男・女

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:43:29.17 ID:akmR/FL90
    「君は分別のつく大人になれたかい?」 

    そう尋ねられて、はいなれましたと、確信を持って言える大人はどれくらい存在するだろうか。 
    少なくとも私には、即答出来なかった。 

    「なるほどね。浅慮ではないことはわかった」 

    如何にもわかったような口調でそう評され、おまけに何もかもを見透かしたように鼻を鳴らされて、返答に窮することで伝わる個人情報もあることを、この時、私は知った。 

    「ほんの少しだけ、安心したよ。思慮深い君相手なら、僕は自然体のままで居られる」 

    そう言って、優雅に足を組んでみせた。 
    僕などと言いつつも、彼女は女性だ。 
    しかも、少女とも呼べる姿形をしている。 
    しかし、滑らかな太ももの質感は大人顔負け。 
    それも其の筈、彼女は歴とした成人女性であり、年齢は20歳を過ぎているのだから。 

    「おっと。見過ぎだよ?」 

    指摘されて、慌てて目を逸らす。 
    同じ女である私でさえ、この有り様だ。 
    男性であれば、その魅力には、抗えまい。




    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:45:30.12 ID:akmR/FL90
    「まあ、別に見てもいいんだけどね?」 

    そう言われて、では遠慮なくと、色白の太ももを舐めるように眺めることはなかなか難しい。 

    「君だけは特別さ」 

    そう言われると、免罪符を得られたような気になってしまうのは、私だけではあるまい。 

    「なんなら、触ってもいい」 

    そんな如何にも冗談めいた軽口に対し、えっ? いいんですか!? などと、つい、鼻息荒く食い気味に食いつきそうになる己の劣情を理性で抑えつけるのには、相当な苦労を要した。 

    「本当に大した自制心だね」 

    全てを見透かした上で感心されると腹が立つ。 

    「あ、怒った?」 

    わかってる癖に。こういうところがむかつく。

    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:47:18.44 ID:akmR/FL90
    「ごめんね。意地悪して」 

    素直に謝る時は、要注意だ。きっと裏がある。 

    「僕は君を怒らせるのが大好きなんだ」 

    ほら、やっぱり。本当に、ロクでもない奴だ。 

    「お詫びと言ってはなんだけど……」 

    そう言っておもむろに、私の太ももに触れた。 

    「おや? 鳴き声をあげないのかい?」 

    私は悲鳴を堪えながら、必死に快感に耐えた。 

    「君は、かわいいね」 

    この子にだけは言われたくないと思うくらい、かわいい笑顔を向けられて、悶絶してしまう。 

    「手、貸して?」 

    言われるがまま、手を差し出すと、彼女の、しっとりとした真っ白な太ももへと導かれ、互いに太ももを触れ合う形となってしまったが、私のせいではないとだけ、念を押させて貰う。

    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:49:33.14 ID:akmR/FL90
    「君の手のひらは温かくて気持ちがいいなぁ」 

    しみじみと、心底嬉しそうに感想を言われた。 
    すると、なんだか誇らしい気持ちになって、自分が単純な人間であることを認識させられた。 
    ちなみに彼女の手のひらはひんやりとしていて、それもまた、心地良いものだと思った。 

    「いつも思うんだけど、君ってズルいよね」 

    お互いに太ももを撫で合って、幸せなひとときに浸っていたのに、急にズルいとか言われた。 

    「こうして一緒に居ても基本的になんにも話してくれないし、僕が何をしても拒まないし、困ったように笑って誤魔化すばかりだしさ!」 

    怒られてしまった。私は困ったように笑った。 

    「ほら、その顔。その顔が一番ズルいんだよ」 

    自分でも直そうと思うものの上手くいかない。 

    「その顔が一番ズルくって……一番かわいい」 

    上手くいかなくて良かったと、心から思った。

    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:50:56.98 ID:akmR/FL90
    「傍から見れば、僕はきっと悪者に映る筈さ」 

    拗ねたようにそう口にする悪者の頭を撫でる。 

    「ふん……君の方がよっぽど悪者の癖に」 

    とか言いつつも、頭を撫でられて、ご満悦だ。 

    「善悪って、難しいよね」 

    難しい話はよして欲しい。私は頭が良くない。 

    「例えば、こうすると」 

    魔の手がスカートに侵入するのを、阻止した。 

    「やっぱり、これはダメなんだよね?」 

    ダメですと、視線で強く訴えると呆れられた。 

    「よくわかんないなぁ」 

    わかってる癖に。これだから油断禁物なのだ。



    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:53:00.37 ID:akmR/FL90
    「要するに、善悪とは主観的なものなんだよ」 

    いきなり結論を出されても、理解が出来ない。 

    「君がダメだと思うから、それはダメなのさ」 

    私の価値基準は客観性に基づき構築している。 

    「じゃあ、他の人がダメだと言うから、君はそれをダメなことだと認識しているのかい?」 

    そう言われると、なんか違う気がする。 
    なんだか、それだと流されているだけみたい。 
    周りの目を気にしている、小心者のようだ。 

    「小心者と言うよりも、臆病者だね」 

    グサリときた。的確に、私は心を、貫かれた。 

    「ああ、勘違いしないで。僕はそれを、悪いと言っているわけじゃない。人として当然さ」 

    優しげに諭しつつも、人として当然の見苦しさであると、言外に言われたような気がした。 

    「君は賢いから、それを見苦しいと認識して自覚することが出来る。大抵の人間はそれを認識することなく、あたかも自らの信念によって生じた正義であるかのように振る舞い、客観的な価値基準に基づき、悪を糾弾するわけだ」 

    そんな風に人を見下すのは、よくないと思う。

    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:55:27.36 ID:akmR/FL90
    「僕は間違っているかい?」 

    間違いとか、そういう問題ではない気がする。 

    「世界中の人間が皆、君みたいに優しければいいのに。僕が正しいと思える人間は君だけだ」 

    だったら尚のこと、私は1人で良かったと思う。 

    「本当に……君は人間らしいね」 

    私は人間だ。分別のつかない大人だ。だから。 

    「自分自身に嫉妬するなんて、バカだよ」 

    バカで結構。自覚はある。 
    世界中の人間が皆、私になったとして。 
    この子の私への好意が、その他大勢の有象無象に向けられるのは、どうしても我慢ならない。 
    暴力に訴えることも辞さない。戦争してやる。 

    「なるほど……君も間違えるんだね」 

    当たり前だ。私はしょっちゅう間違える。 
    常日頃から正しい人間なんて存在しない。 
    時には善い行いをして、時には悪い行いをするのが人間であり、精神的に未成熟な子供はもちろんのこと、たとえ大人になったとしても分別がつかないのが人間なのだと、私はそう思う。

    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:57:53.13 ID:akmR/FL90
    「結論として、分別のつく大人は存在しないわけか。是非とも自分のことを分別のつく大人だと信じている大人たちに聞かせてやりたいね」 

    またそうやって嫌味を言うのは、やめなさい。 

    「またそうやって僕を悪者にするのはやめて」 

    悪者にするも何も悪者になりたいだけじゃん。 

    「あ、バレた?」 

    バレるも何も隠すつもりなんてなかった癖に。 

    「やっぱり、君は僕の一番の理解者だね」 

    煽たって何も出ないけどもっと煽てて欲しい。 

    「煽てるよりも、お尻を撫でさせて欲しいな」 

    お尻か。お尻だったら、まあ、構わないけど。 

    「相変わらず、君の価値基準はおかしいよね」 

    おかしいな。客観性に基づいている筈なのに。

    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 20:59:45.53 ID:akmR/FL90
    「ほんと、君のお尻は柔らかくて羨ましい」 

    柔らかいのか? 自分ではよくわからないけど。 

    「ほら、僕のお尻と比べてごらんよ」 

    そう言われて触ってみると、随分小さかった。 

    「お尻は、小さければ良いものじゃないのさ」 

    本当にそうなのだろうか。小さい方が可愛い。 
    というか、私のお尻って、大きすぎじゃない? 
    お尻がデカいと、からかわれているだけかも。 

    「大丈夫! 自信を持ちなよ!」 

    尻のデカさに自信を持てと言われても、困る。 

    「だったら、叱ってあげようか?」 

    尻のデカさを、叱られる。 
    そのシチュエーションは、経験がなかった。 
    未知の領域に、私は興味を惹かれた。



    10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:02:25.90 ID:akmR/FL90
    「ほんと、君ってお尻が大きいよね」 

