1: 名無しさん@おーぷん 2018/08/30(木)00:37:52 ID:zzX
※昔見たとある漫画のパロになります。また、キャラの口調が違かったり、オリジナルキャラ及び設定などもございます。


~とある村~

盗賊「じゃあ、今日も村の宝、頂いていくぜ!」ズッシリ

村長「は、はい…」

村人A「……」プルプル

盗賊「今日の宝も大量、大量? これならボスたちも喜んでくれるな」ニヤニヤ

村人A「もう無理だ! 毎回毎回、村の宝を盗られるのは勘弁ならねぇ!!」プルプル

村人A「宝を返せええぇーー!!!」ダッ

盗賊「………フン」

ゴッ

22: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)01:16:19 ID:h1B
カズマ「確かに人は何かを犠牲にしないと生きてはいけない時もある。だけど、そんなもんただのエゴだ!」

カズマ「人の命の犠牲の上に生きる……そんなもん、嬉しくもなんともない。むしろ、死んだ奴だって喜ばないさ」

カズマ「人は生きてるからこそ、犠牲にしないで行こうと考えてる奴だっている。それとは逆に平気でそれを行うお前ら村人は、悪い事を繰り返す盗賊と変わらねぇ。そういうの、最低の奴らって言うんだよな。」

めぐみん「カズマ………」

ダクネス「うむ。流石は私が見込んだ男だ」

アクア「普段、鬼畜のカズマさんがこんなにも輝いて見えるなんて……。なんか変なもんでも食べた??」


村人B「うるさい! 赤の他人が偉そうに言いやがって……」

村人C「そうだ。お前らは知らないんだ、あいつらの……盗賊のボスたちの怖さを!!」


アクア「なによ、こいつら…。すっかり怯えながら、私たちの意見に文句言っちゃって…」

めぐみん「さっきから聞いていましたが、そんなに恐ろしいんでしょうか? その盗賊のボスとやらは?」

23: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)01:30:16 ID:h1B
村人A「う、うぅ……」ピクピク

カズマ「お、目を覚ましたみたいだ」

ダクネス「おい、大丈夫か?」

村人A「あ、アンタら、俺をこんなにした、あの盗賊を倒した奴らだろ?」

ダクネス「あぁ。だが、正確にはそこにいるカズマとアクアが倒したのだがな。」

村人A「そうか。だが、その盗賊はあくまでボスたちの手先に過ぎない。」

めぐみん「ボスたち? そういえば、先ほどからボスたちとか、あいつらと言ってましたが、ボスは一人だけではないのですか?」

村人A「奴らは二人……兄弟だ……」

アクア「なんですってぇーー!?」

カズマ「ボスは、兄弟かよ。ある意味厄介かもな…。」

村人A「厄介ってもんじゃねぇ、危険だ。悪い事は言わねぇ……アンタら早く逃げた方がいい。本当に奴らが来る前に…。」

アクア「なによ、さっきから怖さとか、ヤバいとか。そんなもん、女神の私に掛かれば、心配いらないわよ。すぐに片付けてあげるわ」

めぐみん「我が爆裂魔法は、向かうところ敵なしです」

村人A「そ、それでも無理なんだ…。アイツらは強さだけじゃない……誰にも『勝てない理由』があるんだ」

ダクネス「勝てない…?」

カズマ「理由?」








???「宝と部下の帰りが遅っせえと思って様子を見に来てみれば……これは面白い奴らがいるじゃないの♪」ザッ

???「あぁ、そうだな…。」ザッ

カズマたち「「「「っ!!?」」」」クルッ

24: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)20:34:10 ID:h1B
ボス(弟)「まさかうちで一番の腕っ節を誇る部下を倒すとは、本当に面白そうじゃん。ねぇ、兄貴?」

ボス(兄)「そうだな、弟よ」

村人たち「出たぁ、盗賊のボス兄弟だあぁーー!!」


ダクネス「あ、あいつらが例の盗賊のボスか?」

めぐみん「見た目は普通ですが、どこが恐ろしいというのでしょう?」


盗賊「ぼ、ボス! あいつらが、邪魔を。早くやっちゃってください!!」

ボス(弟)「はぁ? なんでボロボロに負けたお前の為に動かなきゃならないんだよ?」

ボス(弟)「つーか、お前もう使えそうにないし、用済みだ」

ボス(兄)「あぁ。確かにいらねぇな」

盗賊「!?」

ボス(弟)「と、いう訳だ……」スッ

カズマ「なんだ?」

アクア「あ、あれって!?」

盗賊「あ……!?」


ボス「さっさと消えろ………部下!!」

盗賊「………!?」

25: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)20:50:15 ID:h1B
ボス(弟)「おいおい、返事がねぇぞ? 俺が言ったら、黙ってないで返事すりゃあいいだろ、部下!!」ズンッ

盗賊「は……はい………」ブルブル

フッ

ダクネス「消えた、だと!?」

めぐみん「一体、どうなっているんですか?!」

アクア「ま、まさか……本当にあれって……」

カズマ「アクア、どうしたんだ?」


ボス(弟)「おやおや、良く見ればこのパーティが、女(食料)が三人もいるじゃありませんか…。」ニヤニヤ

ボス(兄)「そうだな。最近、手に入る食料はそこまで若くないから飽きてはいたが、目の前にこんなにも若いのが三人も居るってのは好都合だ」

ボス(弟)「じゃあ、今日のご飯は、宝で手にした女じゃなく、そこのパーティの女三人でいいかな、兄貴?」

ボス(兄)「同意だ。どうせなら最初は三人のうちどれを食べたいか、お前の好きに選ばしてやるぞ、弟よ」


ダクネス「あ、あいつら、私たちを食べる気だぞ!!」

めぐみん「食人族の生き残りなら、ここで成敗し、完全に全滅に追い込みましょう」

26: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)21:39:39 ID:h1B
ボス(弟)「だけど、パーティに一人居るそこの男は邪魔ですね」

