悪魔のリドル

    1: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 21:46:20.32 ID:hPsocCIz0

    悪魔のリドルSSです。 

    兎晴です。R-18。 
    終始エロい事をしていますのでストーリーとか何もありません。 
    ただイチャイチャさせたかっただけです。 

    長くはならないと思いますが適当にさらっと作ったのを手直ししながらなので時間がかかるかもしれません。 
    最後まで必ずやりますのでよろしくお願いします。


    2: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 21:50:28.47 ID:hPsocCIz0

    始めはちょっとした悪戯心だった。 

    ベッドでくつろぐ晴を少し驚かせようと思っただけだ。 

    晴「や、とかっ、——んんっ!」 

    後ろから抱きしめ、耳を少し食むだけで晴の喉からは色気付いた声が漏れ出した。 

    頰は赤く染まり、息は熱い。 

    きっとこの続きも大丈夫だろうと判断して、兎角は晴の胸に手を当てた。 

    晴「待って……っ!」 

    嫌がるような声を出すが、彼女の手は兎角の手を上から覆うだけで抵抗するにしては力が足りない。


    3: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 21:55:56.20 ID:hPsocCIz0

    そういった素振りをしているだけだ。 

    兎角は興奮を隠しながら両手に感じる膨らみにぐっと力を込めた。 

    晴「ふ……んっ」 

    晴の苦しげな声を耳の奥に残し、兎角はさらに手に動きを加えた。 

    晴「だめ、だって——」 

    兎角「少し揉むだけだから」 

    左右の肉を持ち上げ、寄せながら指先でむにむにと揉んでいく。


    4: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 22:03:03.67 ID:hPsocCIz0

    晴の肩がピクリと震えて吐息が漏れた。 

    兎角「気持ち良い?」 

    晴「ばか……」 

    顔が赤い。 

    恥ずかしいのか、興奮しているのか。 

    少なくとも怒ってはいない。 

    兎角はもう一歩進みたくて、服の上からブラのホックに手を当てた。


    5: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 22:13:34.80 ID:hPsocCIz0

    もうすっかり手慣れたもので、晴が反応する頃には綺麗に外れてしまっていた。 

    晴「兎角さ――!」 

    振り向いた晴の怒鳴り声を唇で塞ぐ。 

    舌を強引に入れると晴もそれに返して来るのだから結局のところは彼女も求めているのだ。 

    赤く熟れた粘膜の触れ合う音が命の熱さを語る。 

    息苦しくなると離れて絡み合う唾液を飲み下し、またそれを求めてお互いの口内へと侵入する。 

    そんな事を繰り返すうちに気持ちは高みへと登りつめていく。


    6: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 22:17:10.57 ID:hPsocCIz0

    もっと激しいものが欲しい。 

    服の裾に手を差し込んで、直接胸に触れる。 

    吸い付くような弾力と瑞々しさに兎角は息を呑んだ。 

    晴「んんっぅ!」 

    手のひらで乳房を撫でながら指の間に入り込んだ先を摘む。 

    さらに大きく晴の体が揺れて、逃げるように唇が離れていった。


    11: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 23:19:27.21 ID:hPsocCIz0

    それを追うことはせず、続けて首筋に口付けて強く吸った。 

    晴「や――っ、跡、っ……!」 

    兎角「大丈夫だ。見えないところだから」 

    花のように赤く咲いた部分を舌先で舐める。 

    晴「あ……、ぁ」 

    舌が這う度に晴の背筋がびくんと仰け反る。 

    こんな刺激にも敏感に反応するのなら、晴の体はもうすっかり出来上がっているのだ。


    12: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 23:25:06.10 ID:hPsocCIz0

    続けて両方の胸を乱暴に扱ってみる。 

    強く寄せたり、強引に持ち上げても晴は嫌がる様子を見せない。 

    兎角「先、もっと触っていい?」 

    耳元で囁くと、晴はまた頬を紅潮させた。 

    そして首をゆっくりと左右に振る。 

    晴「だめ……」 

    息を含んだ声は密着していなければ聞こえないくらいに小さい。


    13: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/09(月) 23:31:13.58 ID:hPsocCIz0

    そんな消え入りそうな拒否を認める気はない。 

    爪で硬くなった突起を刺激すると晴が股を擦り合わせたのが見えた。 

    胸を攻め続けながら兎角は口を開いた。 

    兎角「興奮してる?」 

    晴「んっ、ふ……っぅ、あっ」 

    晴は答えないがその喘ぎ方だけで十分だった。 

    人差し指で先の膨らみを押しつぶすとまた違う嬌声が漏れた。


    19: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 20:45:53.78 ID:xFrhZJiD0

    ゆっくりと乳輪を撫で、じわじわと乳首を挟んで刺激を与える。 

    晴の腰が時々揺れている事にはとっくに気付いていた。 

    揉む手は休めず、片方の手をスカートに差し込む。 

    今度は快感にではなく、晴は素直に驚きで体を震わせた。 

    晴「兎角っ!」 

    静止の声とほぼ同時に下着の中へ手を差し込む。 

    兎角「濡れてるよ」


    20: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 20:55:35.71 ID:xFrhZJiD0

    局部に触れなくても下着の湿り具合で晴の体が求めているものは十分に理解した。 

    声を出さないように口元を押さえているが、吐息は目に見えるほどに熱を持っている。 

    陰部の周りを撫でてその潤いを確かめながら晴の反応を見る。 

    晴「あ、ん……っ」 

    浅い部分に指を這わせて溢れ出る愛液を拭い取ると、兎角は下着から手を引き抜いた。 

    絡みついたそれの粘りを楽しみながらじっくりとそれを眺める。 

    広げた指に繋がる透明な糸。


    23: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:13:39.05 ID:xFrhZJiD0

    そこから立ち昇ってくる生臭さに晴が顔を背けた。 

    兎角「晴」 

    ひとつ、耳元で静かに、告げるように囁く。 

    そして体液のまとわりつく指を彼女の眼前に差し出す。 

    晴「それ、やだよ……」 

    晴が嫌悪感に眉をひそめても罪悪感なんて少しも覚えなかった。 

    むしろ楽しいくらいだ。


    24: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:22:13.91 ID:xFrhZJiD0

    目の前で指をこすり合わせてその生々しさを伝える。 

    兎角「晴、私の指が欲しい?」 

    そろそろ素直になるんじゃないかと思って頰に唇を寄せる。 

    本音を聞けばすぐにでも行為を始めるつもりでいた。 

    しかし——。 

    晴「じゃあ、ちょうだい?」


    25: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:34:00.71 ID:xFrhZJiD0

    空気が変わった。 

    咄嗟に晴の前から手を引こうとしたが、ぬるりとした感触に体が固まる。 

    晴「ん……ちゅ」 

    晴が自らの体液を舐め取り始めている。 

    兎角にしっかりと見えるように舌を出して、手のひらから指先までを伝う。 

    愛おしそうに指先を咥え、興奮した様子で晴は息を吐いた。 

    唇を離すと、晴の唾液と体液が混じり合って細い糸を作った。


    28: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:41:23.07 ID:xFrhZJiD0

    思わずコクリと喉が鳴り、それに見惚れてしまう。 

    晴「兎角さん」 

    冷たく色付いた——いつもより低めの声が聞こえると同時に兎角の体が仰向けに倒された。 

    兎角「え——」 

    油断していたとはいえ、こんなにあっさり押し倒されてしまった事に兎角は困惑した。 

    一瞬のうちにブラジャーのホックも外されていて、上に覆い被さる晴の姿には恐怖すら覚える。 

    兎角「は、る……?」


    29: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:42:15.82 ID:xFrhZJiD0

    思わずコクリと喉が鳴り、それに見惚れてしまう。 

    晴「兎角さん」 

    冷たく色付いた——いつもより低めの声が聞こえると同時に兎角の体が仰向けに倒された。 

    兎角「え——」 

    油断していたとはいえ、こんなにあっさり押し倒されてしまった事に兎角は困惑した。 

    一瞬のうちにブラジャーのホックも外されていて、上に覆い被さる晴の姿には恐怖すら覚える。 

    兎角「は、る……?」


    30: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:43:11.64 ID:xFrhZJiD0

    目を細めて笑うその表情は獣のようだ。 

    晴「我慢できなくなっちゃった」 

    威圧感。 

    指先すら動かせない。 

    間を置かず晴は兎角の胸に手を当てた。 

    ほとんど平らになったそこを何度か撫で回し、下着を上にずらしてシャツの上から的確に突起をこする。 

    兎角「んっ――」


    31: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 21:56:30.20 ID:xFrhZJiD0