    指摘されて、酷く申し訳ない気持ちになった。 

    「だらしないったらありゃしないよ」 

    だらしない。私のお尻は、だらしないお尻だ。 

    「こんなにだらしない癖に、こうも魅力的で見る者を惑わせるなんて、邪悪極まりないなぁ」 

    邪悪とまで言われた。私のお尻の罪は、重い。 

    「だから僕がお仕置きしてあげる!」 

    そう言って、ペチンッ! と、お尻を叩かれた。 

    「っ……あ、赤くなってる……なんて悪い子だ」 

    私は悪い子らしい。だから何度も、叩かれた。 

    「このっ! このっ! これでもかっ!!」 

    何度叩かれても全然痛くなくて、気持ちいい。 

    「うぅ……もうダメだ……僕の、負けだよ」 

    私の大きなお尻によって心を折られたらしい。 
    赤い顔をして、両手でほっぺを押さえている。 
    その手は先程、私のお尻を叩いていたもので。 

    得も言われぬ陶酔感が湧き上がり胸を満たす。

    11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:04:41.86 ID:akmR/FL90
    「じゃあ、今度は君が僕のお尻を叩いて」 

    まるで負け犬のように尻を突き出されて。 
    私は勝利の余韻に浸ったまま、なんの躊躇いもなく、その小さくて純白なお尻をぶっ叩いた。 

    「ひゃんっ!?」 

    生意気な口調。 
    人を見下す口調。 
    人を見透かしたような口調。 

    その全てに対するお仕置きを、してやった。 

    「ごめんなさいっ! ごめんなさぁいっ!?」 

    泣いて謝るくらいなら最初からするな。 
    一番分別がついていない大人はお前だ。 
    誰よりも素直で、誰よりも可愛い癖に。 
    可愛くない態度や口調で、誤魔化して。 

    どうして、自分だけ悪者になろうとするんだ。 

    「あぅっ! あんっ! もうっ! やめっ!?」 

    すっかり頭に血が上ってしまった私には、そんな悲鳴など耳に入らず、叩き続けた結果。 

    「んあっ!? あ、ああっ! ああああっ!?」 

    ガクガクと痙攣した彼女の真っ白な太ももに尿が伝い、失禁させてしまったことを認識して。 

    「フハッ!」 

    無意識に口角が吊り上がり、愉悦を漏らした。

    12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:07:16.69 ID:akmR/FL90
    「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 

    それはまるで、この世全ての善を、嘲嗤い。 
    この世全ての悪を嘲嗤うかのような、哄笑。 
    今、この時、この瞬間、善悪など存在せず。 
    全ては愉悦に呑まれ、価値基準を見失った。 

    「うぅ……酷いや」 

    まるで、嵐のような愉悦が吹き荒れた後に遺されたのは、か細い少女の、すすり泣きだった。 

    「君がこんな人だとは思わなかった」 

    私とて自分がこんな人間だとは思わなかった。 

    「君はずっと、僕を騙していたんだね」 

    私は本性を隠して、自分すらも、騙していた。 

    「き、嫌わないで……」 

    なんとか絞り出したのは、そんな一言だった。 

    嫌われたくなかった。 
    邪悪な私を拒んで欲しくなかった。 
    この子だけには、受け入れて欲しかった。 

    「本当に、君はズルいね」 
    「……ごめん、なさい」 
    「本性を晒したら嫌われると思ったのかい?」 
    「違っ……そんなつもりは、なくて……」 

    自分でも知らなかった一面に戸惑っていると。 

    「嫌うわけないじゃん」 
    「えっ?」 
    「ますます、君を好きになったよ」 

    この子はこんな私を、好きだと言ってくれた。

    13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:09:42.58 ID:akmR/FL90
    「っ……ありが、とう」 
    「うん」 
    「あ、ありがとね……本当に、ありがとぉ」 
    「うん……わかったから、泣かないで」 

    涙が止まらない。 
    こんな私の頭を優しく撫でてくれた。 
    度し難い悪党である私を、見捨てなかった。 

    この子は世界で一番、正しい存在だと思った。 

    「ほら、鼻かんで」 

    渡されたティッシュで鼻をかむ。 
    ついでに、もう一枚ティッシュを貰って。 
    私はせめてものお詫びに、彼女の真っ白な太ももに伝う尿を、なるべく丁寧に拭ってあげた。 

    「こんなことしていいの?」 

    どうだろう。良くないのかも知れない。 
    人によっては、ダメだと言うかも知れない。 
    客観的に見たら、悪なのかも知れない。 

    でも、それでも、私の主観では、どうしても。 

    「これは私の、責任……だから」 
    「だから、なんだい?」 
    「だから責任を持って、綺麗に、するのっ!」 
    「たとえそれが、うんちでも?」 
    「あ、当たり前でしょっ!!」 

    まるで子供みたいな物言いになってしまったけれど、結局は自分自身の主観で分別をつけた。 

    「やれやれ。大人は大変だね」 
    「でも……それが大人だから」 
    「そうだね。君の言う通りだ」 

    客観性に縛られる大人は大変だ。 
    しがらみは多いし、面倒くさい。 
    それでも、ある程度は、自由だ。 

    自らの主観で分別をつけるのが、大人だから。 


    【善悪の糞別】 


    FIN

    14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:13:01.47 ID:akmR/FL90
    引き続き、もう一作品投稿します。 
    これは本編の前に書いたもので、いわば叩き台のような作品なのですが、それでもよろしければお愉しみください。 

    それでは以下、おまけです。



    15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:14:39.06 ID:akmR/FL90
    「悪党は美しくあるべきだと思うのよ」 

    そう切り出した、美しき悪党。性別は女だ。 
    胸元は大きく開き、深い谷間が見て取れる。 
    以前、女は視線に敏感であると耳にした覚えがあったので慌てて視線を下げるも、そこには蠱惑的な脚線美があり、逃れることは出来ない。 

    「出来うる限り、美しく、悪事を働くことで釣り合いが取れると、そうは思わない?」 
    「思わない。やり辛くて仕方ない」 
    「だからこそ、私は美しくあろうと思ってる」 

    要するに、ただの嫌がらせだ。 
    本当にタチが悪い。とはいえ、それも当然。 
    当たり前だ。悪とは、正義の敵なのだから。 

    「滅ぼすことに躊躇いを覚えさせたいのよ」 
    「後味を悪くしたいだけだろ」 
    「ええ、そうよ。それが目的。だから、私は」 

    そこで言葉を切った悪党は口付けをしてきた。 

    「……正義の味方に、恋愛感情を抱いたの」 

    そんな歪んだ感情を、恋愛感情とは言わない。

    16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:16:42.29 ID:akmR/FL90
    「私と愛し合うつもりはある?」 
    「ない」 
    「でしょうね。正義の味方、ですものね」 

    きっぱり拒絶しても、何故か嬉しそうに嗤う。 

    「俺はお前を愛さない」 
    「愛されたら、逆に困るわ」 
    「だったら、無意味な問いかけはやめろ」 
    「無意味なんかじゃないわよ。意味ならある」 

    たしかに、意味はあるのだろう。嫌がらせだ。 

    「ただの嫌がらせだと思う?」 
    「それ以外に考えられない」 
    「単純に、睦言のつもりなのだけど」 

    どこからどう見ても、仲睦まじくは見えない。 

    「俺はお前に剣を突きつけているんだぞ?」 
    「ええ、知ってるわ」 
    「口付けの際に、剣先が刺さったことは?」 
    「もちろん、気づいているわ」 

    胸から血を流しながら、悪党は美しく微笑む。

    17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:18:25.92 ID:akmR/FL90
    「あなたが思わず剣を引いたことも知ってる」 