カズマ「お、俺か!?」

ボス(兄)「そうだな。男はマズイからいらん。すぐ始末しろ」

ボス(弟)「もちろん。おい、お前の名前はなんだ?」

カズマ「え、俺か? 俺はカズマだけど。」

ボス(弟)「そうか、カズマか…。」

ボス(弟)「おい、カズマ?」スッ

カズマ「なんdアクア「ダメよ、カズマさん!? あいつに名前を呼ばれたら、はいとか答えちゃダメ!!」ガバッ

カズマ「うぅ……ぐぐっ………!?」ジタバタ

めぐみん「アクア、どうしたんですか?」

カズマ「ぐぐ………ぷはぁっ!! おい、何すんだよ、いきなり口を塞ぎやがって!?」

アクア「見なさい、あの男が持ってる物を?」

カズマ「はぁっ?」チラッ

ボス(弟)「………」グッ

カズマ「お、そういや、何だかア〇ジンに出てくるようなランプを手にしてるなぁ…?」

アクア「えぇ。間違いないけど、あれは神器よ!!」

カズマ「へっ?」

27: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)21:51:53 ID:h1B
アクア「あの神器は恐ろしいの。あれはランプの蓋が開いている時だけ、相手の名前を呼んで、もしその相手が返事したらそのランプに吸い込まれる仕組みになっているのよ!」

カズマ「えええぇぇーーー!?」

ボス(弟)「チッ。なぜ、こいつの仕組みを知ってるんだよ!!」

アクア「元々その神器が私が世界にばら撒いた物よ。知らないはずないじゃないの」

ダクネス「アクアの言っている事は良く分からんが、そいつの持っている物が恐ろしい魔道具だって事は伝わったぞ」

めぐみん「ハッ、吸い込まれるという事は、さきほどの盗賊は消えたのではなく、そこに吸い込まれたという事ですか!?」

アクア「えぇ、さっきも呼ばれた名前に答えてから消えたから、吸い込まれたと見て間違いないわ。」

カズマ「ちなみに、そのランプに吸い込まれた場合どうなるんだよ?」

アクア「ランプの中はちょっとした空間になってて、一度吸い込まれたら二度と出て来られなくなるの。そう、吸い込まれたら最後ランプの中で一生を過ごさないといけなくなるって事よ」

カズマ「うわぁーー、考えただけで確かに恐ろしいなぁ…。」ゾゾッ

28: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)22:00:14 ID:h1B
カズマ「なら、俺は名前を呼ばれても二度と返答しねぇよ!」

ボス(弟)「ふん。なら、お前だけは力づくで始末するしかねぇか…。おっと、その前に…」

ボス(弟)「お前に聞きたい事があるんだが、カズマ…。」

カズマ「………。」

アクア「ナイスよ、カズマ。ヒキニートの癖して飲み込みの速さは、やるじゃないの」

カズマ「ヒキニートは関係ないだろ、今。(とはいえ、うっかり返事しそうになったけどな…。)


ボス(弟)「チッ。やっぱ返事しねぇか!」

神器(ランプ)『』←蓋を開けていた。

29: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)22:09:07 ID:h1B
カズマ「なんだ? お前ら村人が言う『勝てない理由』って神器の事か? 下らないな。」

村人たち「………」

ボス(兄)「勝てない理由…それは俺が教えてやろう」ザッ

カズマ「お、今度は兄のおでましか?」

ボス(弟)「兄貴。ここは俺一人でも十分だぜ」

ボス(兄)「なーに、お前は今日の飯で誰を食べるか、考えてろ。俺は、残りでもいいからな」

ボス(兄)「だが、そこに居るカズマ、とかいう男…。そいつには少々興味がある。」


カズマ「お、俺にか!?」

アクア「ぷーくすくす。あんなダメダメに興味を持つなんて、とんだ物好きもいたものね♪」クスクス

ダクネス「だが、あやつはなぜ、カズマに興味を持つのだ?」

30: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)22:16:30 ID:h1B
ボス(兄)「お前の噂は聞いたぞ。アクセルとかいう街で「鬼畜のカズマ」と人々から恐れられているだ、とか?」

カズマ「うっ!?」

ボス(兄)「実際どれだけ鬼畜かは分からんが、一つの街で名が知られているという事はそれだけ実力がある、というものだ!!」

ボス(兄)「ぜひ、戦ってみたいと思うもんだよ!!」ニヤッ

カズマ「!!」


めぐみん「鬼畜のカズマと呼ばれている、カズマってそれほどの実力ってありましたか?」

アクア「ないわよ。弱腰、ヘタレだもん、カズマは…。」


カズマ「ふん。いいぜ、やってやる」ダッ

ボス(兄)「むっ!」

めぐみん「出ましたよ、カズマお得意の奇襲です!」

31: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)22:35:01 ID:h1B
カズマ「クリエイトウォーター!」ドバアアァァーーーー

