 ID:fCFFj6id0

    … 

    くるみ(それ以降は、美紀は1~2時間に一回コトをする以外には何もしなかった) 

    悠里「最初にでかいのをぶちかましてくれたけど…それ以降は大人しいわね」 

    くるみ「あ、ああ…」 

    くるみ(りーさん、こんな言葉遣いする人だったっけ…?) 

    悠里「…あ、ゆきちゃんだわ」 


    ミークン、ナンカウンコクサイ 

    ナッ、シツレイデスヨ、センパイ…! 


    悠里「拭いてなかったみたいね」 

    くるみ「むしろ、臭いって言われて興奮してるように見えるな…」 

    悠里「流石ね、美紀さん」


    22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:37:25.97 ID:fCFFj6id0

    くるみ「ゆきは部室に戻ったみたいだな」 

    悠里「…だけど美紀さん、まだ帰る気はないみたいね」 


    美紀「…」スタスタ 


    くるみ「…あそこは…、ゆきの教室か?」 

    悠里「なんだか胸騒ぎがするわね。近寄って覗いてみるわ」


    23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:40:32.52 ID:fCFFj6id0

    くるみ「…スマホを取り出した」 

    悠里「そういえば美紀さん、よくイヤホンで音楽を聴いてるわね…」 

    くるみ「スマホをスピーカーに繋いだぞ」 

    悠里「見たところ、ただの音楽鑑賞だったかしら」 

    くるみ「美紀もさすがに今日一日でしまくったし、もうしないんじゃないか?」 

    悠里「どうやら杞憂だったようね…部室に戻りましょうか」 


    カチッ 


    『みーくん、おはよー!』 


    くるみ「!?」 

    くるみ「こいつは…」 

    悠里「ゆきちゃんの声ね」 

    悠里「そして、おもむろにパンツを刺激しだしたわ」


    24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:43:20.23 ID:fCFFj6id0

    美紀「…ゆき先輩…んっ、ぉは…おはよう、ございま…っす………っっ…」クチュクチュ 

    『みーくん、』『どうしたの?』『顔赤い』『よ?』 

    美紀「…んなっっ……、なんでも…ありっ、、、んふっ………!」 

    『大丈夫?』『調子悪い』『みたい』『だけど…』 

    美紀「だいじょうぶ、ですっ…!」 

    『あれ~?』『みーくん』『ここ』『濡れて』『るよ???』『おもらし』『い???』 

    美紀「やっ……み、見ないで…ください…!」 



    くるみ「」 

    悠里「」


    25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:46:36.61 ID:fCFFj6id0

    『ん~?』『なんか』『変なにおい』『する』『ね』 

    美紀「…………っ!し、しつ…れい、な……」 

    『あ~、』『やっぱり』『みーくん』『おもらし』『して』『る~』 

    美紀「…ぃ、ちがい…ますっ……おもらし、じゃ……」 

    『とりあえず』『拭か』『ないと…』 

    美紀「やっっ!!さ、さわらないで……っっっ!!!」ビクンビクン 

    『??』『みーくん』『ヘン』『だよ?』 

    美紀「あ…あぁっ…!」ジョロ…ジョロジョロジョロ 

    『わっ!!』『み、みーくん』『おしっこ』『出て…』『る…?』 

    美紀「やめ…ゆき、せんっっぱい……、み、みない…で…っっ!!」ジョボッジョボジョボジョボ 



    くるみ「これは…」 

    悠里「…こうなるまで放っておいたわたし達の責任でもあるわ…」


    26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:49:37.20 ID:fCFFj6id0

    『やっ、』『いやっ!』 

    美紀「せんぱいっっ、せんぱいっっっ!!!」ガタンガタン 



    くるみ「どうする…?」 

    悠里「わからないわ…でも、何とかして美紀さんの性欲を発散させないと、このままでは…」 

    くるみ「っつっても、あんな男子中学生も顔負けの…」 


    ゆき「?ふたりとも、どうしたの?」 


    くるみ「!!」


    27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:52:29.20 ID:fCFFj6id0

    悠里「ゆ、ゆきちゃん…静かに……」 

    ゆき「あ、みーくんだ!何してるの?」 

    くるみ(まずい、今の美紀を見られたら……!) 


    美紀「あ、ゆき先輩。どうしたんですか?」 


    くるみ(なっ……今の一瞬で場の片付けと服を完璧に…!?) 