    なぜか体がひどく敏感になっていて、たったそれだけの刺激に体が跳ねた。 

    晴「兎角さんも興奮してるよね?」 

    水が流れるような滑らかな動きで晴の手が兎角の股間ヘと移動する。 

    抵抗する間もなく、異物が入り込んでくる感覚。 

    兎角「ぅ、あっ」 

    愛撫などという行為ではない。 

    無機物に触れているのと変わらない粗雑な触り方だ。


    36: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 22:53:10.40 ID:xFrhZJiD0

    ただそこに肌があってその具合を確かめているだけ。 

    晴「ほら。濡れてる」 

    ぐちゅぐちゅとかき回す音が響く。 

    ただ冷静に見下ろされるのが辛くて、兎角は腕で顔を覆った。 

    兎角「っ……く」 

    こんなに雑な扱いでも体は反応してしまって抗うことができない。 

    シャツのボタンを外されて、体を触られても晴の熱さは感じられなかった。


    37: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 23:01:49.18 ID:xFrhZJiD0

    晴「兎角さん、どうしてほしい?」 

    そう言って笑う晴の目はやはり冷たい。 

    それでも心はここにある気がした。 

    兎角「もっと愛して」 

    まっすぐに見つめる。 

    まるで拗ねた子どもみたいだ。 

    そんなみっともなさも嫌いではないと思うのは、きっと目の前にある優しい匂いのせいだ。


    38: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 23:10:39.13 ID:xFrhZJiD0

    晴は二秒ほどきょとんと目を丸くした後、口の端を引き結んだ。 

    目を逸らして落ち着きのない様子を見せてから、また兎角を見下ろす。 

    その時にはもう晴はいつもの顔で微笑んでいた。 

    晴「やっぱりかわいいなぁ」 

    そう独り言のように呟くと晴は兎角の体を抱き締めた。 

    強く。 

    感情を押し付けるように。


    39: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 23:22:27.96 ID:xFrhZJiD0

    ここでやっと晴の愛情が染み渡ってくるのを感じられた。 

    兎角「はる」 

    情けない声が出た。 

    やっと安心できた気の弱い少女のようで、とても恥ずかしくなる。 

    しかし考えてみて納得する。 

    今ここで晴と対峙する自分はそういう人間なのだ。 

    晴「兎角」


    40: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 23:30:21.50 ID:xFrhZJiD0

    時々呼び捨てて来るその声は、いつも気持ちが溢れていて彼女の感情を濃く感じる。 

    その度に胸が高鳴って、それに気付いてかどうか、晴は手を握ってくる。 

    今も指を絡めて、丁寧に体温を伝えてきている。 

    こういう事を幸せだと言うのだろう。 

    一度体を離して、晴は兎角の目を見つめるとゆっくり顔を近付けてきた。 

    重なるものの温かさを想像して目を閉じる。 

    始めは触れるだけ。


    41: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/11(水) 23:39:23.65 ID:xFrhZJiD0

    二回目はもっと深く。 

    三回目は舌を絡めて。 

    約束をするように少しずつ想いを乗せて息を交わらせていく。 

    兎角「は……ぁ、ぅ」 

    息苦しくなる頃には唇だけでは足りなくなって、兎角は晴の服に手を差し込んだ。 

    しかしその手は晴によってやんわりと制止される。 

    晴「晴がするから」


    43: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:09:09.97 ID:4irtJbsR0

    晒された胸に口付け、少しずつ唇を中心へと這わせていく。 

    手は腰や太ももをいやらしく撫で回して、兎角の弱い部分を的確に攻める。 

    晴「あっ、んんっ」 

    体がびくびくと震えるのを耐えるのも忘れてそれに呼応するように自然と声が漏れた。 

    段々と晴の手付きが荒くなっていく。 

    胸にあてがわれた唇は先をついばみ、ゆるい刺激を与えてくる。


    44: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:14:25.70 ID:4irtJbsR0

    もっと刺激が欲しくて兎角は晴の髪を掻いた。 

    その意図を察したのか、晴は兎角の乳首を強めに噛んだ。 

    兎角「っ!」 

    喉の奥で小さく悲鳴が漏れた。 

    甘い痛みに体が震える。 

    こんな事すらも快感になってしまうのが怖い。 

    晴に何をされてもそれが悦びになるなら、例え壊されたとしても後悔なんてないのだろうと思う。


    45: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:20:56.38 ID:4irtJbsR0

    痛みはほんの一瞬で、晴はすぐに舌先を使って乳首を舐め始める。 

    硬くなったそこを指と舌で弄び、強く吸われると腰が反応した。 

    もう限界だった。 

    兎角「晴……」 

    膝を立てて股をすり合わせると、晴がそれに気付いて体を起こす。 

    両脚の間に体を割り込ませて下着の上から舌で割れ目をなぞった。 

    兎角「んくっ……」


    46: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:39:33.64 ID:4irtJbsR0

    くすぐったい。 

    何度かその周りに舌を当てた後、晴が下着に手を掛ける。 

    もはや驚くよりは、待ち遠しいくらいだった。 

    無意識に腰を上げて脱がせやすくしている事に気付いて晴から視線を逸らす。 

    もう何度も晴を受け入れているのに、こういう行為になかなか慣れない。 

    両脚の付け根をじっと見つめながらそこを指で広げた。 

    晴「いれるね」


    47: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:41:28.35 ID:4irtJbsR0

    声に息が混じる。 

    晴がこの体を欲しがっている。 

    兎角「したいの?」 

    掠れた声が出ると、晴は兎角が不安を感じていると思ったのか優しく目を細めた。 

    晴「うん。兎角さんを触りたいよ。抱いて、声を聞きたい」 

    手を伸ばすと晴はそれを取って頰を擦り付けてきた。 

    温かさに胸が安らぐ。


    48: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 20:52:19.45 ID:4irtJbsR0

    愛情が見える物であると、兎角は晴に出会って初めて知ることができた。 

    兎角「んっ……」 

    局部にあてがわれた指が侵入してくる。 

    晴「中もちゃんと濡れてるね」 

    状態を確かめるようにぐるりと中をかき回す。 

    兎角「あっ、く……ぅ」 

    圧迫感に身をよじると逃げられないように晴が腰を掴んできた。


    49: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 21:10:56.09 ID:4irtJbsR0

    晴「逃げないで」 

    兎角の方がよほど力が強いのに、なぜか晴の一言で体が動かなくなる。 

    兎角が大人しくなると晴は満足気に笑い、さらに激しく兎角を攻めた。 

    兎角「ふぁっ!あ!んんっ!!ぅあっ!!」 

    中で何かが暴れ回っている。 

    奥に入り込んだ晴の指は兎角の感じる部分の全てを掻き乱している。 

    もう片方の手はずっと兎角の体のラインをなぞっていた。


    50: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 21:24:32.54 ID:4irtJbsR0