カズマ「ティンダー!」ボオオォォォォーーーー

カズマ「ウインドブレス!」ビュウウゥゥーーーーーーー

ダクネス「おぉーー、スキルを連続で出して攻撃してるぞ!」

アクア「このままやっちゃいなさーーい、カズマ!」


ボス(弟)「よぉーし、決めたぞ」ニヤリ

めぐみん「な、なんですか!? もう一人がこちらを見て笑ってますが!?」

ボス(弟)「俺が最初に食す奴は……『青髪の女』、お前だああぁ!!」バッ

アクア「えっ、私!! ちょっ、いきなり!!?」

ボス(弟)「食わせろおおぉぉーー!!」ガアアァァーーー

アクア「ヒィィ!?」

ダクネス「アクア、ひとまず私の後ろに隠れろ!!」スッ

めぐみん「アクアに手出しはさせませんよ。私とダクネスが、相手です」スッ

ボス(弟)「てめぇらを食べるのは、後回しだ!! どけええぇーー!」

32: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)23:37:25 ID:h1B
カズマ「全身を凍らせてやる、クリエイトウォーターからのフリーズ!!」ドバアアァァーー、カチカチカチ

ボス(兄)「」

カズマ「どうだ?」

ピキ

カズマ「ん?」

ピキピキピキ、バリーーン

ボス(兄)「ふぅ。」

カズマ「なに!?」

ボス(兄)「どうした? もう終わりか?」

カズマ(どういう事だ! あれだけのスキルを連続で受けたってのに傷の一つも負わないなんてこと普通は……!?)

ボス(兄)「じゃあ、今度はこっちから行くぞ!」ダッ


ボス(兄)「ふん!」ドゴッ

カズマ「ぐぉっ!?」

めぐみん「カズマーッ?!」

ボス(兄)「オラオラオラ、オラァ!!!」ドカバキボコ、バガッ

カズマ「!!!」ドサッ

33: 名無しさん@おーぷん 2018/08/31(金)23:45:52 ID:h1B
ボス(兄)「これで止めだ」バッ

カズマ「くっ……」ボオー

ボス(兄)「んっ!」

カズマ「全力のティンダーーーー!!」ボアアアァァァーーーーーー

ボッ、メラメラメラ

ボス(兄)「」

カズマ「フッ。」

ダクネス「あ、頭を燃やしたのか!」

アクア「やったわ!」


ボス(弟)「おいおい…」

ボス(弟)「よそ見してんじゃねぇーーよ!!」ブンッ

ダクネス「ぐっ!」ガキン

アクア「アンタの兄って奴は死んだわよ。」

めぐみん「そうです。貴方も諦めた方がいいですよ」

ボス(弟)「それが、どうした?」ニヤッ

アクア・めぐみん「「えっ?」」

ダクネス「なにっ?」

34: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:01:34 ID:U1K
シーーーーーーーン

カズマ(なんだよ、この無反応は? まだ何かあるのか?)

村人B「は、『始まる』ぞ……」ガタガタ

村人たち「」ザワザワ

カズマ「?」




モコモコ…

カズマ「!?」

ボス(兄)「」グニュグニュグニュ


ボス(兄)「ばぁー?」

カズマ「な、なん…だと…!!?」

ボス(弟)「おー、流石は兄貴の再生。いつ見ても気味が悪いねぇ…」ニヤニヤ

アクア・めぐみん「「っ!?」」

ダクネス「あ、頭が生えた…だと!!」


ボス(兄)「フン。分かったか、勝てない理由ってヤツが。」

カズマ「ど、どうなってやがる…?」

ボス(兄)「口から教えといてやる。俺は、昔…悪魔と名乗る野郎と契約を交わし、不死身の体を得たんだよ!」

カズマたち「「「「っ!!」」」」

35: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:17:07 ID:U1K
カズマ「あ、悪魔と………」

ダクネス「悪魔というと、バニルみたいなのか!?」

めぐみん「ふ、不死身なんて、信じられませんよ!?」

カズマ「大体、その悪魔ってそんな簡単に出会えるものか!?」


ボス(兄)「俺も信じられなかったさ。けど、昔へんなツボみたいなもんを拾った俺は、ツボから出て来た悪魔って奴と出会い、対価の代わりに望みを一つ叶えてやる、なんて言われたからよぉ…」

ボス(兄)「ひとまず、「死なねぇ体にしてくれ」と願った訳だ。そしたら、本当に不死身になっててよ、それ以降俺はどんなに殴られようが、刺されようが死なないし、今みたいに頭や体の一部を失っても再生できるって事だ」


カズマ「マジかよ!? そんな事って…」

アクア「あっ、そのツボも神器だわ……!!」

カズマ「えっ?」

アクア「確か、私がばら撒いた神器の中に対価の代わりに願いを一つ叶える悪魔を呼び出せるツボ型の神器があったのよ!」

カズマ「なんだと!?」

36: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:28:59 ID:U1K
カズマ「くっ、不死身なんて、厄介だ…」


ボス(兄)「さっき頭を燃やされたお返しだ………衝撃波!」ドンッ

カズマ「がっ!!?」グラッ

ドサッ


めぐみん「か、カズマアアァァーー!?」

アクア「あ、あぁ……」

ダクネス「い、今のは見るからにヤバいぞ!!」


ボス(弟)「おら、人の心配してる場合じゃねぇだろ!!!」ブンッ

ドゴッ

めぐみん「あぁ……ば、爆裂魔法を……放つ前に…倒れてしまう……とは、ふ、不覚です……」ドサッ

アクア「めぐみんっ!?」

ダクネス「おい、よくもめぐみんをっ!!」

ボス(弟)「お前も邪魔だ、金髪女。」ブンッ

ドゴーーン

ダクネス「ぐぅぅ……バ、バカな…私の守りが、破られた…だと……」ドサッ

アクア「だ、ダクネスまでっ!?」

37: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:37:07 ID:U1K
ボス(弟)「さてと」クルッ