    悠里(なるほど…これまでのサバイバルで培った俊敏性を活かした証拠隠滅ってわけね…)


    28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:56:05.74 ID:fCFFj6id0

    美紀「わたしなら、ちょっと教室を掃除してたところです。ゆき先輩はどうしてこちらに?」 

    ゆき「いやー、りーさんもくるみちゃんも外出してたみたいでさー、暇だったからランニングしてたんだよ!」 

    美紀「ああ、朝の…まだやってたんですね…」 

    ゆき「あたしゃやるよ!」フンス 

    ゆき「…あれ、そういえば今、りーさんとくるみちゃんがいたような…あれ?おかしーな…」 

    美紀「……………………」 


    くるみ「あぶねえ…」 

    悠里「でも、まずいわね…美紀さんに感づかれたかもしれないわ」


    29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 22:58:33.00 ID:fCFFj6id0

    くるみ「直樹美紀…あいつは、学園生活部が生み出した怪物だ…あたし達の手でやらなきゃ…」 

    悠里「やられるのはわたし達のほうね」 

    くるみ「でも、どうするんだよ?美紀に気づかれたかもしれない以上、もう時間はないぞ」 

    悠里「そうね…最初は、わたし達で美紀さんの性欲処理をすればいい程度に考えていたけれど…」 

    くるみ「なっ、あたしはあいつと…その……する気はねえぞ!」 

    悠里「ええ、美紀さんの性欲は底なし沼…うかつに関わっても命を落とすのはこちらね」 

    くるみ「くそっ…せっかくここまでやってきたってのに…ここで終わり、だってのかよ…!」 

    悠里「悪夢ね…」 

    くるみ「ああ、夢ならどんなによかったか…」 

    悠里「………………………………夢、か」 

    くるみ「…………?りーさん?」 

    悠里「……………ひょっとすると、方法があるかもしれないわ」


    30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:01:26.63 ID:fCFFj6id0

    ゆき「はー、運動の後のメシは格別ですな~」ムシャムシャ 

    悠里「………」モグモグ 

    くるみ「………」モグモグ 

    美紀「………」モグモグ 

    ゆき「…?みんな、きょうは静かだね…」 

    くるみ「あ…ああ、ちょっと疲れててな…」 

    美紀「ゆき先輩がいつも元気すぎるんです」 

    ゆき「えへへー」 

    美紀「褒めてません」


    31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:04:34.45 ID:fCFFj6id0

    ゆき「…あれ、みーくん、もう寝るの?」 

    美紀「すいません、きょうは疲れが溜まってるので…」 

    ゆき「そっかー…わたしも今日は運動したし、寝ようかなー」 

    くるみ「あたしらもちょっと用事を済ませたら寝るから、真ん中開けといてくれよ」 

    ゆき「ふぁーい」 

    悠里「おやすみなさい、美紀さん、ゆきちゃん」 

    美紀「おやすみなさい、先輩」 

    ゆき「おやふみー」 



    ゆき「うう…ねむい……」ウトウト 

    ゆき「ぐかー」


    32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:07:32.41 ID:fCFFj6id0

    くるみ「……」ガラガラ 

    悠里「どう、美紀さん…寝てた?」 

    くるみ「ああ、間違いなく寝てたぜ。すごい効き目だな…」 

    悠里「自分用に取っておいた眠剤なのだけど…、使う機会があるとは思わなかったわ」 

    くるみ「ゆきには使ってないんだよな?」 

    悠里「あの子はいつも眠りが深いから。それじゃあ、行くわよ」 

    くるみ「おう」 
      


    33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:11:03.90 ID:fCFFj6id0

    美紀「…………あれ、ここは…?わたし、学校にいたはずじゃ…」 

    ゆき「あ、みーくん、起きたー?」 

    美紀「あ、先輩…ってゆき先輩、な、なんで裸なんですか…!」 

    ゆき「だって暑いんだもん」 

    美紀(ゆ、ゆき先輩…つるつる……) 

    くるみ「おー、美紀も起きたか」 

    悠里「遅いわよ、もう」 

    美紀「…って、先輩がた全員ハダカ…な、なんで……」 

    くるみ「ん、裸がそんなに珍しいか?ほら、美紀も脱いで脱いで」 

    ゆき「それそれー」モミモミ 

    美紀「ちょっ、ゆき先輩どこ触って…んあっ、ちょっ……んっ…!」 

    悠里「もう、ゆきちゃん乱暴なんだから」ボヨン 

    美紀「り…、りーさんの…おっぱいが…顔に……」 

    悠里「あててんのよ」 

    美紀(て……………てん、ごく………………)