    どこに何があるのか、それを探している。 

    きっとこのまま続ければ外側にある兎角の弱い部分も近いうちに全て把握されてしまうのだろう。 

    晴のものになれる。 

    そう思うと感度はさらに上がった。 

    兎角「ああっ、ぁあ……っ!!」 

    急に中が窮屈になって、下腹部いっぱいに晴の指が入り込む。 

    晴「中、締まってきたよ」


    51: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/15(日) 22:15:34.14 ID:4irtJbsR0

    興奮気味に息を吐く晴。 

    こくりと喉を鳴らして兎角に体に口付けていく。 

    時々刺すような軽い痛みを感じて跡をつけられている事に気付いた。 

    首、鎖骨、胸、脇腹。 

    だんだんと下へと移動して、いきなり太ももを上に押し上げられた。 

    兎角「っ!」 

    内腿に口付けられ、舌が這う。


    55: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 20:59:20.97 ID:QWpaJe6D0

    そして中を動き回る指がさらに奥へと突き込まれた。 

    兎角「ぅうっ!ん!」 

    そのまま中を激しく押し広げられる感覚。 

    全身に広がる快感に耐えられなくて、ぐっと自分の服を強く握りしめる。 

    下腹部の奥を押さえ付けられてるようで息が出来ない。 

    必死に息を吸って喘ぎ声と共に流れ出て、また肺を目一杯広げる。 

    兎角「は……るっ!っう!んんっ!ぁ!」


    56: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 21:04:08.55 ID:QWpaJe6D0

    喉の奥で声が引っかかる。 

    体勢を変えさせられて四つん這いになると、また動きが激しくなった。 

    勝手に腰が揺れる。 

    ひくひくと中が痙攣して、晴の指が自分のいい所に当たるように求めてしまう。 

    もっと気持ち良くなりたい。 

    晴「兎角、ここがいいんだよね?」 

    どこをいじっているかなんて兎角には分からない。


    57: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 21:20:46.82 ID:QWpaJe6D0

    ただ、晴がそう言って刺激してくる場所は悲鳴を上げそうになるくらいに気持ちが良かった。 

    体が崩れ落ち、晴に支えられながら腰を突き出す。 

    兎角「あぁっ、あっ、は……あ!」 

    息が短く切れる。 

    全身が痺れてきて下腹部が甘い刺激で満たされ始めた。 

    晴「イキそう?」 

    晴が興奮気味に尋ねてくる。


    58: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 21:31:06.27 ID:QWpaJe6D0

    息が荒く、体を触る手付きにも力が入っている。 

    兎角「晴……っ」 

    胸を触るその手を引き寄せて抱きしめるように口付けると晴の動きが柔らかくなった。 

    晴「ごめん。乱暴になってたね」 

    後ろから攻める体勢を改め、正常位に戻す。 

    晴が上に覆いかぶさり、優しくキスをされた。 

    舌と舌が絡んで唾液が混じり合う。


    59: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 21:43:22.28 ID:QWpaJe6D0

    飲み下せずに口の端から流れ出したそれを晴が舐め取り、もう一度深く結び付く。 

    二人の舌から唾液が糸を引いて垂れていく。 

    晴「あつい……」 

    ぼそりと呟いて晴は服を脱いだ。 

    少しずつ晒されていく肌をじっと見つめ、首筋や腰の流れに心が奪われていく。 

    胸に手を当てて軽く揉むと彼女の体が反応した。 

    晴「舐める?」


    60: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 21:53:01.18 ID:QWpaJe6D0

    自らの胸を持ち上げ、晴はからかうように笑った。 

    兎角「うん」 

    素直に答えて兎角は半身を起こし、晴の胸を吸った。 

    耐えるような呻き声が耳をかすめ、晴の指が兎角の髪を掻く。 

    晴「ん……ふっ、気持ち、い……っ」 

    舌先で突起を押し込み、ぐりぐりと弄り回す。 

    晴は短く声を上げて両腕を兎角の首に回した。


    61: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 22:08:20.93 ID:QWpaJe6D0

    体の熱が伝わってくる。 

    兎角は晴の中心に手を伸ばして秘部をなぞった。 

    流れ出した愛液を塗りつけるように割れ目の周りを撫でる。 

    晴がどれだけ興奮しながら兎角の中を味わっていたのかが十分に理解出来た。 

    前戯なんて当然必要ない。 

    晴がやったように無遠慮な突き込み方をしてみたかったが、今はそんな余裕はなかった。 

    誘われるように指が吸い込まれていく。


    62: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 22:33:27.37 ID:QWpaJe6D0

    自分の意思ではないみたいに。 

    兎角「……っ!」 

    押し倒して立場を逆転する。 

    晴「あぁっ!あっ、はぁ……んっ!」 

    始めから勢いを付けて晴をかき回してみたが、それでもやっぱり優位に立っている気がしない。 

    晴の思い通りになっているような感覚。 

    それでもやめることは出来なくて、晴に体を重ね続けた。


    63: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 22:49:11.38 ID:QWpaJe6D0

    晴の手が頬をなぞり、引き寄せられたみたいに自然と口付けてしまう。 

    言葉では何も言われていないのに舌を出すように促された気がした。 

    兎角「ん……ふっ!」 

    晴の吐息が熱い。 

    彼女の唾液が欲しくなって深く口付けて、差し出された舌に吸い付く。 

    唇を離し、もう一度同じように迫ると晴の手がそれを制止した。 

    晴「こっちは?」


    64: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/18(水) 22:54:15.17 ID:QWpaJe6D0

    どくんと体が脈打つ。 

    晴が示したのは秘部だった。 

    いつの間にか動きを止めていた指を刺激するように腰を揺らす。 

    もっと欲しいのかと思ったが彼女にはまだ余裕が見えた。 

    兎角の方が興奮に耐えられなくなっているのを分かっているのだ。 

    晴「兎角。そこ、撫でて」 

    晴の声に体がぴくりと反応する。


    69: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 21:42:25.25 ID:Hh2sOn//0

    指を曲げてそっと肉壁を掻くと晴が息を吐いた。 

    晴「んっ……いいよ……。もう少し、強く……」 

    ぐっと押し込むように指を立てる。 

    晴「あっ、あ、んっ。そのまま、奥、こすって……っ」 

    言われるままに奥へと突き入れ、晴が感じる部分を犯していく。 

    深い快楽を声に乗せ、晴の白い肌が赤く染まった。


    70: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 21:47:57.47 ID:Hh2sOn//0

    受け入れがたい快感の波に苦しむ姿がたまらなく愛しい。 

    自分の手でこんなにも晴は色に狂う。 

    晴「んんっ!あ!ぁうっ!とか、くっ!やっ、ぁ!」 

    夢中で晴の体を貪った。 

    両脚を大きく開かせて淫らな姿を上から見下ろす。 

    赤く充血した晴の割れ目からはとめどなく体液が流れ出し、卑猥な水音を立てている。 

    立ち昇る晴の匂い。


    71: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 22:08:57.94 ID:Hh2sOn//0

    指に伝わる粘膜の熱さと、肌に触れる優しさが鎖になって兎角を縛り付ける。 

    晴から目を離せない。 

    頭の中は晴に満たされていて他の事は何も考えられなかった。 

    兎角「はる……!」 

    他に発する言葉もなくて、ただ晴の名前を呼んだ。 

    今はそれだけで十分だった。 

    この一言が兎角の気持ちなのだから。


    72: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 22:17:39.27 ID:Hh2sOn//0

    快感に身をよじる晴を絶えず攻め立てていく。 

    晴「あっ、んくっ!はぁ、んんっ!」 

    絞り出すような喘ぎ声に変わり、体が強張ってきた。 

    絶頂が近い。 

    晴の様子を窺うために全身を見ていると晴が顔を隠した。 

    晴「や、だっ、兎角さ、んっ、見ないで……っ!」 

    きっと恥ずかしいのだろうが、そんな風に言われると余計に見たくなる。


    73: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 22:38:12.74 ID:Hh2sOn//0