アクア「あ、あぁ……」ガタガタ

ボス(弟)「おいおい、震えてるじゃねぇか? 腰でも抜けたか? まぁ、これからお前は抵抗できずに俺に食べられるんだから、無理もねぇか?」ニヤニヤ

アクア(お、落ち着きなさい、私は偉大なる高貴な女神よ! こんな所で、こんな野蛮な連中に負ける訳には、無様に食べられる訳にはいかないのよ!!)グッ

ボス(弟)「んっ?」

アクア「女神を舐めるんじゃないわよ、ゴッドブローーーー!!」ドゴン

ボス(弟)「うおっ!?」

アクア「からの、ゴォォォォッドーーー、レクイエムーーーーー!!!」ドオーーン

ボス(弟)「がはっ!!?」


ボス(兄)「ほぉ………」ボソッ

38: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:41:23 ID:U1K
アクア「どう? これが私の実力、女神の力よ!」


ボス(弟)「ふぅ……やってくれるじゃねぇか」ムクッ

アクア「えっ?」

ボス(弟)「今のは流石に効いたぜ、女。」

アクア「あ、あれ!?」

ボス(弟)「だがよぉ……」キッ

アクア「っ!?」


ボス(弟)「こんな攻撃、俺にとっては屁でもねえんだよ!!」ブンッ

ドゴン

アクア「あ………!」フラッ


ドサッ

39: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)00:46:54 ID:U1K
ボス(兄)「無駄な抵抗か…。が、中々面白いもん見させてもらったぞ、青髪女」


アクア「くぅぅ……」

ボス(弟)「さてと散々動いて腹も減った事だし、さっさと食べるか!!」ペロッ

アクア「うぅ……」


ボス(弟)「いただkダクネス「待って………」ガシッ

ボス(弟)「んっ?」チラッ

40: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)01:08:29 ID:U1K
ダクネス「こ、このまま…アクアは食べさせないぞ」

アクア「ダクネス!!」

ボス(弟)「なんだよ? 気絶してなかったのかよ?」

ダクネス「あいにくだが、私はこう見えてもタフだ! 例え守りが崩されようが、意識だけは保てよう」

ボス(弟)「チッ、しつこいな。お前も、そこで横たわってるチビ女も、この青髪を喰らった後でゆっくり兄貴と一緒に食ってやるからよ…少し、黙っててくれねぇか?」

ダクネス「断る!」

ボス(弟)「なんだと…?」

ダクネス「私がみすみす仲間が食われていく様を黙って見ていると思うか?」ムクッ

アクア「ダクネス…?」

ダクネス「そう、例えどうなろうが、私は仲間という大切なものを守りたい。それが、仲間と共に生きて帰るという想いを秘めたクルセイダーの誇りでもあるからだあああぁぁぁーーー!!!」ドンッ

アクア「!」

カズマ「」ピクッ


ボス(弟)「ふぅーん、かっこいい事言うねぇ…。だけど、」

ボス(弟)「威勢だけじゃ勝ってない勝負だってあんだよ!!」ブンッ

ドスッ

ダクネス「ぐふっ……!?」

ボス(弟)「もう一発重い一撃…。これで俺と兄貴に食べられるまで、ずっと寝てろ!」ブンッ

ドッゴーーーーン

ダクネス「あ………」

アクア「ダクネスーーーッ!?」

ドサッ

アクア「あ、あぁ……」ブルブル

ダクネス「」

アクア「あ、わわわ………」ガタガタ

41: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)01:14:05 ID:U1K
ボス(弟)「これで邪魔者はいなくなった」

アクア「あ……あぁ………」ジワッ

ボス(弟)「んじゃあ、改めて」ガシッ

アクア「うぅ………」ポロポロ

ボス(弟)「いっただきまぁーす?」アーン




ダッ

タッタッタッタッタッタッタッタ


アクア「………?」ポロポロ、チラッ

42: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)01:22:42 ID:U1K
カズマ「う、おおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!」ダッ

ゴッ

ボス(弟)「なっ!?」グラッ

アクア「………!」ポロポロ


ボス(弟)「ぐおっ!」ドサッ

カズマ「ぐっ…」ザアァーー

アクア「か、かじゅまーー!」ポロポロ


ボス(兄)「ほぉー、俺の衝撃波を受けても立ち上がるとは……流石だな」

ボス(弟)「こ、この野郎~………!!」ピクピク

43: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)01:39:36 ID:U1K
カズマ「この駄女神。最後まで世話かけさせやがって……」ボロボロ

アクア「かじゅま~、かじゅまさぁ~ん」ポロポロ


ボス(弟)「なんだよ、兄貴にやられてボロボロじゃねぇか」

カズマ(こんな怪我負うのは久しぶりだけど、今回ばかりは体が動かねーな)

ボス(弟)「なぁ、兄貴。こいつは、俺にやらせてくれねぇか? さっきの金髪といい、俺の食事を邪魔しやがって、ムカつくからよぉ!!」イライラ

ボス(兄)「あぁ、いいだろう!」

ボス(兄)「この男の実力は戦ってもう分かったし、十分だ。後は、お前の好きにしろ!」


カズマ「好きにしろか…。随分と言われようだな」ムクッ

ボス(弟)「それがどうした?」




カズマ「だが、俺も別の意味で諦めが悪い男だ。ここまで来たなら、最後までやってやるよ!!」

カズマ「せめて、お前だけでも倒して……仲間への負担は少しでも減らしとかなきゃな!!」フッ

ボス(弟)「っ!!!」ブチッ

44: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)17:41:57 ID:U1K
ボス(弟)「この…野郎ぉ~!!!」ドッ