    口付けに驚いただけだ。無論、他意はない。 

    「痛く、ないのか?」 
    「痛いわ。すごく、痛い」 

    痛いと言いつつも、恍惚の表情を浮かべて。 

    「でもそれ以上に、あなたの優しさが嬉しい」 

    馬鹿につける薬はないとはよく言ったものだ。 

    「あなたは、本当に正義の味方なのね」 
    「ああ、だから俺はお前を滅ぼす」 
    「そんなことは出来ないわ」 
    「何故そう思う?」 
    「正義の味方は、悪ですら、救うものだから」 

    そう言われると、そんな気になるのが、癪だ。

    18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:20:04.69 ID:akmR/FL90
    「もしも私が改心したら、どうする?」 
    「信用出来ない」 
    「ええ、だって嘘だもの」 

    悪党は、まるで息をするように、嘘を吐く。 

    「正義の味方なら、悪党に騙されなさいよ」 
    「そんなルールはない」 
    「でも、大抵はそういうものだわ」 

    そのパターンが多いことは認めざるを得ない。 

    「なら、恋愛感情云々も嘘ってことか?」 
    「いいえ。あれは本心よ。キスもしたでしょ」 
    「あれもただの演出だろ?」 
    「酷いわ。ファーストキスだったのに……」 
    「えっ?」 

    涙を流す悪党。演技でも女の涙は見たくない。 

    「……憶測でものを言ったことは謝る」 
    「仕方ないわね。許してあげる」 

    悪党はすぐに泣き止んだ。やはり演技だった。

    19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:24:25.85 ID:akmR/FL90
    「でも、困ったわね」 
    「なんのことだ?」 
    「信用を得るには、どうすればいいかしら」 

    顎に手をやって、悪党は熟考している。 
    すると、大きな胸が中央に寄せられて。 
    目のやり場に困ってしまい改めて思う。 
    この美しき悪党は魅力的な女であると。 

    「あっ」 
    「な、なんだ!? 俺は何も見てないぞ!?」 
    「何を動揺しているのよ」 
    「……別に、なにも」 

    ジト目で咎められ、シラを切ると、嘆息して。 

    「別に減るものじゃないし、見てもいいのに」 
    「な、何のことだか、さっぱりわからん!」 
    「はいはい。そんなことよりも」 
    「……なんだ?」 
    「あなたを信用させる方法を思いついたのよ」 

    満面の笑みでそう語る悪党は少し可愛かった。

    20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:25:49.13 ID:akmR/FL90
    「俺を信用させる方法だと?」 
    「ええ、知りたい?」 
    「ふん。そんなもの、あるわけがない」 

    悪党と話せば話すほど猜疑心は強まる一方だ。 

    「騙されたと思って、聞いて」 
    「俺は絶対に騙されないぞ」 
    「じゃあ、騙されないと思って、聞いて」 

    しつこい悪党の言葉に、渋々、耳を傾ける。 

    「あなたのお尻を舐めてあげる」 
    「おっ?」 
    「そしたら、私のこと、信じてくれる?」 

    全く意味がわからないが、興味は、唆られた。



    21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:27:46.17 ID:akmR/FL90
    「俺の尻を舐める、だと?」 
    「ええ、そうよ」 
    「それにどんな意味があるんだ?」 
    「それくらい、愛していると知って欲しいの」 

    どんな愛の告白だ。完全に頭がおかしい。 

    「それで俺がお前を信用すると思うのか?」 
    「信用されなかったら、それはそれでいい」 
    「どういう意味だ?」 
    「愛を伝えられるだけで、私は満足だから」 

    要するに自己満足か。実に悪党らしい考えだ。 

    「断る」 
    「どうして?」 
    「尻を舐めさせて喜ぶ趣味などないからだ」 

    正義の味方にそんな特殊な趣味などないのだ。 

    「それは、嘘よ」 
    「は?」 
    「あなたは私に舐められるのが怖いだけ」 
    「怖くなんてない」 
    「だったら、別に構わないでしょう?」 
    「……嫌だ」 
    「ほら、やっぱり。あなたは、臆病者よ」 

    普段温厚な俺でも、これにはカチンときた。

    22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:29:53.77 ID:akmR/FL90
    「……俺が、臆病者だと?」 
    「そう。あなたは私に舐められるのが怖いの」 
    「違う」 
    「いいえ。違くないわ」 
    「違うって言ってるだろっ!!」 

    つい、怒鳴ってしまった俺を悪党は嘲嗤って。 

    「じゃあ、臆病者じゃないって証明して」 
    「えっ?」 
    「あなたが真の正義の味方なら出来る筈だわ」 
    「何を……?」 
    「私のお尻を舐めなさい」 
    「おっ?」 

    何だそれは。どんな理屈だ。意味不明すぎる。 

    「ああ、ごめんなさい。飛躍しすぎだったわ」 
    「お、おう」 
    「まずは私があなたのお尻を舐めるのが先ね」 

    おかしいな。何故か、話がふりだしに戻った。 

    「ちょ、ちょっと待ってくれ!」 
    「どうしたの? やっぱり怖い?」 
    「こ、怖くない! 怖くなんてない、けど……」 

    狼狽えると、ここぞとばかりに提案してきた。 

    「じゃあ、キスだけ、とか?」 
    「まあ……そのくらいなら」 
    「……チョロすぎ」 
    「えっ?」 
    「なんでもないわ。早くお尻を出しなさい」 
    「あ、ああ……わかった」 

    こうして俺は、まんまと悪党の口車に乗った。

    23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:31:53.54 ID:akmR/FL90
    「ふーん……思ったより、かわいいお尻ね」 
    「う、うるさいっ!」 
    「なによ、照れてるの?」 
    「照れてない!」 
    「ほんと、かわいいんだから」 

    尻を見られて羞恥に悶える俺を悪党は慈しみ。 

    「まだ怖いの?」 
    「だ、だから……怖くなんか、ない」 
    「大丈夫。手を繋いであげるから、ね?」 

    遠慮なく絡められた細い指により、改めて、悪党が女であることを強制的に認識させられた。 

    「ほら、力を抜いて……ちゅー」 
    「んあっ」 

    初めての感触に思わず声を出した、その瞬間。 

    「フハッ!」 

    悪党が愉悦を漏らし、俺はすぐさま抗議した。 

    「わ、嗤うなっ!」 
    「あら、ごめんなさい。私ったら、つい」 

    なにが、つい、だ。完全に悪意が満ちていた。

    24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:33:51.39 ID:akmR/FL90
    「ふぅ……じゃあ、次は私の番ね」 
    「はい?」 
    「ああ、違った。あなたの番、だったわね?」 

    愕然とする俺に背を向け、悪党は尻を出した。 

    「うわっ! な、何をやっているんだ!?」 
    「お尻を出さないと、キス出来ないでしょ?」 
    「俺はそんなことをするなんて言ってない!」 

    視線を逸らし拒否すると悪党が悲しげに囁く。 

    「ここまできて、やめるの?」 
    「うっ……」 
    「正義の味方って、案外、無責任なのね」 
    「そ、そんなことはない!」 

    俺は正義の味方。途中で投げ出したりしない。 

    「だったら、キス、出来るわよね?」 
    「……朝飯前だ」 
    「私としては、別に夕飯の後でもいいけど?」 
    「いいから、さっさと済ませるぞ!」 

    こんな奴と長く一緒に居たら、おかしくなる。 

    「おらっ! 尻をこっちに突き出せよ、悪党!」 
    「きゃっ! 乱暴にしないで」 
    「あっ……悪い。痛かったか?」 
    「ううん。平気だけど、優しくして?」 
    「お、おう」 

    まるで少女みたいな悲鳴に思わずときめいた。

    25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:39:26.79 ID:akmR/FL90
    「なんだか、変な気分ね」 
    「なんだ、突然」 

    尻を突き出しながら、悪党はクスクス嗤った。 

    「私は悪党で、あなたは正義の味方なのに」 
    「だから、それがどうした?」 
    「まるで仲の良い恋人同士みたいだと思って」 
    「……普通の恋人はこんなことをしない」 
    「つまり、私たちは特別な関係ということね」 

    敵対者同士。少なくとも普通の関係ではない。 

    「戯言はもう沢山だ」 
    「ええ、そうね。そろそろ終わらせましょう」 
    「これで、お前は終わりだ」 
    「これで、あなたはお終い」 

    正義の一撃を、悪党の美しい尻に、ぶち込む。 
    それで終わる。ようやく悪党に引導を渡せる。 
    あまり長く時間をかけていると情が移るから。 
    だから俺は焦らさずに尻にキスをしたのだが。 

    「んっ……あっ」 

    その瞬間。ちょろんっと悪党が尿を漏らした。 

    「フハッ!」 

    おや? なんだ今の愉悦は。誰の嗤い声だろう? 