    35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:13:28.17 ID:fCFFj6id0

    美紀「……アッ、ヤメ………ユキセンパイソンナトコナメタラキタナ…アッ、モレル、オシリモレチャウ……………」ヴヴヴヴヴ 

    悠里「成功、かしら…?」 

    くるみ「たぶんな…全部うまくいったはず」 

    くるみ(…てか、どんな夢見てんだこいつ…) 


    悠里『現実世界では美紀さんの欲求を満たすことはできない。けれど、夢の中なら…』 

    くるみ『夢?どういうことだ…?』 

    悠里『つまり、よ。美紀さんを料理に混ぜた睡眠薬で眠らせて、眠っている美紀さんに機械か何かでとことん性的刺激を与える。すると…』 

    悠里『美紀さんの夢の世界では、それはもう美紀さんの夢を叶えてくれるような素晴らしい体験を味わうはずよ』 

    くるみ『なるほどな…インムってやつか…』 

    悠里『夢の中では現実よりもずっと時間が遅いわけだから…毎晩数時間するだけでも、数日分の性欲を解消できるんじゃないかしら』 

    くるみ『よっしゃ…いっちょ賭けてみるしかないな、淫夢作戦…!』 


    美紀「アッ、ナカニダスノハダメデス、クルミセンパイ…ダメッ、シャベル…ヌイテクダサッ…アッ…!!!」ヴヴヴヴヴ 


    くるみ「それにしても…電動マッサージ機なんて、どうして学校にあったんだ…?」 

    悠里「もう、細かいことはいいじゃない、くるみ」コホン 

    くるみ「あ、ああ…」


    36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:16:24.74 ID:fCFFj6id0


    チュンチュン 


    くるみ「ふあ~あ…」ノビー 

    くるみ(ひさびさによく寝た気がする……) 

    悠里「あら、おはようくるみ」ガラガラ 

    くるみ「ん…そういえば、美紀は…」 

    美紀「………………んあ…?」 

    くるみ「お、起きたか。おはよ、美紀」 

    美紀「……あれ、くるみ先輩…おちんちんは…?」 

    くるみ「あー…今のは聞かなかったことにするから、顔洗って来い」 

    美紀「あ、はい…」ポケー


    37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:19:28.12 ID:fCFFj6id0

    美紀「…………あれ?ここは…がっこう……」ガラガラ 

    悠里「相当寝ぼけてるわね…薬の効果が強すぎたのかしら」 

    くるみ「あのまま変なことゆきに言わないといいけどな…」 

    くるみ「そういや、ゆきは?」 

    悠里「さっき起こしたところよ。それじゃあ、そろそろ朝ごはんにするわね」 

    くるみ「ああ、先行っててくれ」 

    ガラガラ 


    38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:22:49.22 ID:fCFFj6id0

    くるみ「戦いは終わった…か」 

    くるみ(ふー…朝って、こんなにすがすがしいもんだったんだな) 

    くるみ「さて…ゆきもとっくに起きてるし、そろそろあたしも起きないと…」 


    キャー! 


    くるみ「!」 

    くるみ(今のは…りーさんの声!?)


    39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:25:30.73 ID:fCFFj6id0

    くるみ「りーさん!!」ガラッ 

    悠里「いやっ…!美紀さん、落ち着いて……」 

    美紀「誘ってきたのはりーさんの方だったじゃないですか……こんなすけべなカラダしてるほうが悪いんですよ」サワサワ 

    悠里「ちょっと、美紀さん…!やめっ………!」 


    くるみ「なっ…美紀、目が…いっちまってる……!」 

    くるみ(まさか…中途半端に刺激したせいで、ぎゃくに美紀を覚醒させちまった…ってことなのか…!?)