カズマ「ぐはっ!?」

ボス(弟)「だれを倒すって、えぇオイ!! だれを片付けって、おいコラァ!!」ゲシゲシゲシッ

カズマ「ぐぅ、がはっ!!」


ボス(兄)「あーぁ、完全にキレちゃったよ」

アクア「カズマアァーー!?」バッ

ボス(弟)「邪魔すんな、オラ!!」ゲシッ

アクア「っ!」ドサッ

カズマ「あ、アクア……!! くっ」ガシッ

ボス(弟)「おう!?」ピタッ

ボス(兄)「へぇー、まだ抵抗する力があるんだな。さて、どこまで、もつかな?」

45: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)17:47:22 ID:U1K
ボス(弟)「チッ、無駄な抵抗はよせや!」ググッ

カズマ「く、くっ……」ギュウゥ



めぐみん「う、うぅん……」パチッ

ダクネス「ハッ………」パチッ

めぐみん「い、一体、どうなって…」ムクッ

ダクネス「わ、私は今まで気絶して…」ムクッ

めぐみん・ダクネス「「っ!?」」



カズマ「く、離してたまるかよ!」ギュウゥ

ボス(弟)「くっそぅ、しぶといな、てめぇ!」ググッ

めぐみん「か、カズマ!?」

ダクネス「あいつ、あそこまでしぶとく粘っているのか!!」

46: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)17:55:30 ID:U1K
カズマ「お……めぐみんにダクネス、起きたか。」ググッ

ダクネス「カズマー、そのまま持ちこたえろ!! 今から私が助けn」スッ


カズマ「来るなあぁぁーーー!!!」

ダクネス「!?」

カズマ「助けに来んじゃねぇよ…。いいか、良く聞け!!」

カズマ「そこにアクアが倒れているが…」

ダクネス「なに!!」

めぐみん「あー、ダクネス見て下さい! 本当にアクアが倒れてますよ!?」


アクア「」

ダクネス「本当だ。アクア…まで、倒れるとは。」ギリッ


カズマ「そういう事だ。このままアクアやお前らをここにおいとくのは危険だ。」

47: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)18:27:23 ID:U1K
めぐみん「では、どうすればいいんですか?」


カズマ「逃げろ。」

めぐみん「えっ?」

カズマ「ここは俺が時間を稼ぐ。だから、お前らはアクアを連れてさっさと逃げろ!!」ググッ


ダクネス「な、何を言ってるんだ、カズマ!? お、お前はどうする気だ!?」

カズマ「………」フッ

めぐみん「ハッ、ま、まさか!!?」

ボス(弟)「?」

ボス(兄)「………」

48: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)18:34:28 ID:U1K
アクア「う……うぅ……」パチッ


めぐみん「あっ、アクアが目を覚ましましたよ!!」

ダクネス「アクア!」タッタッタ

アクア「あれ、めぐみん、ダクネス? わ、私は気絶しtダクネス「今は何も喋るな」

アクア「あ、か、カズマは!?」チラッ


カズマ「く………起きたか、アクア…。これならダクネスたちが連れて行かなくても、行けるな……」ググッ

アクア「カズマアァーー!!」

49: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)18:54:51 ID:U1K
カズマ「いいか。もう一回言う、俺が時間を稼ぐから、お前らはさっさと逃げろ!」

アクア「な、なんでよ!? カズマは、アンタはどうすんのよ!!」

ダクネス「そうだ。何か言ってくれ! でないと、私もアクアもめぐみんもここを離れるなんて出来ないぞ!!」

めぐみん「……………」



カズマ「…………お前らとは短い付き合いだったが、そんな時間も楽しかったよ。お前らと入れる時間、それが俺にとってそれだけ温かったか……お前らの事は死んでも忘れねぇからな!!」

アクア「な、何言ってんのよ、アンタ! ちょっと待ちなさいよ!?」

カズマ「さっさと行けえぇーー!!」

ダクネス「今の言葉……まるで遺言みたいな、これから死ぬみたいじゃないか!?」

めぐみん「や、やはり……カズマは『あれ』を……」

~回想~

カズマ「簡単に言えば、そのスキルってのは『敵を道連れに大爆発する』ってヤツなんだよ、自らの命と引き換えにな」

カズマ「自爆なんて決まってるだろ。俺はいつでもここを離れる覚悟をしてるからだよ」

カズマ「とにかく、俺は自爆で死んでいなくなる代わりに、お前らだけはそれに乗じて逃がしてやるからよ。お前らもそん時は迷わず逃げろよな…」

カズマ「いや、もしかしたらいずれ俺らが絶体絶命のピンチに陥る時が来るかもしれない。ましてや、相手が俺ら以上の強敵なら、誰か一人仲間の為に命を掛けないといけなくなるしな。」

~回想終了~


めぐみん「『あれ』をやる気ですよ!!」グッ

アクア「あ、あれ…?」

ダクネス「あれ……ハッ、まさか!?」

50: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)19:08:04 ID:U1K
カズマ「お前には付き合ってもらうぜ」カアアァァーーーーーーー