    「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 

    頭に響く哄笑。やけに近い場所で嗤っている。 
    なんだか、頬が引きつり、そこで気がついた。 
    ああ、そうか。俺だった。俺が、嗤っていた。 

    「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 
    「悪は……堕ちる瞬間が、一番気持ち良いのよ」 
    「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 

    悪党の言う通り、俺は快楽に包まれ、堕ちた。



    26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:47:50.06 ID:akmR/FL90
    「はぁ……はぁ……」 
    「落ちついた?」 
    「俺は……堕ちたのか?」 
    「ええ。あなたは悪党の堕とし穴に、嵌った」 

    落ち着き、堕ち着いて、堕とし穴の底に嵌る。 

    「もう、這い上がれないのか……?」 
    「残念ながら、二度と穴からは出られないわ」 
    「くそっ……畜生……畜生ッ!」 

    俺は、悪党に負けた。 
    正義の味方は、悪に負けたら駄目なのに。 
    もはや、悪を阻む者は存在しない。 
    それが、悲しくて、悔しくて、情けなくて。 
    みっともなく、子供みたいに、泣きじゃくる。 

    「大丈夫よ。あなたは独りじゃないわ」 
    「ふぇっ?」 
    「私も穴の底で、ずっと一緒に居るから」 

    悪党が優しい手つきで、俺の髪を撫でる。 
    その悪党らしくない振る舞いに、困惑すると。 
    悪党はペロリと舌を出して、美しく微笑んだ。

    27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/03(日) 21:51:16.42 ID:akmR/FL90
    「ちょっと、チクッてするわよ」 
    「痛っ!? な、何をする!?」 
    「烙印よ。これであなたは私のもの」 

    悪党は自分の胸元の傷と同じ程度に、俺の胸を傷つけて、それを悪の烙印と称した。 

    「まさか、正義が悪に負けるとは……」 
    「いいえ。あなたは負けてなんていない」 
    「どういうことだ?」 
    「あなたに恋した時点で私の中の悪は滅んだ」 
    「ふえぇっ?」 
    「だから、なにも、心配しなくていいわ」 

    何がなんだか分からないけど、それはつまり。 

    「俺が倒すべき悪党はもう存在しないのか?」 
    「ええ。正義の味方と一緒に、消滅したのよ」 
    「それなら、争いはなくなって平和になるな」 
    「そう。悪と正義が仲良くすれば平和になる」 

    悪党が正義の味方の尻に口づけをして。 
    正義の味方が悪党の尻に口づけをした結果。 
    悪と正義は滅び、世界は平和になった。 
    全ては尻のおかげ。尻は、世界を救ったのだ。 

    物語のオチならぬ堕ちとしては、妥当だろう。 


    【悪党の平和な尻の穴に堕ちた正義】 


    FIN 


    元スレ:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549194208/

    1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:08:33.214 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「え? じゃなくて。新しいゲーム欲しいから、お金」 

    無職ちゃん「前貰った金? ソシャゲで全部溶けちゃった」 

    無職ちゃん「まあそんなのいいから、それよりはやく新しいお金ちょーだい、はやく、はやくはやくー」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……あのさあ、なんで渋るの?」 

    無職ちゃん「ていうか、最近なんかこういうパターン多いよね。この渋る時間必要?」 

    無職ちゃん「どうせくれるのに。なんですぐくれないの? 時間の無駄じゃない?」 

    無職ちゃん「はー……」 

    無職ちゃん「……そういう説教さあ」 

    無職ちゃん「……なんだかなー、うんざりっていうかー」 

    無職ちゃん「……なんで○○くんそんなに偉そうなのかなー」



    4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:10:07.785 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……○○くん高校のころ、私と付き合うのは分不相応だってあんなに卑下してたくせに」 

    無職ちゃん「私と釣り合うためにーって、すごい頑張ってたじゃん。私みたいな美人と付き合えて幸せでしょ?」 

    無職ちゃん「だから私はほら、○○くんに優しくしてあげてたけどさ。一応彼女だったし、○○くん頑張ってたし?」 

    無職ちゃん「でも折角フォローしても、皆の前だと○○くん自信なさげにしちゃって。面倒くさかったな~」 

    無職ちゃん「……私がいないと駄目だったよねー、○○くんはさあ、あはは」 

    無職ちゃん「あはは、はは、あはは」 

    無職ちゃん「……はあ~……ええと、それで、何の話だったっけ?」 

    無職ちゃん「ああ、そうだ、○○くんが偉そうだって話だ」 

    無職ちゃん「○○くん、最近私を舐めてきてない? なんか上から目線の言葉が目立つんだけど」 

    無職ちゃん「ハッキリ言うと、調子乗ってるよね? ○○くん」 

    無職ちゃん「私さ、基本寛容なんだけど、どうしてもムカつくことがあるんだよね。私イキられるの大嫌い」 

    無職ちゃん「わかる? ○○くんのこと言ってんの」 

    無職ちゃん「ああ、わかるんだ? わかっててイキんなよー」 

    無職ちゃん「あはは、あはは、あははは」 

    無職ちゃん「はあ~マジでキレちゃいそう~……もぐもぐ」

    5: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:11:13.098 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……折角○○くんの勇気に免じて付き合ってあげたのにな~、どうしてこんなに偉そうなのかね?」 

    無職ちゃん「昔からそういうところあるよね。クラスの場の空気が読めない感じ? 彼女だし、一応庇ってあげてたけど……」 

    無職ちゃん「苦労したなあ、○○くんのお守り」 

    無職ちゃん「私がついていないと、全然だめだもんねえ、○○くん……」 

    無職ちゃん「あはははは……」 

    無職ちゃん「あ、このお菓子美味しいや。後でもう一個買ってきてよ」 

    無職ちゃん「……いや~でも、本当に苦労したなあ……あはは……もぐもぐ」

    7: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:12:46.607 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……んー、なに、その反抗的な目つき」 

    無職ちゃん「……怒っちゃった? 私に悪く言われて怒っちゃったのかなー」 

    無職ちゃん「……ばーか」 

    無職ちゃん「あはは! ばーか、ばーか!!」 

    無職ちゃん「すぐキョドっちゃう陰キャ君のくせに、イキっちゃってさー!」 

    無職ちゃん「ばーか、ばーか、あはは! もぐもぐ、あはははは!」 

    無職ちゃん「ははははは、はは、ははは! あはは……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……?」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……いつもみたいに言い返してこないの? こらーって」

    8: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:13:48.981 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「私だけ悪口言って私が悪いみたいじゃん……」 

    無職ちゃん「……何その態度、なんでそっち向くの」 

    無職ちゃん「……ねえ」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「あ、ビビった? 私にビビってるんでしょ?」 

    無職ちゃん「怖がらないで大丈夫だよ~、私が可愛いからって、彼女にまでビビんないでよ~!」 

    無職ちゃん「あはは!」 

    無職ちゃん「……は、は」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……ねえ、何無視してんの?」



    9: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:14:52.502 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……拗ねてんの?」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……あのぉ」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「え、え、え、え、ちょ、ちょっ、ど、どこ行くの、ねえ」 

    無職ちゃん「まだ話してんじゃん話してんじゃん、なになに、どしたのー?」 

    無職ちゃん「待ってって、待ってよ。待って待って」 

    無職ちゃん「きゃっ、え、え? な、なに、触んなって、え?」 

    無職ちゃん「ちょ、あ、あはは、なんか、あはは……」 

    無職ちゃん「はは……」 

    無職ちゃん「はは、いや、え? いやいや、あの……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「え、なんでそんな怖い感じなの?」