    晴の手を強引に開かせて彼女をじっと見つめる。 

    兎角「見せて」 

    晴はかわいいと思う。 

    今まで何者にも興味を持たなかった兎角にとっては初めて心を揺らして来た存在。 

    この気持ちが愛しさだと教えてくれた。 

    兎角「晴はわたしのものだ」 

    晴の一番奥で指の腹を強く押し付けると、中が強く収縮した。


    74: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/19(木) 22:44:26.34 ID:Hh2sOn//0

    そして晴が悲鳴のように高い嬌声を上げた瞬間、彼女の中心から体液が吹き出した。 

    びくびくと体を震わせてベッドに沈む晴。 

    自分の中からもとろりと雫が流れ出すのを感じた。 

    晴の頬に触れると突然首に腕を回され、体が引き倒された。 

    晴「兎角さん、まだイッてないよね」 

    体を返されて晴が上に覆いかぶさる。 

    今さら抵抗なんてする気はない。


    75: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 03:09:59.11 ID:3SiZsU9s0

    晴のよがる姿だけで十分に満足していたが気持ち良くしてくれるのなら拒む理由があるはずもなかった。 

    乱れた息をそのままに、晴は兎角に口付けた。 

    絶頂を迎えたばかりの晴の体は熱を帯び、心臓は大きく脈打っている。 

    それにつられて兎角の体も反応して夢中で舌を返す。 

    漏れる声と絡み合う音が興奮を誘い、兎角は晴の手を掴んで自らの中心へと導いた。 

    ——早く 

    そう言いたくなるのをぐっとこらえて口付けを深く繰り返す。


    76: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 03:17:32.88 ID:3SiZsU9s0

    混じり合う吐息で溶けてしまいそうだ。 

    晴の手が胸を這い、その先を撫でる。 

    塞がれた口から声が漏れ、兎角の反応に興奮した晴が指を埋めてきた。 

    兎角「んっんん!」 

    思うように声も出せずに体だけが敏感に震える。 

    背筋に快感が走り、ぞくぞくとした感覚に腰が浮いた。 

    唇を離して晴が体を起こすと同時に女の部分を激しく貫かれた。


    77: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 03:43:39.85 ID:3SiZsU9s0

    兎角「ふぁあっ!」 

    自分が発した物だと思えないほどに甲高い悲鳴が耳に届く。 

    恥ずかしいと思う余裕もなく、兎角は股を開いて体を晴に差し出した。 

    晴も遊びを入れるつもりはないようで的確に絶頂へと誘い込んでくる。 

    下腹部から全身に躊躇なく刺激が広がっていく。 

    自分でも感じるほどに膣内がひくひくと痙攣している。 

    兎角「ぅっ、く……ぅ!」


    78: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 03:46:01.41 ID:3SiZsU9s0

    自然と腰が浮いた。 

    もっと奥へと晴の指が入り込み、空気と体液が混じり合って卑猥な音が部屋に響いた。 

    ふと気が付くとぬるりとした感触が太ももにまとわりついていて、兎角はそこに視線を向けた。 

    晴「んふ……っ、ぁんっ」 

    晴が兎角の膝に股間を擦り付けている。 

    晴「とか、くさん……っ、んっ、一緒に……!」 

    すでに限界に近かったが、兎角はなんとか耐えて晴が達するのを待った。


    79: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:01:30.62 ID:3SiZsU9s0

    ふわふわと意識が揺らいで、感覚が下腹部に集中する。 

    無意識にびくんっと腰が浮いて体がのけぞった。 

    兎角「くっ……ぁ!晴っ、もう……っ!」 

    晴「あっ、あっ、晴もイッちゃ……ふぁっ!」 

    二人の体が同時に硬直し、激しい快楽に身を任せて欲望を吐き出す。 

    兎角「ぅっ……あ……」 

    お互いの体はベッドに沈み、吐く息はどちらのものともつかない。


    80: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:04:41.11 ID:3SiZsU9s0

    晴は兎角の上に体を重ねて動けなくなっていた。 

    兎角「大丈夫か?」 

    返事はなかったが彼女は兎角の手をしっかりと握った。 

    そのまましばらく経って息が整った頃、静寂が訪れた。 

    音のない二人だけの世界。 

    繋がった体はまるで一つの個体だった。 

    ずっとこのままでいられない事が、当たり前のはずなのに今は無性に悲しい事だと思えた。


    81: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:07:46.25 ID:3SiZsU9s0

    晴「とかくさん」 

    唐突に静寂は砕かれた。 

    しかしその音は心地よくて、安らぎの音色だった。 

    兎角「なんだ」 

    自分の声も心なしか穏やかで気恥ずかしくなる。 

    晴「とかくさーん」 

    また名前を呼ぶ。


    82: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:11:43.74 ID:3SiZsU9s0

    兎角「どうした?」 

    背中を撫でると、晴は首に鼻先を押し付けてきた。 

    甘えた声に甘えた仕草。 

    晴「とーかーくー」 

    名前を呼びたいだけだと気付いて兎角はため息をついた。 

    兎角「晴」 

    そう返すと晴は嬉しそうに息を吐いて両腕を首に回して抱きついてきた。


    83: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:14:31.18 ID:3SiZsU9s0

    何度も頬と首にキスをしてくるのが鬱陶しくて、そして嬉しい。 

    晴の額に口付けて、彼女が顔を上げたところで唇を奪う。 

    すぐに離れたが今度は晴が同じように返してきた。 

    ついばむような甘いキスを繰り返し、目を合わせて微笑み合う。 

    晴「兎角さん」 

    もう一度紡がれた優しい音色。


    84: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:15:57.99 ID:3SiZsU9s0

    自身の心が全てここにあるのだと思い知らされた。 

    ——わたしは晴のものだ 

    そして自分の中で乱れていた晴の姿を思い浮かべる。 

    兎角の女王蜂は晴だけであり、晴の働き蜂は兎角だけだと。 

    この甘い匂いと蜜は誰にも渡さない。 



    終わり


    85: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/23(月) 04:22:42.50 ID:3SiZsU9s0

    終わりました。 
    ただただエロい事をしているだけだったんですが読んでくださってありがとうございました。 
    日は変わりましたが11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。 
    いつまでも1号室がイチャイチャしてますように。

    元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447073180/

    1: ◆H0XvovGbeD/X 2015/12/15(火) 19:40:07.62 ID:RdmMo/gV0
    ・悪魔のリドル×三毛別羆事件
    ・一部グロ描写有り