ボス(弟)「!?」


ボス(兄)「あいつ、まさか…自爆を!」

ボス(兄)「マズイ!! 離れろ、弟よ!」

ボス(弟)「なんだと!!離せ、この野郎!?」ブンブン

カズマ「し、死んでも離すかよ!!!」ギュウゥゥ


めぐみん「や、止めてください、カズマ!! 自己犠牲は駄目です!皆で、このパーティ全員で生き残らなければ意味がありません!!」

ダクネス「そうだぞ、カズマ!? みすみすお前が犠牲になる必要などない。それに自己犠牲はしないとお前も言ったであろう!!」

カズマ「悪い。俺はもう限界だ……それに『この体』じゃ勝てねぇしな!」

アクア「勝手に死ぬなんて許さないわよ、ヒキニート!! 止めなさい!!」

カズマ「ははっ。最後に駄女神にそう言われると………なんだか涙が出るな」ポロッ

アクア「っ!?」ジワッ



カズマ「じゃあな、お前ら………」ニコリ

51: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)20:31:57 ID:U1K
ドガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



村人たち「っ!?」

ボス(兄)「チッ、バカが…。」

めぐみん「あ………」

ダクネス「う、嘘だろ………」

アクア「あ………そ、そんな………」



アクア・めぐみん・ダクネス「「「カズマアアアアアアァァァァァーーーーーーーーー!!!!!!???」」」

52: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:01:15 ID:U1K
モクモクモク

めぐみん「し、死ぬというのは嘘なんですよね!? 生きてますよね、カズマァー!!?」

ダクネス「そうだぞ! いい加減に返事をしろ!!」

アクア「………」



???「ゴホ、ゴホ!」

めぐみん「か、カズマ!?」


ボス(弟)「ふぅー、あぶねぇあぶねぇ…。」ドン

アクア・めぐみん・ダクネス「「「!!!」」」

ボス(兄)「ったく、心配させやがって…」



カズマ「」プスプス

アクア・めぐみん・ダクネス「「「カズマッ!?」」」

53: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:08:34 ID:U1K
ボス(弟)「バカが。油断し過ぎだ……」

~回想~

カズマ「じゃあな、お前ら………」ニコリ

ボス(弟)「ふん!」ゲシッ

カズマ「おわっ!!」

ボス(弟)「ばーか、一人で死ね!」

カズマ「っ?!」

ドガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

~回想終了~


アクア「っ!?」

めぐみん「酷いです……酷過ぎます?!」

ダクネス「さ…最悪だ………」

54: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:16:08 ID:U1K
めぐみん「!……そ、そうです!! アクア、カズマにあの魔法を!!」

アクア「えっ……」

ダクネス「そうだ! 確か、アクアはカズマを何度も甦らせたのだったな?」

アクア「えぇと、リザレクションのことよね?」

めぐみん「それです。そのリザレクションをカズマに、そうすればいつものようにカズマは!!」


アクア「無理よ…」

めぐみん「え?」

ダクネス「なにっ?」

アクア「確かにリザレクションは致命傷や負傷した肉体の修復とかを可能にするわよ…。だけど」

アクア「ここまで肉体の損傷が酷い上、自爆なんてとんでもないもん使えば中身だってただで済むとは思わない。だから、多分リザレクションでも無理よ…。」

めぐみん「そ、そんなぁ……」

55: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:23:47 ID:U1K
カズマ「」

ダクネス「くっ、カズマぁ!!」グッ

めぐみん「カズマァー、起きて下さい!いつもみたいに目を覚まして下さいよ!?」

カズマ「」

めぐみん「うぅ……」ジワッ

アクア「めぐみん…」

めぐみん「バカです、カズマは大バカですよ!!」ポロポロ

めぐみん「人の命の犠牲の上に生きる、それは最低だと、言っていたのは貴方じゃないですか、カズマァッ!!!」ポロポロ

ダクネス「………」

カズマ「」

56: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:35:39 ID:U1K
ボス(弟)「さてと、これで邪魔な男は消えた訳だが、最初に選んだ青髪女だけは俺が先に食べていいんだよな、兄貴?」

ボス(兄)「おう、弟よ。」

ボス(弟)「フフフ……」ニタァ

ボス(兄)「?」



ボス(兄)「!!」

ボス(弟)「………」ニヤニヤ

神器(ランプ)『』←蓋が開いている

ボス(兄)「ら、ランプの蓋が……!! 弟、お前兄貴の俺を裏切るかっ!?」

57: 名無しさん@おーぷん 2018/09/01(土)21:41:53 ID:U1K
ボス(弟)「裏切る? あぁ…まだ分からないのか?」

ボス(弟)「お前の弟なら………」スッ

カズマ「」

ボス(弟)「あそこに倒れてるだろ!」ニヤリ

ボス(兄)「なにぃっ!!?」

ボス(弟)「不死身のお前を倒す方法が一つだけ分かったよ。ただ…」

ボス(弟)「その方法を実行するには、『あの体』じゃなくて『この体』が必要なんだよな!!」

58: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)01:54:01 ID:HHG
アクア「……?」

ダクネス「おい、あいつは一体、何を言ってるんだ?」

めぐみん「………」

~回想~

カズマ「悪い。俺はもう限界だ……それに『この体』じゃ勝てねぇしな!」

~回想終了~


めぐみん「!!」

めぐみん「も、もしかして、カズマ……ですか?」

ダクネス「なに!?」

アクア「えっ?!」

ボス(弟)「誰のこと言ってんだよ…爆裂娘」ボソッ

めぐみん「!?………や、やっぱりカズマです! 間違いありません!!」

ダクネス・アクア「「ええええぇぇーーーー!?」」

めぐみん「カズマ、カズマですよね?」



ボス(弟)「」クルッ

ボス(カズマ)「はい、カズマだよ!」フッ

59: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)02:07:32 ID:HHG
ダクネス「な、なんと本当にあれが、カズマなのか!?」