    40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:28:13.49 ID:fCFFj6id0

    美紀「もう、こんなエッチな乳持て余してみんなを誘惑してたんですか?いけませんね、りーさん…」モミモミ 

    悠里「み、美紀さん、…んっ…お願いだから…もとの美紀さんにもどって…っ!」 

    美紀「何言ってるんですか、わたしはわたしです…りーさんこそ、自分に正直に………」 


    くるみ「おらっ!!」ペンライトポイッ 

    美紀「!!!」クルッ 

    くるみ「りーさん今だ!!」 

    悠里「…!」ダッ 

    美紀「あっ、りーさん…!」 

    くるみ「大丈夫か、りーさん!」 

    悠里「ええ、ありがとう…あと数秒遅かったら危なかったわ……」


    41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:31:39.10 ID:fCFFj6id0

    美紀「くるみ先輩…先輩も後でお世話してあげますから…りーさんを返してください……」ユラァ 

    くるみ「あいつ…あれが本当にあの美紀なのか…?」 

    悠里「わたし達は美紀さんを侮っていたようね……今の美紀さんは、もはや性の権化…性獣よ…!」 

    くるみ「性獣…!」 



    ガララッ 


    ゆき「あれ?みーくん、何してるのー?」 

    美紀「ゆきせんぱい……」フラァ 

    くるみ「しまった…ゆきを忘れてた…!」 

    美紀「ゆきせんぱい…ゆきせんぱい…ゆきせんぱい…」ペタペタ 

    ゆき「…?みーくん?どうしたの…?」 

    悠里「違うの、よく見てゆきちゃん!!」 

    くるみ「そいつはもう、お前の知ってる美紀じゃねえっ!!」 

    ゆき「えっ、みんな、何を言って…」 

    美紀「ゆきせんぱい…つかまえた…」ガシッ 

    ゆき「えっ…?えっ?」


    42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:34:57.21 ID:fCFFj6id0

    くるみ「駄目だ…間に合わねえ!」 

    悠里「今の美紀さんじゃあ、二人掛りでも太刀打ちできなさそうね…」 

    くるみ「すまねえ、ゆき…!すまねえっ………!」 

    美紀「こっちですよ、ゆきせんぱい…」ズルズル 

    ゆき「へっ、みーくんやっ、えっ…?」 


    ピシャッ 


    43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:37:38.28 ID:fCFFj6id0

    くるみ「くそっ……どうしようもないってのか…!?」 

    悠里「いえ、敵は今、放送室に立て篭もってるわ…このまま放送室を封鎖してしまえば…」 

    くるみ「ゆきは…犠牲にするしかない、のかよ……」 

    悠里「仕方ないわ…今は、私たちが生き残ることを優先しないと…」 


    ブッ…ザザァー 

    『あっ、あんっ、あんっ、あんっ…!みーくん、だめっ、やっ、もれひゃうぅぅぅ!!!』 


    くるみ「!!」 

    悠里「ゆきちゃん……!」 

    くるみ「手遅れか…………!」


    44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:41:28.13 ID:fCFFj6id0


    『だめですよ、ゆきせんぱい、まだもらしちゃいけません』 

    『やっ、ひゃめっ、もうもれぎゃう、おひっこもれひゃうぅぅぅぅぅぅ』 

    『まったく、いけないこですね、ゆきせんぱいは…おしおきがひつようですね』 


    悠里「校内放送で全校に流してるようね…」 

    くるみ「くっ…ゆき……!美紀のやつ、あたし達の精神を揺さぶろうってのか……」 

    悠里「…いえ、それだけじゃないわ。外を見て」 

    くるみ「外?」 


    ゾンビ「ォゥウウウ……グブグブ……」ガシャーンガチャン 

    ゾンビ「アアアアアア…ゥグゥグゥゥゥ……」バリーン 


    くるみ「!あいつらが一斉に校舎に……!?しかも…あいつら、あんな速く走れたのか……!」 

    悠里「おそらく、この放送におびき寄せられているのね…そのうえ、性欲で身体能力が限界まで引き出されている。この数では、バリケードが突破されるのも時間の問題ね…」 

    くるみ「美紀…あいつがあたしら全員の命を握ってるってわけか…!」


    45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:43:32.99 ID:fCFFj6id0

    悠里「…打つ手なし、ね……すなおに降参して、放送を止めてもらうしかないわ」 

    くるみ「そんな…あの怪獣に身を差し出すしかない、のかよ……どっちにしたって…待つのは死、じゃんか」 