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450176007


    【東兎角「羆(ひぐま)のリドル」】の続きを読む

    1: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 20:35:46.54 ID:iYE6ZXkn0

    悪魔のリドルSSです。 

    兎晴です。エロあります。 
    二人が一緒に住んでいる設定で、年齢を20歳にしていますのでキャラ崩壊などが気になる方はご注意ください。


    2: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 20:40:25.36 ID:iYE6ZXkn0

    携帯電話の着信音が鳴った。 

    伊介「電話?」 

    カウンター席の隣に座った伊介が、晴の手元をちらりと見た。 

    さらにその奥に座る春紀も伊介に身を寄せて晴へ視線を向ける。 

    黒組を卒業してからも晴は時々メンバーと会う事があった。 

    晴「ううん。メールだけ。お店の外にいるって」 

    差出人は東兎角だ。


    3: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 20:55:19.76 ID:iYE6ZXkn0

    仕事を済ませて帰るところだからと、いちいち前置きをしているのが兎角らしい。 

    普通に迎えに来たと正直になればいいのに。 

    「じゃあそろそろお開きね♥」 

    残り少なくなっていたカクテルを一気に飲み下し、伊介は席を立った。 

    それに合わせて春紀も席を立つ。 

    「晴ちゃん、大丈夫?飲み過ぎてない?」 

    春紀は椅子を降りる晴に手を差し出した。


    4: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 21:02:49.60 ID:iYE6ZXkn0

    晴「ありがとう、春紀さん」 

    その手を取って地に足を付けると視界がふわりと揺れた。 

    バランスを崩すほどではなくて、二度三度まばたきをすればすぐに違和感は消えた。 

    伊介「あんた、そんな事やってたら東に殺されるわよ」 

    春紀「そんなの気にするタイプかよ」 

    晴がしっかりと立ち上がったのを確認してから春紀は晴の手を離した。 

    その時ににっこりと人懐っこい笑顔を見せる彼女に心が和む。


    5: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 21:07:49.12 ID:iYE6ZXkn0

    暗殺業から足を洗った春紀からは幸せそうな雰囲気が出ていて、それは隣に立つ伊介の存在があるからだと晴は知っていた。 

    伊介「バカね。あーいう普段は無愛想なヤツが一番嫉妬深いんだから」 

    春紀「一番は伊介様じゃね?」 

    伊介「殺す♥」 

    二人のやり取りを横目に会計を済ませて外へと出る。 

    晴「兎角さん」 

    入口の脇に立つ兎角の姿を見て思わず笑みがこぼれた。


    6: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 21:15:37.57 ID:iYE6ZXkn0

    いつものように手を握ろうとして、後ろからの声に思わず動きを止める。 

    春紀「おう、東。久しぶり」 

    兎角「ああ」 

    春紀「相変わらずの無愛想だな!」 

    楽しそうに笑いながら春紀は兎角の肩をばしばしと叩いた。 

    兎角はそんな春紀に顔をしかめていたが、迷惑そうにするわけでもなく言葉を交わしている。 

    そういえば兎角は春紀を気に入っている節があったから内心は嬉しいのかもしれない。


    7: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 21:28:02.03 ID:iYE6ZXkn0

    二人の様子を眺めていると唐突に背中をぽんっと押された。 

    伊介「ほら、ちゃんと彼女連れて帰りなさいよ」 

    そのままの勢いで晴は兎角の胸にすっぽりと収まってしまう。 

    兎角「なんだ、彼女って」 

    伊介「それでしょ?」 

    からかうように笑って晴を指差すと、伊介は一歩兎角へ詰め寄った。 

    兎角「酒臭い」


    8: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/19(月) 21:32:09.65 ID:iYE6ZXkn0

    兎角が呟くと伊介の眉がぴくりと揺れた。 

    兎角は嫌悪したわけではなく率直な感想を言っただけなのだろう。 

    しかし伊介はそうは受け取らなかったようだ。 

    伊介「なによ、酒も飲めないガキのくせに♥」 

    兎角「年齢は問題ない」 

    伊介「そういう意味じゃなくて。お酒、飲んだことないんでしょ♥」 

    兎角が黙り込む。


    13: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 20:38:16.77 ID:Eb8Sl00W0

    食べ物に無頓着な兎角の事だから興味がないだけなのだろう。 

    春紀「ほら伊介様、いちいち絡まないの」 

    険悪な空気になる前に春紀が伊介の腕を引いた。 

    春紀「悪いね。酒癖良くなくて」 

    兎角「いや。いつも世話になっている」 

    兎角は晴の頭に手を乗せて、ぐしぐしと雑に撫でた。 

    今はもういがみ合う理由もなくて、兎角の対応は穏やかなものだった。


    14: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 20:51:50.94 ID:Eb8Sl00W0

    むしろ危害さえ加えなければ下手なボディガードよりよほど役に立つからと、積極的に晴を預けるほどだ。 

    幾つか言葉を交わして二人と別れ、家路につく。 

    兎角「犬飼のやつ、何か勘違いしてないか」 

    晴「してたね」 

    きっとあの二人は晴と兎角が恋愛関係にあると思っている。 

    兎角は出会った頃からそんなものに興味はなさそうだったから、晴もあまり意識をしてそれを進めようと思った事はなかった。 

    煌々と明かりの灯るコンビニの前を通り過ぎてから、晴はふと思い立って足を止めた。 

    兎角「晴?」 

    晴「ねぇ、買い物していっていいかな」 


    -------------


    15: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 20:59:26.45 ID:Eb8Sl00W0

    兎角は風呂上がりにリビングに戻った瞬間、ドアの前で立ち尽くし怪訝な顔をしていた。 

    その原因はテーブルに並べた缶や瓶のせいだ。 

    兎角「なんだこれは」 

    晴「お酒とおつまみだよ」 

    兎角「言い方が悪かった。なんのつもりだ」 

    さっき買ったばかりの物だが、今日飲むなんて思わなかったのだろう。 

    疲れた声を出した後に兎角が軽く咳払いをする。


    16: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 21:06:17.16 ID:Eb8Sl00W0

    晴「兎角さんと飲みたくて」 

    にっこりと笑って返すがやはり兎角は眉をひそめたままだ。 

    恐らく彼女は酒自体に興味もないし、今まで触れる機会もなかったのかもしれない。 

    兎角「酒なんて何が良いんだか」 

    そう言いながら晴の隣に腰掛け、酒を手に取る。 

    カクテルやサワーがどんな物なのかも兎角はきっと知らない。 

    無理に飲ませるつもりはなかったが突っぱねるような態度も見られない。


    17: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 21:20:29.95 ID:Eb8Sl00W0

    兎角「飲むのか」 

    じっと晴の目を見ながら彼女が何かを考えている事は分かった。 

    兎角「さっき飲んだばかりだろ」 

    晴「そんなには飲んでないし、もうほとんど抜けちゃったから大丈夫」 

    兎角は晴の頰に触れてその熱さを確かめた。 

    酔っていると思われたのだろう。 

    兎角「時々上機嫌で帰ってくる事があるよな。あれは酔ってるからなのか」


    18: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 21:30:03.18 ID:Eb8Sl00W0

    上機嫌と言われると語弊がありそうだが、少し饒舌になるくらいだ。 

    それから少しばかり甘えたような態度でスキンシップをしてしまうくらいだろうか。 

    兎角は考えるように数秒俯いて顔を上げた。 

    兎角「少しくらいなら」 

    その答えを聞いて、晴は自分でも驚くほどに胸が踊った。 


    -------------


    19: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 21:43:00.09 ID:Eb8Sl00W0

    兎角の飲み方は慎重だった。 

    少し口に入れてゆっくりと飲み下す。 

    表情が変わらないせいで、酒が美味しいのか不味いのかもうかがい知れない。 

    晴「……どう?」 

    晴が聞くと、兎角は視線だけを晴に向けた。 

    兎角「どうって……」 

    グラスに視線を戻して、兎角は小さな声で「よく分からない」と答えた。


    20: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/20(火) 22:02:25.01 ID:Eb8Sl00W0

    アルコールの苦味が気に入らなかったようで、兎角はもう一度酒を口に含んで眉をしかめた。 

    兎角の無愛想は知っているけれど、酒を飲んでも変わらないのかと思うと笑みがこぼれる。 

    兎角「どうした?」 

    晴「お酒飲んでも兎角さんって無愛想なんだなって」 

    冗談交じりに伝えると兎角が沈黙した。 

    いつもなら呆れたような顔をして「ほっとけ」などと返してくるはずなのに、今回はただ無言で手元の酒に視線を落としている。 

    晴「兎角さん?」


    27: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 20:29:53.34 ID:Z2HIVIjj0