アクア「一体、どうなってるのよ!!」

めぐみん「ハッ!? もしかして、スキルを……例の『チェンジ』を使ったんですね!!」

アクア「チェンジって、私とカズマの中身が入れ替わった時に使われた、アレよね?」

ダクネス「そうか! アクアが殴られる瞬間カズマに入れ替えられたように、今度は自爆の瞬間にカズマはボスの片割れと入れ替わったという事か!!」

~回想~

カズマ「じゃあな、お前ら………」ニコリ

カズマ「……………………チェンジ」ボソッ

ボス(カズマ)「ふん!」ゲシッ

カズマ(ボスの弟)「おわっ!!」

ボス(カズマ)「ばーか、一人で死ね!」

カズマ(ボスの弟)「っ?!」

ドガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

~回想終了~


ボス(カズマ)「正解だ!」グッジョブ

60: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)02:20:16 ID:HHG
アクア「と、いう事は今、転がっているカズマは…」

カズマ「」

めぐみん「見た目はカズマですが、中身はあのボスの弟、という事になりますね」

ダクネス「だが、自爆と中身を入れ替えるチェンジの二つのスキルを上手く活用するとは…。やるな、カズマ!!」


ボス(カズマ)「そういう事だ。つまり、お前の弟はやられたって事。後は、お前がこのまま、な?」

ボス(兄)「ん、ぐぐっ………キィサァマァァァァーーーーッ!!!」ビリビリ

ボス(カズマ)「なぁに、心配はないさ。お前は不死身だから例えランプに吸い込まれても中で一生を終える事はない。」

ボス(カズマ)「ただし、二度と出られず、お前は未来永劫ランプの中で一生を送り続ける。今まで以上に外の世界で暴れる事も出来ずにな」

ボス(兄)「んぐぐ……そんな」ビリビリビリ







ボス(兄)「ばかなああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」ギューーーン

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ボス(カズマ)「せいぜい不死になった事を後悔するんだな。」カチャ、グッ





ボス(カズマ)「何も無い永遠の生の中でな!」ドンッ

61: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)02:32:03 ID:HHG
村人たち「………。」

ワアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーー

村人B「すげええぇーーー!!」

村人C「あの、不死身のボスをやっつけたぁーー!!」

村人D「マジかよ、ほんとにやっちまったのかよ……あのパーティ!?」

村人A「うぅ………凄い、凄いよ、あの人達……」ウルウル

村長「…………フッ」

……………………………………………………

………………………………

………………


アクア「本当にカズマ、なのよね?」

ボス(カズマ)「しつこいぞ、駄女神!」

アクア「ああぁーーー、その台詞!?」

ダクネス「間違いなしか。」

めぐみん「でも、どうしてあんな犠牲になるような言い方を? おかげで本気で信じちゃいましたよ!?」

ボス(カズマ)「ははっ、言うだろ……」



ボス(カズマ)「敵をダマすならまず味方からって、な?」ドン

62: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)19:23:55 ID:HHG
ダクネス「とりあえず、カズマ。そろそろ元に戻ってくれないか?」

アクア「そうよ。これじゃあ、ヒキニートじゃなくて、ただの別人にしか見えないんですけど!!」

ボス(カズマ)「おう、そうだな。んじゃあ、チェンジ!!」

……………………………………………………

………………………………

………………


カズマ「元に戻ったが、自爆の影響で体はボロボロだぜ…おっと!」ヨロヨロ、フラッ

ダクネス「おっと、危ない! 大丈夫か?」ガシッ

カズマ「あ、あぁ、悪いな、ダクネス」

ダクネス「このまま肩を貸そう!」

カズマ「ほんと悪いな。」

ダクネス「もう何も言うな。どうであれ、盗賊の撃退も出来たし、こうして皆無事に生き残れたんだ……終わりよければ全て良しだろ!」ニコッ

カズマ「………あぁ、そうだな!」フッ

63: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)20:17:09 ID:HHG
めぐみん「良くありませんよ!!!」



カズマ「なんだよ? 急に叫んだりsバチィ

カズマ「ぐほっ!?」

ダクネス「っ!?」


カズマ「くぅぅ………おい、いきなり何すんだよ、めぐみん!!?」

めぐみん「うるさいですよ、私やアクア、ダクネスに心配をかけさせた罰です!」ジワッ

カズマ「!!」

めぐみん「今回はカズマの作戦でしたので、何事も無くて良かったのですが、もし本当にあれでカズマが死ぬなんて事になったら考えても恐ろしくてたまりませんよ!」

カズマ「…………。」

めぐみん「今度こそ約束して下さい。もう二度と自己犠牲はしないと、私たちの前から二度と居なくならないと……」ポロポロ

ダクネス「めぐみん…。」

64: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)20:22:10 ID:HHG
カズマ「分かったよ。約束するよ……もう二度とあんな事はしない。これでいいだろ?」

めぐみん「約束ですよ!もし破ったら、カズマの体に爆裂魔法を撃ち込みますからね!!」

カズマ「本当に分かったから、それは勘弁してくれって!?」

ダクネス「ははは。」



アクア「ちょっとぉ、めぐみん、ずるいわよ!! 私もカズマさんを…」

バチーン

カズマ「ぐおっ!?」

めぐみん「えっ!?」

ダクネス「アクアッ?!」

65: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)20:54:15 ID:HHG
カズマ「おい、駄女神!なにすんだよ!?」グイッ、ギュウウゥ