    悠里「そうだけれど、まだ助かる可能性が高いほうを……」 


    ガシャァン 


    くるみ「なんだ…?」 

    悠里「あっ、あそこ…」


    46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:46:35.38 ID:fCFFj6id0

    ゾンビ「ハァーハァー…」 


    くるみ「!まさか、もうバリケードが破られたってのか……」 

    悠里「いや、違うわ!あれは……」 

    くるみ「……まさか………!」 



    ゆき「ひゃんっ…ゃだ、そこきもひぃ…っ!!あんっ、らめ、いっひゃうっっ」ビクンビクン 

    美紀「もういっちゃったんですか?ほんとうにだらしないですねゆきせんぱい…おしおきとしておしりを……」 


    バキッ…ガラガラガッシャーン 


    美紀「!だれ!?」


    47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:49:56.84 ID:fCFFj6id0

    「ハァー…ハァー…」 


    美紀「ゾンビ……?いや…」 

    美紀「…なるほど…。教え子の危機に駆けつけた、というわけですか…………佐倉先生、いや、…めぐねえ」 


    めぐねえ「ォァアアア……ォオオ……」 


    くるみ「めぐねえ…校舎の中にいたのか………」 

    悠里「きっと、こんな時のために待っていたのね…わたし達を、護るために…」


    48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:52:17.19 ID:fCFFj6id0

    美紀(……話には聞いていたけど、ゾンビになってさえこの色気……ゆき先輩が心酔するのも無理ない、か…) 

    ゆき「めぐ…ねえ…?」 

    美紀「おだまりなさい、ゆきせんぱい」バチーン 

    ゆき「ひうんっっ」 

    めぐねえ「……ォオオオオオオ!」 

    美紀「無駄です、めぐねえ…ゆき先輩は、学園生活部は、もうわたしのものなんです。死人は黙って野菜の肥やしになっててください」 

    めぐねえ「…グジュルジュル…グフゥゥ……」 

    美紀「…食い下がるつもりはないみたいですね。仕方ありません…先輩がたの恩師に、手を掛けたくはなかったんですけど」 

    めぐねえ「ヴヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!」 

    美紀「くらえ………っっっっ!!!!!」 


    カッ 


    49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:55:14.04 ID:fCFFj6id0

    悠里(…その日、巡ヶ丘高校の放送室で起きた二大怪獣の衝突は…周囲に甚大な爪痕を残すことになった) 

    悠里(校舎内に入ってきた連中は一掃…校舎も半壊) 

    悠里(あれから、一週間が経った) 

    … 

    ゆき「うぅー、つかれたよ…」 

    美紀「バリケードに使う机はこれで全部です、頑張ってくださいゆき先輩」 

    ゆき「せんぱいつかれた…若いみーくんが代わりにやってよー…」 

    美紀「何老けたこと言ってるんですかゆき先輩、早めに終わらせないとおやつ食べる時間無くなりますよ」 

    ゆき「!!おやつ!おやつのためならいくらでもがんばれる…!!みーくんのも持つよ!!」ドドド 

    美紀「げ、元気になりすぎて怖いです…ってゆき先輩、ふらついてますけど大丈夫ですか…あ」


    50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/03(木) 23:58:11.32 ID:fCFFj6id0

    くるみ「お、ゆき、頑張ってるか…って、どうした…」 

    ゆき「く、くるみちゃん…あたしのかわりに…つくえを……」ピクピク 

    くるみ「あー、大体想像がつくな…」 

    悠里「もうゆきちゃん、無茶なことはしないの!大丈夫?」 

    ゆき「だ…だいじょうぶ……」ピクピク 

    美紀「ゆき先輩が張り切るとだいたいろくな事になりませんね…」 

    … 

    くるみ「うし、これでバリケードの修復も完了だな!」 

    ゆき「やったー!おやつ、おやつ」 

    悠里「まだよ、ゆきちゃん。西側の修復が残ってるじゃない」 

    ゆき「あうう…」


    51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 00:01:41.07 ID:oe4RaWGi0

    悠里(幸いにも、発電設備や浄水設備、菜園…これらのインフラは破壊を免れ…) 

    悠里(わたし達は今日も、以前と変わらない日々を続けることが出来ている) 

    悠里(変わった点があるとすれば…) 