    10: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:16:11.162 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「け、結構怒ってる感じかな? あはは、ちょっと、その、言い過ぎたかも……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……な、なんか、喋ってよ……怖いじゃん……はは……」 

    無職ちゃん「……い、いつものことじゃん! なんで、今日になって、なんか、こんな」 

    無職ちゃん「……こ、怖いわー! あはは! も、もう、なんか、ドキドキするじゃん、こんなのー!」 

    無職ちゃん「……え、と」 

    無職ちゃん「……! な、なに!? も、もうやっと返事して」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……限、界? な、なにが」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……別、れ、よう?」

    13: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:17:12.126 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「え、やだ」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「いや、なにこの真面目な空気w」 

    無職ちゃん「やだって、やだって言ってるじゃん」 

    無職ちゃん「だから、え、え?」 

    無職ちゃん「え? なんで?」



    14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:18:17.240 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「飽きた? 飽きたの私のこと? そんなわけないよね? ○○くん私のこと大好きだもんね?」 

    無職ちゃん「いや……」 

    無職ちゃん「……別れようって、うそでしょ? 冗談だよね?」 

    無職ちゃん「は、はずみだよね? 喧嘩のはずみって言うか、でも、別に私としては喧嘩してるつもりないし、コミュニケーションの一環っていうか、その」 

    無職ちゃん「だ、だからそんなに怒んないでよー! ほら、仲直りー握手握手」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……あの、握手」 

    無職ちゃん「……えっと」 

    無職ちゃん「……」

    15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:19:40.934 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「ら、らしく、ないじゃーん……」 

    無職ちゃん「だって、○○くん、いつも、私の我儘、聞いてくれて」 

    無職ちゃん「……いつも……優しくて……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……げ、限度? あ……う……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「で、でも、○○くん、私がいないと、あの……」 

    無職ちゃん「うん……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「でも、○○くん、私のこと、好きだし……好きなんだよね?」 

    無職ちゃん「だ、だってさ、覚えてる? ○○くんが私に告白してきたとき……」 

    無職ちゃん「顔真っ赤にして、さ……」 

    無職ちゃん「あはは、もー、真っ赤過ぎて笑っちゃいそうになったけど」 

    無職ちゃん「でも、本当は、私だって……本当は……ねえ……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……え?」 

    無職ちゃん「……もう、むり……? き、きらい?」 

    無職ちゃん「……」

    16: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:20:56.983 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「あ、あー、そう……ご、ごめんね? わ、我儘言いすぎちゃった、ね」 

    無職ちゃん「ごめんなさい、はい、仲直りしましょう……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……ご、ごめんなさい、ごめんなさい」 

    無職ちゃん「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」 

    無職ちゃん「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

    17: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:22:10.383 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「ご、ごめ、ごめんな、さい……うぅ、うああぁぁ、うえっ、うえええ」 

    無職ちゃん「ひっく、うえ、ぐすっ、うえっ」 

    無職ちゃん「……う、うえぇ……」 

    無職ちゃん「……うぅうぅぅ」 

    無職ちゃん「ご、ごめんなさい……ひっく」 

    無職ちゃん「わ、我儘、言い過ぎ、ました……」 

    無職ちゃん「な、なおします、悪いとこ、なおすから……」 

    無職ちゃん「な、なんでも……なんでも、聞くから……」 

    無職ちゃん「だ、だから、だから……」 

    無職ちゃん「……き、嫌いにならないで、ください、お願い、します」



    19: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:23:07.861 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……はい、ぐすっ、すみませんでした……最近調子乗ってました……ぐすっ」 

    無職ちゃん「でも、私、ずっとチヤホヤされてきて、でも、就職できなくて、うぅ、ぐすっ」 

    無職ちゃん「○○くんだけが、私を慰めてくれて、だから、私ぃ、つい、ひっく……」 

    無職ちゃん「……あ! そ、そうだよ、○○くんが甘やかすから」 

    無職ちゃん「あ、すみません……はい、馬鹿な事言いました」 

    無職ちゃん「ぜ、絶対に別れたくないです、はい、はい……」 

    無職ちゃん「わかりました、はい。就職します……いい年こいて無職ですみません……」 

    無職ちゃん「ぐすっ……」 

    無職ちゃん「そうだよね……二人でお金貯めようねって、決めたもんね……」 

    無職ちゃん「はい、はい……ハローワーク行ってきます……仕事探します……」 

    無職ちゃん「ひっく、え、えらい? そっか、えへへ……へへ……ずずっ……」 

    無職ちゃん「ひっく」

    20: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:24:17.184 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……あの、さっきの、嫌いって、あの」 

    無職ちゃん「……は、半分嘘? は、半分本当なの?」 

    無職ちゃん「……わ、わかったよう……がんばるよう」 

    無職ちゃん「……こ、こういうことしてくるんだもんなあ、○○くん、ぐすっ」 

    無職ちゃん「……やだやだ、これで味しめたら絶対今後使ってくるもんなあ」 

    無職ちゃん「……こんなの毎回されたら心壊れちゃう……」 

    無職ちゃん「……でも最近の○○くん遠慮が無いんだもんなあ……ほんともう調子に」 

    無職ちゃん「あ、なんでもないです。はい、働きます」

    21: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:25:18.821 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「うん……今からハローワーク行く……うん……」 

    無職ちゃん「……ていうか○○くんが高給なら私働かなくて済むのに……」 

    無職ちゃん「なんでもないす。さーせん」 

    無職ちゃん「ずずっ……」 

    無職ちゃん「……ん」 

    無職ちゃん「……え? いや送ってよ」 

    無職ちゃん「んん? 一緒に来てよ。私が泣いて帰ることになったら○○くんが慰めるんだよ?」 

    無職ちゃん「しっかりしてよ、もう……」 

    無職ちゃん「……え、なにその溜め息。怖いからやめてごめんなさい」 

    無職ちゃん「……ええと」 

    無職ちゃん「……ごめんなさい」

    23: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:26:28.466 ID:Ew3L81Ne0
    無職ちゃん「……あの」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……本当に、私のこと嫌いじゃないんだよね?」 

    無職ちゃん「そうだよね? 私のこと大好きだよね? 好きで好きでしょうがないくらいだよね? 本当に好きだよね?」 

    無職ちゃん「いや、さっきので不安になってるから……」 

    無職ちゃん「ぐすっ……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……あ。だから、できれば、そのー、ねえ?」 

    無職ちゃん「なんていうの? その、証的な……ねえ? ずずっ」 

    無職ちゃん「へへ……んー」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……いや、こんのかい」 

    無職ちゃん「……」 

    無職ちゃん「……はー」 

    無職ちゃん「はいはい、わかりましたよ……」 

    無職ちゃん「その代わり、うまくいったら……えっとぉ……」 

    無職ちゃん「……今夜のご褒美、いつもよりたくさんちょうだい」

    24: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/12/02(日) 21:28:13.284 ID:Ew3L81Ne0
    終わりです 
    金があれば無職になりたい


    元スレ:http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1543752513/

    1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:26:56.406 ID:JrF2f+100
    サラリーマン「いやー、ハズキルーペは最高だな!」 

    女子高生「ハズキルーペいいよね~」 

    小学生「ハズキルーペ超カッコイイ!」 

    ワイワイ… ガヤガヤ… 



    男「……ったく、どいつもこいつもハズキルーペハズキルーペって」 

    女「なんかムカつくよね~」 

    男「やたら頑丈らしいけど、こうなったらハズキルーペをぶっ壊そうぜ!」 

    女「ハズキルーペ、だーい嫌いっ」



    5: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:30:11.860 ID:JrF2f+100
    男「椅子の上にハズキルーペを置いて……」サッ 

    男「座れ」 

    女「うん」グシャッ 

    男「あっけない……もう壊れやがった! ハハハ、とんだ欠陥品じゃねーか!」 

    女「じゃあ立つね」スッ 

    シーン… 

    男「……!」 

    男「こ、壊れてないだと……!?」

    6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:32:10.056 ID:JrF2f+100
    男「もう一回だ! 今度はジャンプしながら座れ!」 

    女「分かった!」ピョンッ 

    グシャッ 

    女「いい音したよ!」 

    男「よっしゃ、今度こそ……!」 

    シーン… 

    男「!」 

    男「ダメだ……まったく壊れてない……!」

    7: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:34:49.356 ID:JrF2f+100
    男「やっぱりこういうのは男がやらないとな! 貸せ!」 

    男「地面に叩きつけて!」バシッ 

    男「踏みつけまくってやる!」 

    ガッ! バキッ! グシャッ! 