    傷付けただろうか。 

    もう付き合いも長くなって遠慮がなくなっているのは自覚していたけれど、配慮の足りない発言だったかもしれない。 

    そんな不安に駆られて兎角の顔を覗き込んで、晴は気が付いた。 

    晴「酔ってる?」 

    顔が赤い。 

    きっと兎角は酒に弱いタイプなのだ。 

    兎角の手を取ってみるとその熱が伝わってくる。


    28: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 20:30:30.68 ID:Z2HIVIjj0

    兎角「なんだかふわふわする」 

    兎角の目は赤く充血してわずかに潤んで見えた。 

    心配になって身を寄せると、兎角は晴の腕に自分の腕を絡ませてきた。 

    いつもは晴からするくらいで、こんな風に触れてくる事なんて今までにはなかった。 

    しかし態度は相変わらず。 

    無愛想なまま酒を口に含んでは飲み下している。 

    無意識なのだろうか。


    29: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 20:40:15.94 ID:Z2HIVIjj0

    今の雰囲気はどこか柔らかい。 

    珍しい空気に嬉しくなった晴は自分のグラスを取って口に運んだ。 

    テーブルに並んだ肴に手を伸ばし、二人で何でもない話を二言三言交わしてまた酒に口を付ける。 

    そんな事がなぜかたまらなく楽しくて、そして嬉しかった。 

    酒が回って顔が熱くなってきた頃、兎角の吐く息が短く切れている事に気が付いた。 

    晴「大丈夫?」 

    よく見れば顔だけでなく、首や腕の内側、手のひらまで、兎角に白い肌が真っ赤になっている。


    30: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 20:48:33.31 ID:Z2HIVIjj0

    兎角「大丈夫だ」 

    言葉ははっきりしているが視線がぼうっとぼやけていてだいぶ酔いが回っているように見える。 

    飲ませ過ぎたかもしれない。 

    晴「少し横になる?気持ち悪くなってない?」 

    兎角「うん……平気」 

    手のひらで顔を擦り、いつもより高めの声色で兎角は返した。 

    そしてグラスを口に運ぼうとする手をそっと制止する。


    31: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 20:55:23.31 ID:Z2HIVIjj0

    不思議そうにこちらを見る視線がどことなく幼い。 

    晴「もうやめておこう?」 

    これ以上の飲酒は体に障る。 

    兎角は返事はしなかったがグラスをテーブルに置いた。 

    眠そうに目をこする兎角の体をソファに横たわらせるとすぐに彼女は目を閉じた。 

    このまま眠ってしまいそうだったが今は仕方がない。 

    ソファから落ちないように兎角の体を支えた時、彼女はわずかに声を漏らして身をよじった。


    32: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/21(水) 21:14:08.78 ID:Z2HIVIjj0

    思わず肩や首に視線を向ける。 

    とくん、と胸がざわついた。 

    自分も酔っているのかもしれない。 

    苦しくないように兎角のシャツのボタンを緩め、首を撫でる。 

    兎角「ん……」 

    鼻にかかった声が耳の奥に響いた。 

    また胸がざわついた。 

    今度はもっと深い部分で。


    33: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/22(木) 23:30:46.16 ID:SNZfrpaX0

    晴「どうしよ……」 

    心が落ち着かない。 

    口の中が乾く。 

    少しくらいなら。 

    シャツの裾からそっと手を差し込んで、鍛えられた腹筋に触れる。 

    硬い。 

    へそのあたりを撫でると兎角の体がピクリと反応した。


    34: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/22(木) 23:33:30.38 ID:SNZfrpaX0

    声の代わりに息を吐くのが聞こえた。 

    くすぐったいだけかもしれない。 

    兎角の顔を見れば、潤んだ瞳と視線が交わった。 

    そのまま胸の方へと手を滑らせて肋骨を指でなぞるが兎角は抵抗しない。 

    もう少し。 

    欲が出て晴はシャツのボタンをまた一つ外した。 

    兎角「晴?」


    35: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/22(木) 23:38:00.25 ID:SNZfrpaX0

    不安げな声。 

    晴の手に添えられた兎角の手はひどく弱々しい。 

    いつもの凜とした兎角はここにはいない。 

    晴「大丈夫」 

    そう声色を高くして告げると兎角の手は降ろされた。 

    体が熱い。 

    息が短くなって、興奮が止まらない。


    36: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/22(木) 23:45:40.30 ID:SNZfrpaX0

    恐る恐る兎角の鎖骨を撫でて反応を見る。 

    くすぐったそうに息を吐く仕草が見えた。 

    嫌がってはいない。 

    もう一つボタンを外すと、もうそこは胸が覗く部分だった。 

    下着はつけていない。 

    見たい。 

    今まで入浴時に兎角の裸なんていつも見ていたのだからなんてことはないはずだった。


    37: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/22(木) 23:56:34.19 ID:SNZfrpaX0

    しかし今は状況が違い過ぎる。 

    熱を持った兎角の体が見たいのだ。 

    兎角「晴っ……!」 

    シャツを開こうとすると雰囲気に気付いた兎角が声を上げた。 

    晴「なにもしないから。少しだけ見せて」 

    しかし晴はそう言って強引に続ける。 

    見るだけ。


    38: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 00:08:47.96 ID:f6/Y2TI00

    ゆっくりとシャツを持ち上げて、少しずつ体が開けていく。 

    白い肌が酔いに赤く染まって、胸が大きく上下している。 

    汗ばんで湿った肌は余計に晴の脳を痺れさせた。 

    晴「かわいい……」 

    やっと覗いた兎角の胸は小ぶりで、引き締まった体にふさわしい綺麗な形をしていた。 

    何度も見た事はあったが、こんなに色気を感じたのは初めてだった。 

    直前に言った言葉なんてもう忘れた。


    39: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 00:15:13.75 ID:f6/Y2TI00

    こんな物を目の前にして見ているだけなんてできるはずもない。 

    晴はその胸に手を当てて何度か揉んだ後に形のいいピンク色の先を指先でなぞった。 

    兎角「んんっ!」 

    びくんっと大きく体が跳ねた。 

    晴「感じちゃったの?」 

    無意識に口の端が上がる。 

    声を上げたのが恥ずかしかったのか兎角は口元に手を当ててこちらを見た。


    40: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 00:27:48.88 ID:f6/Y2TI00

    兎角「なにもしないって……」 

    顔が赤いのはきっと酒のせいだけではなさそうだ。 

    自分勝手なのは分かっていたがもう理性でとめられそうにはなかった。 

    シャツのボタンを全て外して肌を晒す。 

    息が苦しい。 

    今、自分は兎角を女として見ている。 

    赤く染まった肌にどうしようもなく欲情していて、これをとめる事は何者にもできないと、そう思った。


    41: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 00:39:06.85 ID:f6/Y2TI00

    兎角の胸をぐっと掴んでその柔らかさを確かめる。 

    怯えたように震える兎角に思わず息を呑む。 

    愛しいと思った。 

    胸が高鳴る。 

    次の瞬間には、晴は兎角の胸の先に吸い付いていた。 

    兎角「ぅくっ!」 

    強い刺激に再び兎角の体が跳ねた。


    42: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 22:42:36.41 ID:f6/Y2TI00

    抵抗する様子はない。 

    舌先でそこを弄り、その度に兎角が声を堪えて呻くのを楽しんでいた。 

    もう片方の乳房にも手を当てて先を押し込む。 

    弾力をもつそれをくりくりと指先で撫でると、兎角の体は素直に反応した。 

    晴「気持ちいいの?」 

    兎角は答えない。 

    何が起こっているのか分かっていないのかもしれない。


    43: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 22:46:26.51 ID:f6/Y2TI00