    美紀「わたしはちょっと、職員室に行ってきます」 

    くるみ「おう、おつかれ」 

    ゆき「うぅ…みーくんまでわたしをおいていくのか…」 

    悠里「ほら、うな垂れてる暇があったら机を運ぶ!」 

    くるみ「マジでおやつ食う時間なくなるぞー」 

    ゆき「味方がいないよめぐねえ……」グスッ


    52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 00:04:24.63 ID:oe4RaWGi0

    くるみ「美紀、すぐ戻って来そうか?」 

    悠里「うーん、ここ数日溜めてたみたいだし、この分じゃ日付が変わるまで戻ってこないわね」 

    くるみ「よりによってこんな時に…美紀も、あれさえ無ければ可愛い後輩なんだがなあ……」 

    悠里「まあまあ、それでもだいぶまともになったわよ。それじゃ、3人で取り掛かりましょうか」 



    めぐねえ「ヴヴォヴァアアアアア…」シチュシチュ 

    美紀「ハーッハーッハーッハーッ」ペロペロ 

    めぐねえ「オ゛オ゛ッ…ア゛ア゛ア゛ッッッ…!!」ビクンビクン 

    美紀「ハーッハーッハーッ…ハーッ、ハーッ、ハーッ……ンッ…!!」ビクッ 

    めぐねえ「オ゛アア……ホオオ…ホオオ…ホオオ……」クチュクチュ 

    美紀「ハーッハーッハーッハーッハーッハー、ハーッ……ハーッ……」サワサワ


    53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 00:07:22.40 ID:oe4RaWGi0

    悠里(めぐねえと美紀さんは…激しい闘いのすえ、互いを好敵手(とも)と認めるに至り…今ではお互いの秘所を刺激しあう仲となっている) 

    悠里(まあ、美紀さんの飽くなき性欲に付き合えうことができるのは、それこそめぐねえくらいしかいないわよね…) 

    悠里(めぐねえのおかげで美紀さんの欲求不満も解消…美紀さんの毒牙に掛かったゆきちゃんも心配だったけれど、あれから様子がおかしなところもないし…) 

    悠里(いちどは終わるかと思われた学園生活部だけれど…、こうして今日も生活を続けられている) 


    くるみ「ふぅー、つかれたぁ…」 

    悠里「まさか今日一日でバリケードの補修が終わるとは思わなかったわ…ゆきちゃんが頑張ってくれたおかげね」 

    くるみ「美紀も、体力があるだけあって…凄いスピードで机運んでたもんな…」 

    悠里「若いっていいわね」 

    くるみ「いや…あれは若いとかじゃなくて美紀が特別なだけだと思う…」 

    悠里「めぐねえもたまに手伝ってくれるし…ああなっても、意外と記憶って残ってるものなのね」 

    くるみ「ああ、めぐねえはああなってもちょっとドジなのは相変わらずなんだよな…」


    54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 00:10:36.13 ID:oe4RaWGi0

    悠里「……ふふっ」 

    くるみ「?」 

    悠里「いえ…ただ、人生何が起こるかわからないものね、って思うとおもしろくてなっちゃってね…」 

    くるみ「そうだな…美紀の暴走が結果的にめぐねえを呼んでくれて…学園生活部の絆を深めてくれることになったし」 

    悠里「この生活に入ってから、現実は冷たくて厳しいと思ってたけど…意外と世の中、捨てたものじゃないわね」 

    くるみ「だな…」 

    くるみ「……そういや、ゆきは?」 

    悠里「補習、らしいわ。たぶんいつもの教室ね」 

    くるみ「そろそろ呼び行ってやるか…あいつも今日は頑張ったし、たっぷり食わせてやらないとな」 

    悠里「わたしも行くわ。晩ご飯の仕込みは済ませてあるから」


    55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 00:13:45.17 ID:oe4RaWGi0

    悠里(…そう…諦めなければ…きっと、道は開ける…そこにひとすじの希望がある限り、わたし達は頑張り続ける…) 

    悠里(たとえ、世界が絶望に満ち溢れているとしても…) 



    ウン、ソウ…ソロソロブカツガ…ウン… 


    悠里「ゆきちゃんの声ね…まだ授業中なのかしら?」 

    くるみ「ゆき、いるかー?そろそろご飯…」 


    ゆき「あっ、あんっ…だめ、だよ、中沢くん…もう行かなきゃ…」スリスリ 

    ゆき「あっっ、佐藤くんまで…あひんっ、二本だめっ、いっひゃう、いっひゃうううううう!!!!」ビクンビクン 



    くるみ「」 

    悠里「」 




     おわり

    元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441284310/

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