    男「どうだ!?」ハァハァ… 

    シーン… 

    女「傷一つついてないよ~」 

    男「なにぃ~!?」

    9: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:38:20.000 ID:JrF2f+100
    格闘家「シッ!」 

    格闘家「シッ! シシッ! シッ!」 

    ドカッ! バキッ! ボスッ! 

    男(おお……すごい! この人なら……!) 

    男「練習中すみません! お願いがあります!」 

    格闘家「なんだ?」 

    男「あなたのパンチでハズキルーペをぶっ壊して下さい!」 

    格闘家「任せな……KOしてやるぜ!」

    10: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:40:08.910 ID:JrF2f+100
    格闘家「シッ!」 

    ドゴッ! 

    格闘家「シッ! シシシッ! シッ!」 

    ドガァッ! バキッ! ボゴォッ! 

    シーン… 

    男「まったく壊れてない……」 

    女「そんな……」 

    格闘家「こんなタフな相手は初めてだぜ……」



    11: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:42:34.482 ID:JrF2f+100
    男「力士さん、お願いします!」 

    女「どうかハズキルーペを壊して下さい!」 

    力士「いいでごわす!」 

    力士「おいどんの意地にかけて、体重をかけて、ハズキルーペを粉々にしてやるでごわす!」 

    男(いくらハズキルーペでも、力士の重さにゃ敵うめえ!)

    13: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:44:32.650 ID:BusKEN830
    さすがハズキルーペ

    14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:45:15.174 ID:JrF2f+100
    力士「ハズキルーペ、ちゃんこにして食ってやるでごわす!」 

    力士「どすこーい!」 

    ズシンッ! 

    男「うわっ、ペシャンコ!」 

    女「確実に粉々よ!」 

    シーン… 

    力士「……む!?」 

    男「力士さんでもダメなのか!」 

    女「平然としているわ!」 

    力士「おいどんの負けでごわす……」



    16: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:48:25.557 ID:JrF2f+100
    男「だったら車で!」 

    ブロロロロロッ 

    グシャッ! 

    男「どうだ!?」キキッ 

    シーン… 

    女「ダメだわ! 曲がってすらいない!」 

    男「おもしれえ……ならトラックで踏み潰してやる!」

    17: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:50:06.834 ID:JrF2f+100
    ブロロロロロ… 

    グシャンッ! 


    シーン… 


    女「ビクともしてないわ!」 

    男「ちくしょう……どんだけ頑丈なんだよハズキルーペ!」

    18: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:53:06.655 ID:JrF2f+100
    男「だったら……これしかねえ!」チャッ 

    女「拳銃じゃない! どうしたの、そんなもの!」 

    男「裏ルートで入手してきたのさ……」 

    男「さすがに銃弾には耐えられまい!」パンッ パンッ 

    キィンッ キィンッ 

    男「は、弾かれた!?」 

    女「ハズキルーペをかけていれば、目を撃たれても安心ね!」 

    男「これがメイドインジャパンなのかよ……!」

    19: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:55:03.669 ID:JrF2f+100
    男「ならマシンガンだ!」 

    男「うおおおおおおおおおおおおお!!!」ガガガガガガガガガッ 

    ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ 


    シュゥゥゥゥゥ… 

    シーン… 


    男「これでもダメか!」 

    女「数より質よ! もっと強い兵器を用意しなきゃ!」

    20: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:56:31.364 ID:JrF2f+100
    男「ロケットランチャーだ!」 

    女「私に撃たせて!」シュボッ 


    ズガァァンッ! 


    シーン… 


    男「嘘だろ!? あの爆発でピンピンしてやがる!」 

    女「どうやったら壊れるのよこれ!?」



    22: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 01:58:46.862 ID:JrF2f+100
    男「お願いします!」 

    女「どうか核ミサイルを撃たせて下さい!」 

    司令官「よかろう。ハズキルーペとやら、壊したくなってきた」 

    司令官「このボタンを押すがよい」 

    男「やったぁ!」 

    女「じゃあ一緒に押そうよ!」 

    男「共同作業だな!」 

    男女「えいっ!」ポチッ

    24: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:01:15.730 ID:JrF2f+100
    ドゴォォォォォンッ!!! 


    グゴゴゴゴゴゴ……! 





    女「すごいキノコ雲……!」 

    男「や、やったか!?」 

    司令官「メイドインジャパン……敗れたり!」

    25: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:04:06.187 ID:JrF2f+100
    シュゥゥゥゥゥ… 



    男「い、いや!」 

    女「やってない……! かすり傷さえついてないわ……!」 

    男「ハズキルーペは核ミサイルにも耐えられる設計なのか……!」 

    司令官「オーマイゴッド!!!」

    26: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:06:29.598 ID:JrF2f+100
    男「……というわけなのです」 

    男「もはや我々は地球外生命体であるあなたに力と知恵をお借りするしかない!」 

    女「どうかハズキルーペを破壊して下さい!」 

    宇宙人「いいでしょウ……」 

    宇宙人「我々の≪惑星破壊砲≫で、ハズキルーペを破壊どころか、消滅させてあげましょウ!」 

    男「ありがとウ!」 

    宇宙人「真似しないデ!」



    28: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:08:27.321 ID:JrF2f+100
    宇宙人「まずは、消滅しても問題のない無人の惑星にハズキルーペを置きましょウ」コトッ 



    宇宙人「続いて十分離れたところから……砲で惑星を狙ウ」 

    宇宙人「ちなみにあの惑星の大きさは、あなたたちの地球の十倍でス」 

    男「……」ゴクッ 

    女「……」ゴクッ 

    宇宙人「惑星破壊砲……発射ァ!!!」

    29: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:10:57.094 ID:JrF2f+100
    パッ!!! 





    男「うおお、あんなでかい惑星が一瞬で消滅した! 破片すら残ってない!」 

    女「これならハズキルーペだって……!」 

    宇宙人「念のため、あのあたりの座標を確認しましょうカ」

    30: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:12:05.814 ID:JrF2f+100
    宇宙人「……ム!」 

    宇宙人「そ、そんナ……!」 

    男「どうしました!?」 

    宇宙人「ハズキルーペは……ハズキルーペは……!」 

    女「ま、まさか……」 

    宇宙人「全くの、無傷、ダ……」 

    ババーンッ!!!

    32: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:16:58.418 ID:JrF2f+100
    男「まさか、星の爆発にも耐えるとは……」 

    女「いったいどうやったら壊れるの、これ!?」 

    男「無理なんだよ……たとえビッグバンが起こっても壊せないに違いない……」 

    女「宇宙が滅びてもハズキルーペは永久に不滅なのね……」 

    おばあちゃん「おやおや?」 

    男「あ、ご近所のおばあちゃん」 

    おばあちゃん「これが今噂のハズキルーペかい? CMでよくやってる」 

    女「ええ、そうよ」 

    おばあちゃん「かけてみてもいいかい?」 

    男「どうぞどうぞ」



    33: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:18:12.700 ID:JrF2f+100
    おばあちゃん「どれどれ……」サッ 

    おばあちゃん「ふむ……」 

    おばあちゃん「たしかによく見えるけど、思ったほどじゃないねえ」 

    パキィィンッ 


    男「あ、壊れた」 




    END

    34: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:23:23.396 ID:QzQPc2Xxa

    35: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:24:45.569 ID:Yn4dgTdO0
    ワロタ乙

    36: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:25:23.829 ID:JpV7Cpc9r
    ばあちゃんTUEE!