    それでも晴は先へ進みたかった。 

    兎角「んっ!?」 

    腰から手を滑らせて兎角のズボンに手を差し込み、下着に触れる。 

    何をされるのか気付いた兎角が体をこわばらせた。 

    晴「大丈夫だよ」 

    首筋に軽く口付けて舌を当てると少しだけ体が緩んだ。 

    脚を開かせてその付け根をそっと指でなぞる。


    44: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 22:51:27.19 ID:f6/Y2TI00

    他人の大事な部分に触れるのは初めてで、どうしていいのかなんて晴にも分からない。 

    ただ興奮と興味に身を任せるだけで、頭は真っ白だった。 

    体が熱い。 

    兎角の女性部分に湿り気を感じてさらに思考が進んでいく。 

    強引にズボンを脱がせて体を起こすと、晴は下着の上から舌を当てた。 

    兎角「や……め——」 

    伸ばしてくるその手を掴んで指を絡める。


    45: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 22:56:23.58 ID:f6/Y2TI00

    晴「ごめんね。これ以上はしないから」 

    直接は触れず、下着を通して指で陰核の辺りを撫でながら割れ目の辺りに舌を這わせる。 

    石鹸の香りに混じる女の匂いに夢中になっていく。 

    兎角「ぅっ……んっく……あっ」 

    肌を晒して、顔を赤く染める兎角の体を見ながら頭がだんだんとぼやけて行くのが分かった。 

    もっと。 

    兎角が欲しい。


    46: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 23:05:35.75 ID:f6/Y2TI00

    そう思った次の瞬間には兎角の下半身は全てを晒していた。 

    自分を少しも抑えられない。 

    兎角「待っ――」 

    兎角が制止する間も無く、晴はそこへと口付けた。 

    初めて見る他人の中心。 

    真っ赤に充血したそこは生々しく思えたが、兎角の物ならば抵抗はなかった。 

    指で穴を広げて舌を差し込む。


    47: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/23(金) 23:21:21.84 ID:f6/Y2TI00

    そう思った次の瞬間には兎角の下半身は全てを晒していた。 

    自分を少しも抑えられない。 

    兎角「待っ――」 

    兎角が制止する間も無く、晴はそこへと口付けた。 

    初めて見る他人の中心。 

    真っ赤に充血したそこは生々しく思えたが、兎角の物ならば抵抗はなかった。 

    指で穴を広げて舌を差し込む。


    49: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/26(月) 19:10:10.49 ID:5G+Bq4VX0

    愛液の生臭さを鼻の奥に感じながらぐりぐりとその中を蹂躙していく。 

    兎角「あっあっ!ぅんっ!は……るっ!」 

    何も考えられない。 

    兎角を抱きたい。 

    彼女の体が欲しい。 

    晴「兎角さんかわいいよ……」 

    陰部を解放すると、兎角は安心したように息を吐いた。


    50: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/26(月) 19:30:19.15 ID:5G+Bq4VX0

    しかしすぐさまそこに指を当てると兎角の体がびくりと震えた。 

    兎角「晴……?」 

    愛しくて気が狂いそうだ。 

    好きで好きでたまらない。 

    全てに手を触れたい。 

    晴「ごめんね」 

    ――兎角さんの処女は晴が貰うから


    51: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/26(月) 19:33:18.19 ID:5G+Bq4VX0

    兎角「っあぁ!」 

    兎角が悲鳴をあげる。 

    たまらない快感だった。 

    身をよじって逃げようとする兎角を上から押さえつけ、さらに指を奥へと進ませようとした時、 

    兎角「晴っ!痛……いっ!!」 

    兎角の訴えに思考が戻った。 

    やり過ぎた事に気付いて兎角の頬を撫で、気持ちを落ち着かせるため自分のこわばった肺にゆっくりと空気を送り込む。


    52: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/26(月) 19:47:13.06 ID:5G+Bq4VX0

    晴「兎角さん、力抜いて。ゆっくりするから」 

    兎角「ぅ……」 

    兎角の中はとても狭くて、指が強く締め付けられている事に気が付いた。 

    緊張をほぐすために兎角の体に触れ、下腹部から胸までそっと撫で上げる。 

    兎角「は……ぁ、ぅ」 

    指でなぞるだけで兎角の体はぴくりと震えた。 

    中に入った指を軽く動かすと兎角は眉を歪めて痛みを露わにした。


    53: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/26(月) 19:49:21.88 ID:5G+Bq4VX0

    もうこれ以上は無理かもしれない。 

    そう考えて体を撫でる手を引こうとした時に、兎角がそれを掴んだ。 

    晴「兎角さん?」 

    兎角「もっと触って……」 

    兎角は晴の手を自分の胸に当て、恥ずかしそうに目を逸らした。 

    晴「とっ、兎角さん、酔ってるの……?」 

    口の中に唾液が溜まっている気がして晴はこくりと喉を鳴らした。


    54: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 19:40:55.95 ID:guo4fEyM0

    兎角「分からない……」 

    全身がアルコールで赤く染まっている状態で酔っていないなんて事はないだろう。 

    それでも兎角が求めてくれている事が嬉しくて、晴は行為を続けた。 

    体に刺激を与えると中が緩んで動きやすくなったが痛みはまだ抜けないようだった。 

    出来るだけ指を動かさないようにして中の状態を確かめる。 

    一応は濡れているしさっきよりは穴が開いて圧迫感も落ち着いている。 

    兎角「ぅくっ……」


    55: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 19:50:09.01 ID:guo4fEyM0

    しかし動かすとやはり痛いらしい。 

    指には兎角から流れ出た愛液が絡んでいる。 

    兎角の体も心配だったがそれよりも興味と性欲が勝る。 

    ゆっくりと指を前後に動かすと兎角の手に力が入った。 

    晴「兎角さん、好きだよ。だからごめんね。止められないの……」 

    息が乱れる。 

    膣内の温かさに溶けてしまいそうだ。


    56: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 19:55:16.71 ID:guo4fEyM0

    自分の性器には触れてもいないのになぜかとても気持ち良かった。 

    きっとどうしようもないくらいに濡れているだろう。 

    兎角「あぅっ、んっ!」 

    兎角の声をもっと聞きたい。 

    アルコールの混じった吐息が晴に届いて、それだけで酔いが増していきそうだった。 

    兎角の体に触れていたくて強く抱きしめ、首や胸を撫でながら乳首に吸い付いた。 

    兎角「んんっ!」


    57: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 20:07:07.16 ID:guo4fEyM0

    反応がいい。 

    舌で転がすとさらに声が上がった。 

    もう片方の乳房に目を向けると、兎角は自分で先をいじっていた。 

    兎角「は、る……こっちも、んっ。触って……」 

    兎角の指先で形を変えるそこに引き寄せられるように指を当てる。 

    兎角が触っていた時の動きを真似て、指で先を曲げたり爪の先で擦った。 

    兎角「あっ、あっ、ぅんっ、ふあ」


    58: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 20:12:03.97 ID:guo4fEyM0

    兎角の声に快感が混じり始めると、中の締め付けが緩くなった。 

    ひくひくと肉壁が痙攣し始める。 

    晴「気持ち、いい?」 

    顔を上げて彼女を見ようとしたがすぐに首に腕を回されて抱き締められたせいで動けない。 

    照れているのだ。 

    目の前にある胸に舌を這わせると兎角の体がぴくんと跳ねて力が緩んだ。 

    体を起こして上から兎角の体を見下ろす。


    59: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 20:20:26.93 ID:guo4fEyM0

    上気した体に惹きつけられて目が離せない。 

    体の美しさももちろん、色付いた目や興奮に上下する胸の動きも、吐く吐息さえも全てに心が反応する。 

    兎角「あ!ぅうっ!」 

    気付けば兎角に入れた指が動き出していた。 

    中を傷付けないように配慮はしているがもう彼女の反応には構っていられる余裕はなかった。 

    奥からさらさらとした体液が溢れ出てくる。


    60: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 20:50:57.05 ID:guo4fEyM0