アクア「いひゃい、いひゃい!!?」

ダクネス「片手だけで力があるのだな、カズマは…。」

カズマ「なんで俺を頬を叩いた? お前にとって必要なのか、今のは?」

アクア「イタタ…。だってぇ、童貞臆病ヒキニートの癖して、私よりも活躍しちゃうからよ!!」ヒリヒリ

カズマ「はぁっ?」

めぐみん「あ、アクア…その為にカズマの頬を引っ叩いたのですか?!」

アクア「って、いうのは嘘。本当はめぐみんと同じように私を本気で心配させたから、軽く罰を与えたかっただけよ」

ダクネス「そういう事だったか。今度はこの雰囲気に、私が心配してしまったぞ…。」

66: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)21:12:26 ID:HHG
アクア「それに自爆のスキルを使ったら、その体にリザレクションが使えないのも分かったし、いい? 自爆は二度としない事…分かった?」

カズマ「はいはい…。」

アクア「ったく、カズマが本当に死んだら私………」

カズマ「アクア?」

アクア「私………の借金、カズマ以外に誰が返済してくれるっていうのよ!!」

カズマ「おい、そっちの心配か!」

めぐみん「そうです。カズマが死んだら、誰が私の日課に付き合うと、誰が動けない私をおんぶしてくれるというんですか!!」

ダクネス「まったくだ。カズマが死んだら、私が鬼畜な目に遭う楽しみだって減ってしまうではないか!!」

カズマ「おーーーい、さっきからお前ら、俺に対する心配が、変で、酷いとこに向かってないか!!?」


めぐみん(って、いうのもありますが…)

アクア(まっ、今回ばかりは…)

ダクネス(本当に…)

めぐみん・アクア・ダクネス(((カズマが生きてて良かった!!!)))

67: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)21:32:01 ID:HHG
村長「………あのパーティに、あの人たちに悪い事言ったな。アンタらみたいに強い奴らに私ら弱者の気持ちになんて分からんだろうな、と…。」

村長「あの人たちは力が強いんじゃない…。強いのは、私らに欠けていた……」

村長「仲間を想う心だ。」

村人A「………」

村人B「あの人たちに教わりましたね!ほんとうに感謝してもしきれない」

村人C「あぁ。あの人たちのおかげで、俺ら村人も本当の自由を得て、新しい目標も出来たんだ。本当に感謝だよ」

村人D「うんうん!」

村長「では、あの人たちに向けて感謝の言葉を…」

村人A「はい。私も真っ先に助けてもらいましたし…」

村人たち「せーーーーの……」


村人たち「ありがとうーーーーーーー!!!!!」


カズマ「お、村人から感謝が来たぞ」

アクア「当然よ。私たちでやったもの、感謝されて当然でしょ」

めぐみん「正確には、カズマ一人ですがね…」

ダクネス「まぁ、どのみち村の人たちを助けたのも良かったし、ここは全員で…」

カズマ「おう!」

アクア「えぇ!」

めぐみん「はい!」



カズマ・アクア・めぐみん・ダクネス「「「「bbbb グッ」」」」

68: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)21:37:31 ID:HHG
~アクセルの街までの帰り道~

カズマ「はぁはぁ。」

ダクネス「大丈夫か、カズマ?」

カズマ「やべぇ、ここまで疲れたのは久しぶりだ…」ゼエゼエ

めぐみん「ちょっと休みますか?」

アクア「ぷぷっ、作戦の為であそこまで無茶するからよww 流石は、バカねww」プークスクス

カズマ「っ!!」イラッ

69: 名無しさん@おーぷん 2018/09/02(日)21:42:32 ID:HHG
カズマ「えっ?!」

アクア「………」スタスタスタ

ドン

カズマ「ぎゃああーー!?」ガン

めぐみん「カズマァッ!?」

ダクネス「おい、アクア!疲弊しきってるカズマになんて事を!!?」


アクア「」ニヤッ

カズマ「うぅ………」ピクピク

ダクネス「おい、カズマ、大丈夫か?」



アクア「さて、とっとと行こうぜ!!」

めぐみん「この感じ……。まさかっ!?」

70: 名無しさん@おーぷん 2018/09/03(月)02:04:22 ID:nSf
ダクネス「どうした、めぐみん?」

めぐみん「ダクネス!今のアクアはアクア自身ではなく、中身はカズマですよ!!」

めぐみん「きっと、またアクアと体を入れ替えたんですよ!!」

ダクネス「なに、本当か!? では、今のカズマは?!」

カズマ(アクア)「そ、そうよ……。今のカズマの中身は……私…よ。」ピクピク

めぐみん「やはり、言った通りでしたね」

アクア(カズマ)「またまた正解だ♪ そう、俺はまたアクアと入れ替わったよ。」

71: 名無しさん@おーぷん 2018/09/03(月)02:17:03 ID:nSf
カズマ(アクア)「な…なんで…またこういう事……すん…のよ…」ピクピク

アクア(カズマ)「お前が俺を馬鹿にした事とお前と入れ替わった方がボロボロの状態よりも楽々と歩けそうだからだよ!」

アクア(カズマ)「つーう訳で、俺の体が回復するまではこの体は借りるからな!!」ダッ

カズマ(アクア)「ま…待ちな……さい。か、体を…戻しなさい…よ……。」ピクピク

ダクネス「アクアが苦しそうだ、体を返してやれ、カズマ!!」

ダクネス「その代わり、私と体を入れ替えるが良い。そうすれば、お前は動けるし、私は自爆でボロボロになった時の酷い痛みと動きたくても動けない感覚、そしてカズマの体という実感をいっぺんに味わえるのだからな?/////」ゾクゾクゾク

めぐみん「ダクネス、それを言っている場合ですか!! とりあえず、カズマを説得して、アクアを元に戻さないと!」

アクア(カズマ)「嫌だ。俺はアクアの体でしばらく過ごすぞーー!! あーはっはっは?」ダダッ