    37: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:25:44.082 ID:2y5/KAX/0
    こわれんなぁ~



    38: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 02:49:14.851 ID:B8GsetH40
    乙乙

    39: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/09/26(水) 03:44:50.133 ID:/2qX+th3a
    ブルーライトカットが入ってない


    元スレ:http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1537892816/

    1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:04:59 ID:hk7
    ぼく「ほえ~」
    彼女「イケメンと付き合ってる子って不安になったりしないのかな?」
    ぼく「どうなんだろねー」

    ぼく(あれ、これディスられてね?)



    2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:07:38 ID:hk7
    彼女「子供に幸せになって貰いたからってイケメンとか身長高い人と結婚したいって言う子いるじゃん?」
    ぼく「うん」
    彼女「でも遺伝子が子供育てるわけじゃないし、子供を育てるのは親の心じゃん?」
    ぼく「うんうん」
    彼女「だから結婚相手に選ぶべきはイケメンよりも優しい人だと思うんだよね」
    ぼく「いいこと言うなぁ」

    ぼく(暗にディスられてね?)

    4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:09:30 ID:hk7
    彼女「顔で男選ぶのって胸で女選ぶくらい失礼だよね」
    ぼく「そうかも」
    彼女「私は絶対そういう選び方しないって決めてる」
    ぼく「現在進行形?」
    彼女「うん」
    ぼく「しっかりしてるなぁ」

    ぼく(やっぱディスられてね?)

    5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:11:51 ID:hk7
    彼女「〇〇は自信持って友達に紹介できる」
    ぼく「う、うれしい・・・!」
    彼女「絶対取られる心配もないし安心して紹介できる」
    ぼく「信頼されてるなぁ」

    ぼく(やっぱディスられてるわコレ)

    6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:14:52 ID:hk7
    ぼく「付き合ってても好きとか言わないカップルも居るんだってね」
    彼女「プラスな感情ってどんどん出していくべきだと思う」
    ぼく「ホントだよね、言わなきゃ伝わらないもんね」
    彼女「言われたら嬉しいし、相手も喜んでくれるし」
    ぼく「僕も好きとか可愛いとか言うようにしてる」
    彼女「私も好きって言うようにしてるよ」

    ぼく(なんか足りなくない?)



    7: ねこななし。 2018/09/19(水)04:18:45 ID:wJU
    >>6
    これは考えすぎでは

    9: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:20:33 ID:hk7
    >>7
    事実言われた事ないんだよね

    「か」から始まって「い」で終わる褒め言葉
    二文字目が「っ」の方も「わ」の方も・・・

    8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:18:45 ID:hk7
    彼女「芸能人だと誰が好き?」
    ぼく「あー・・・、らがきゆい・・」
    彼女「どういうところが?」
    ぼく「あー・・・、フレッシュな感じ・・?」(苦しいか・・!?)
    彼女「確かに爽やかだよね」
    ぼく「だよね!」(セーフ!)
    ぼく「そっちは?」
    彼女「北川景子」
    ぼく「へ、へぇ~・・・」

    ぼく(同性有りなのか!)



    10: ねこななし。 2018/09/19(水)04:21:01 ID:wJU
    あ、そういうことか
    今まで言われたことないなら確かにそう思うわなるほど

    14: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:24:41 ID:hk7
    彼女「美味しい?」
    ぼく「美味しいよ」
    ぼく(自信作かな)

    彼女「美味しくない?」
    ぼく「そんなことないよ」
    ぼく(ちょい不安なのかな)

    彼女「まずいでしょ?」
    ぼく「割といけるよ」
    ぼく(失敗作か)

    彼女「まずいの?」
    ぼく「おいしいよ」
    ぼく(まずいです)

    16: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:31:14 ID:hk7
    彼女「どっちが似合う?」
    ぼく「どっちも似合うよ」
    彼女「どちらかといえば?」
    ぼく「うーん・・・」
    彼女「どっちでもいいって事?」
    ぼく「甲乙付けがたいって事かな」
    彼女「どっちが好き?」
    ぼく「僕の好みで選んでいいの?」
    彼女「〇〇に選んでほしい、自分じゃ決められない」
    ぼく「うーん、じゃあ右かな」
    彼女「だと思った」
    ぼく「お見通しかぁ」
    彼女「長い付き合いだからね」
    ぼく「見透かされてるなぁ、ははは」
    彼女「じゃあ買ってくるね」
    ぼく「うん!」

    ぼく「今更だけど左も欲しかったんじゃない?」
    彼女「左買ったよ」

    ぼく(自分を持ってるって素晴らしいよね)

    17: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:34:13 ID:hk7
    ぼく「どっちが運転する?」
    彼女「帰り運転するから行きは任せていい?」
    ぼく「いいよ」

    ぼく「じゃあ帰ろっか」
    彼女「荷物積むね、エンジンかけてて」
    ぼく「おっけー」
    彼女「積んだよー」
    ぼく「ほーい」


    ぼく(あれ?帰りも運転する感じ?)



    18: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:38:30 ID:hk7
    彼女「晩御飯なにがいい?」
    ぼく「なんでもいいよ」
    彼女「なんでもいいが一番困る」
    ぼく「じゃあカレーとか」
    彼女「時間かかるから無理かなぁ」
    ぼく「じゃあチャーハンとか」
    彼女「炊きたてだからビチャビチャになるよ?」
    ぼく「じゃあ卵焼きとかの簡単なのでいいよ」
    彼女「ちょっと考えるね」
    ぼく「うん」(考えるの?)

    彼女「決まった」
    ぼく「なに?」
    彼女「トムヤムクン食べたいから材料買ってくるね」
    ぼく「わかった」

    ぼく(なにを考えたの?)

    19: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:41:56 ID:hk7
    ぼく「最近忖度って言葉よく聞くね」
    彼女「急に聞くようになったね」
    ぼく「なんか中国の武将みたいな響きだよね」
    彼女「言われてみればそうかも」

    ぼく「そういえばソンタクって韓流ドラマとかにも居そうだね」
    彼女「その話もういいよ」
    ぼく「おっけー」

    ぼく(熱冷めるの早くない?)

    21: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:49:23 ID:hk7
    ぼく「同窓会誘われたけど行ってもいい?」
    彼女「確認とるの?」
    ぼく「一応、付き合ってるし」
    彼女「付き合ってると確認とるの?」
    ぼく「え、まぁ、うん、行っちゃダメって人もいるし」
    彼女「なんで?」
    ぼく「それは、まぁ・・・浮気するから・・とか?」
    彼女「するの?」
    ぼく「いや僕じゃなくて世間的にはそういう話もあるっていうか・・」
    彼女「浮気するの?同窓会で?」
    ぼく「しないよ、僕はしないよ、絶対」
    彼女「じゃあ確認取らなくてよくない?」
    ぼく「そうだね、まったくその通り」
    彼女「じゃあなんで取ったの?」
    ぼく「一応、確認というか流れというか・・・、確認取る人が多い的な事を聞いたから・・」
    彼女「やましい事が無いなら取らなくていいよ」
    ぼく「そうだよね、なんか白々しいもんね、浮気しないんだしスッと行けばいいよね、ごめん」
    彼女「する時は確認取ってもするでしょ?」

    ぼく(死刑宣告?)



    23: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)04:59:07 ID:hk7
    彼女「このアイドルと私ならどっちが可愛いのかな?」
    ぼく「〇〇ちゃん」
    彼女「アイドルに勝ってる?」
    ぼく「僕の目にはそう見えるよ」
    彼女「土屋太鳳と私なら?」
    ぼく「〇〇ちゃん」
    彼女「ノリで言ってない?」
    ぼく「そんな事無いよ、僕の主観だし」
    彼女「じゃあ小池栄子と私なら?」
    ぼく「僕の好みは〇〇ちゃん」
    彼女「北川景子と私なら?」
    ぼく「付き合うならやっぱり〇〇ちゃんかな」
    彼女「顔は?」
    ぼく「・・・・・・・、〇〇ちゃんかな、主観では」
    彼女「世間的には?」
    ぼく「・・・、人によるとしか・・・」
    彼女「付き合うなら、の“なら”ってなに?」


    ぼく(詰みです)

    24: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:04:42 ID:hk7
    彼女「愛してるって言って」
    ぼく「愛してる」
    彼女「気持ち込めて言って」
    ぼく「愛してるよ」
    彼女「気持ち込めないで言ってみて」
    ぼく「あいしてる」
    彼女「気持ち無くても言えるんだね」

    ぼく(我が家には孔明がいる)

    26: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:08:04 ID:hk7
    彼女「DVとかって最低だよね」
    ぼく「最近は男女逆のも多いらしいね」
    彼女「結婚してから豹変するとか嫌だなぁ」
    ぼく「見抜けないよね」
    彼女「豹変しないでね?」
    ぼく「しないしない」
    ぼく「豹変しないでね?」
    彼女「わかんない」

    ぼく(可能性の獣)

    27: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:09:14 ID:nXU
    気になってたんだけど
    結婚してないんだよね?

    29: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:10:30 ID:hk7
    >>27
    してないよ
    半同棲



    32: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:17:08 ID:hk7
    彼女「男はいつまでも元カノのこと覚えてるって本当?」
    ぼく「人によるんじゃないかな」
    彼女「〇〇は?」
    ぼく「忘れるってのもおかしいし、記憶にはあるけど気持ちはもう無いよ」
    彼女「迫られたら?」
    ぼく「断るよ」
    彼女「私と別れて私が迫っても断るっこと?」
    ぼく「別れたりしないから大丈夫だよ」
    彼女「もし別れたら?気持ちは無くなる?」
    ぼく「うーん・・・、〇〇ちゃんの事はずっと好きかも」
    彼女「それはそれでキモいかも」

    ぼく(ディスられました)確信

    33: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)05:19:12 ID:hk7
    もう出てこないや
    日常のことって無限に覚えてるようで思い出そうとするとなかなか出てこないね
    昨日や一昨日だって何かしらあったはずなのに思い出せない





    34: 名無しさん@おーぷん 2018/09/19(水)06:54:31 ID:mbY
    >>33
    ディスられる記憶しかない・・・ マゾなのかな。


    元スレ:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1537297499/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:08:06.27 ID:xJz4/1uK0

    ブロロロロロ… 

    男「……」チラッ 

    女「ちょっと、運転中にスマホ見ないでよ。危ないよ」 

    男「俺さ、ガラケーからスマホにするの結構遅かったんだけど」 

    女「そうなんだ」 

    男「ガラケーだった頃は、次々スマホに切り替えていく連中を」 

    男「スマホのどこがそんなにいいんだ、ミーハーどもめ、だなんてバカにしてたけど」 

    男「自分もいざスマホにしてみたら、やっぱりこう思うよ」 

    男「一度スマホにしちゃうと、もうガラケーには戻れないよな……って」 

    女「どうして?」

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550502485

    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:08:57.17 ID:xJz4/1uK0

    男「まず、なんといっても操作が快適よ」 

    男「画面を押せばダイレクトに反応してくれるんだもん。最初は戸惑ったけど、慣れると便利この上ない」 

    男「あと、やっぱりできるのことの多さがガラケーとは段違いだしさぁ」 

    女「そりゃねえ」 

    男「ノートパソコンよりさらに小さなパソコン持ってるようなもんだ。もう手放せないよ」 

    女「たしかにもうスマホのない生活は考えられないかも……」 

    男「気づいたら、スマホを手に取ってるからな」


    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:11:23.38 ID:xJz4/1uK0

    男「それと、戻れないといったらテレビゲーム」 

    男「今の超美麗なグラフィックに慣れちゃうと、昔のグラフィックでゲームするのは厳しくなる」 

    女「えー、だけどたまに昔のゲームやりたくならない?」 

    男「なるけど、そういうのって結局懐かしさを味わうためって補正があるからだろ?」 

    男「たとえば大人気RPGの最新作が今さらファミコンみたいなグラで出るってなったら、間違いなくコケると思うよ」 

    女「あんたのたとえは極端すぎる気もするけどね」


    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:12:37.33 ID:xJz4/1uK0

    男「家電もそうだ」 

    男「今やみんな当たり前のように洗濯機や掃除機を使ってるけど、大昔は洗濯板やホウキだったんだぜ?」 

    男「今さら洗濯板でジャブジャブ洗い物やる生活なんて無理だろ」 

    女「冬場は特にキツそうだね」 

    男「俺もし洗濯機がなかったら、冬場は服洗わないと思う。まあ、あってもあまり洗ってないけど」 

    女「いや洗えよ……」


    5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:15:38.14 ID:xJz4/1uK0

    男「あと……子供の頃、初めてシャーペンを知った時の衝撃は今でも忘れない」 

    女「シャープペン? なんで?」 

    男「だって、鉛筆は芯が折れたらまた削らなきゃいけないけど、シャーペンはカチカチするだけでいいんだぜ?」 

    男「あれは革命でしたよ、革命。カチカチ革命。あれ知ったらもう鉛筆には戻れねえよ」 

    女「たしかに楽だよねー」 

    女「ただ、鉛筆には鉛筆で、シャープペンにはない味があると思うけど」 

    男「マークシート試験も、たまにシャーペンじゃダメな時あるしな」


    6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:16:36.28 ID:xJz4/1uK0

    男「戻れないといったら……トイレもそうだ!」 

    男「もし、日本のトイレは全てボットン便所に戻しますなんて法案が可決されたら、暴動起こるぞ」 

    女「どこのバカがそんな法案出すってのよ」 

    男「あ……でも」 

    女「?」 

    男「女子トイレのボットン便所の下に潜んでムヒヒ……なことできるな」 

    女「あんたは絶対政治家になっちゃダメだね」


    7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:17:45.55 ID:xJz4/1uK0

    男「素晴らしい作品を見た時の感動なんかも、二度目三度目になると薄れちまう。初めての感動には戻れない」 

    女「そりゃそうよ」 

    女「私にだって記憶を消してもう一度見たいなぁ、なんて思う映画あるもん」 

    男「あるある」 

    男「記憶を消して、もう一度味わいたい動画……たくさんあるもん」 

    女「私がいってるのはもうちょい次元が上の話だから!」


    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:19:17.85 ID:xJz4/1uK0

    男「生活水準も、一度贅沢に慣れちゃうともう戻れないなんていうな」 

    女「そうなんだ?」 

    男「ああ、大金持ちだった奴が落ちぶれて、収入ががくんと減ったら」 

    男「質素に暮らす分には十分な収入があったとしても、ついつい前みたいな生活しようとして」 

    男「破産しちまうことが多いんだと。金銭感覚が富豪だった頃のままってわけだ」 

    女「貴族みたいな生活してた人がいきなり質素にしろっていわれても難しいのかもね」


    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:20:27.28 ID:xJz4/1uK0

    男「それと、戻れないといったらなんといっても時間だ、時間!」 

    男「過ぎ去った時はどんなに望んでも、もう二度と返ってこない!」 

    男「だから我々は一秒一秒を全力で楽しまなければならないのではあるまいか!」 

    男「そう……たとえどんなに無駄に見える時間であっても……!」 

    女「いいこというねー」 

    女「ところでさ……」


    10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 00:21:49.22 ID:xJz4/1uK0

    女「間違えて一方通行の道に入っちゃったこの車は、どんどん目的地から離れていってるわけだけど……」 

    女「これから先、どうするつもりなのかなー?」 

    男「いや、だから俺は、こうして場を和ますために一度進んだら戻れないことの事例を話して……」 

    女「このバカーッ!!!」 

    ブロロロロロ… 







    ―END―


    11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 01:16:19.20 ID:I41O9gl8o

    面白かった乙


    12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/19(火) 01:56:26.06 ID:Chxs7wpgo

    きれいに落ちたな 
    おつおつ


    13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 09:41:56.28 ID:a4EhriD8O

    >>6 
    女教師の自宅トイレで若い男が死んでた事件思い出した 
    https://i.imgur.com/lV6xMly.jpg

    元スレ
    :http://sshouko.net/blog-entry-2978.html

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