    それが指に絡んで卑猥な水音を立てた。 

    指の動きに合わせて兎角の体が震えている。 

    晴「兎角さん……兎角っ」 

    胸が張り裂けそうで、息苦しい。 

    今の兎角は女の子だった。 

    目を潤ませて、半開きの口からは喘ぎ声が漏れ続けている。 

    乱れた姿にどうしようもなく心が喚く。


    61: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 21:02:32.45 ID:guo4fEyM0

    こんなにも兎角を好きな事に気付いて涙が溢れそうだ。 

    もっと強く求めようと手元を見て息を呑んだ。 

    晴「血、出てる……」 

    うっすらと血が混じり体液がピンク色に染まっている。 

    膜の一部が破れたようだ。 

    初めての証に心が沸き立ったが、同時に彼女の体が心配になった。 

    晴「兎角さん、大丈夫?」


    62: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 21:11:38.94 ID:guo4fEyM0

    汗ばんだ体と乱れた息、紅潮した顔を見て限界を悟った。 

    指を抜いて兎角を抱き締める。 

    兎角の体温で気持ちが溶けていきそうだ。 

    それに合わせるように彼女も背中に腕を回してきた。 

    力ない抱擁に愛しさが溢れる。


    63: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 21:23:15.64 ID:guo4fEyM0

    離れたくなくて、数分ほどそのままでいると兎角から寝息が立ち始めた。 

    酒と疲れのせいだろう。 

    このままの姿でいると体が冷えてしまうかもしれない。 

    そう考えながらも頭の中にもやがかかったようにぼんやりと意識が薄れ始めた。 

    もう少しこのまま兎角のぬくもりを手放したくない。 

    ちょっとだけだと思っていたのにいつの間にか晴の意識は途切れていた。 


    -------------


    64: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/27(火) 21:45:45.08 ID:guo4fEyM0

    離れたくなくて、数分ほどそのままでいると兎角から寝息が立ち始めた。 

    酒と疲れのせいだろう。 

    このままの姿でいると体が冷えてしまうかもしれない。 

    そう考えながらも頭の中にもやがかかったようにぼんやりと意識が薄れ始めた。 

    もう少しこのまま兎角のぬくもりを手放したくない。 

    ちょっとだけだと思っていたのにいつの間にか晴の意識は途切れていた。 


    -------------


    66: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/31(土) 23:42:33.24 ID:hmWviziW0

    いつもより寝心地が悪い。 

    寝返りがうてなくて背中がびりびりと痛んだ。 

    うっすらと目を開けると部屋が昼間のように明るくて、眩しさにもう一度目を閉じる。 

    うつ伏せになった体の下に温かいものを感じて少しずつ覚醒していく。 

    ――確か、昨夜は……いや、今は何時? 

    ぱっと目を見開く。 

    目前には眠る兎角の顔。


    67: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/31(土) 23:45:31.96 ID:hmWviziW0

    思わず声を上げそうになってすぐに口を噤んだ。 

    晴「やっちゃいました……」 

    小さく呟いて体を起こして自己嫌悪に陥る。 

    兎角をこんな姿にしたのは紛れもなく自分だ。 

    彼女の晒された肌に恥ずかしくなって思わず目を逸らす。 

    まだ兎角が起きる様子はない。 

    服を拾い上げて兎角を起こさないようにそっと着せていく。


    68: ◆P8QHpuxrAw 2015/10/31(土) 23:58:28.39 ID:hmWviziW0

    晴「起きない、よね……」 

    心臓が破裂しそうなくらいにどくどくと脈打つ。 

    兎角が目を覚ました時になんて言えばいいだろう。 

    酔った勢いで酷いことをしてしまった。 

    謝る以外になにをすればいいのか。 

    あわよくば兎角の記憶から消えてしまっていればいいのにと考えて頭を振る。 

    そんな事を願うのは最低だ。


    70: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 00:11:50.74 ID:2XgrhxEk0

    シャツのボタンに手を掛けながら、赤く滲んだ花を見つけた。 

    慣れない口付けで残した跡。 

    指先でそれをなぞる。 

    嬉しかった。 

    自分の痕跡が兎角に残っている。 

    ひとつずつボタンを掛け合わせながらその跡を隠していく。 

    乱れた服を整えると、まるで何事もなかったかのように思えた。


    71: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 00:28:59.42 ID:2XgrhxEk0

    しかし心はまだ落ち着かない。 

    罪悪感で胸が潰れそうだ。 

    そこから少し逃げたくて晴は立ち上がった。 

    とりあえずは兎角の体に掛けるものを用意したい。 

    兎角に背を向けた瞬間、服の裾を引かれてどくんっと鼓動が大きくなった。 

    反射的に振り返ると兎角と視線が交わった。 

    ――起きてる?なんで……


    72: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 00:35:29.18 ID:2XgrhxEk0

    今まで考えた言い訳や想定が一気に真っ白になる。 

    兎角「どこに行くんだ……」 

    寝起きの声で放たれた言葉はまるで子どものようだった。 

    彼女の澄んだ瞳を見ていると、言い訳なんかより心配の方が先立ってしまう。 

    晴「体、大丈夫?」 

    兎角「ああ。もう酒は残ってないと思う……」 

    半身を起こして兎角は深呼吸をした。


    73: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 00:44:40.47 ID:2XgrhxEk0

    晴「兎角さん、お酒に弱いんだね」 

    晴が気になったのは酒の事ではなかったが、そう言われてはこうやって笑って返すしかない。 

    後ろめたさが胸の奥に渦巻いて声が裏返りそうだった。 

    兎角「そうかもな」 

    頭をくしゃっと掻いて兎角はため息をついた。 

    そのまま顔を隠すように俯く。 

    どう声を掛けていいか分からなくて、晴も俯いてしまう。


    74: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 01:00:13.90 ID:2XgrhxEk0

    ほんの数秒しか経っていないのにひどく気まずい。 

    兎角はごそごそと膝を抱えて頭を埋めた。 

    兎角「忘れて……」 

    消え入りそうな声で呟いた後、耳が赤く染まったのが見えた。 

    晴は胸の奥で蕾が開くみたいに真っ白い光が溢れ出すのを感じた。 

    晴「好きですっ」 

    次の瞬間には思わず叫んでいた。


    75: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 01:05:09.16 ID:2XgrhxEk0

    その声に驚いた兎角が顔を上げ、目を丸くして晴を見た。 

    膝をついて兎角に視線を合わせる。 

    晴「ずっと好きでした」 

    顔が熱い。 

    心臓がうるさくて、さらには耳鳴りがする。 

    たった一言だけなのに頭に中がそれでいっぱいになって、ごちゃごちゃと幾何学模様が刻まれる。


    79: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 22:26:35.31 ID:2XgrhxEk0

    物事を考えるスペースなんて残っていない。 

    もしかしたら、今何を言われても聞こえないんじゃないかとすら思えた。 

    それなのに。 

    「よく、分からない」 

    澄んだ声が突き抜ける。 

    顔を真っ赤に染めて、視点は定まらなくて、きっと無意識に手を重ねている。


    80: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 22:30:11.98 ID:2XgrhxEk0

    それはもう好きだと言っているのと同じだ。 

    晴「じゃあ教えてあげるね?」 

    兎角の手を握り返し、顔を上げた彼女の唇を奪う。 

    軽く重ねてすぐに離れると動揺する兎角の顔がはっきりと見えた。 

    晴「晴の事、好き?」 


    -------------


    81: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 22:41:35.47 ID:2XgrhxEk0

    兎角「珍しい面子だな」 

    半個室の扉を開いて顔を覗かせたのは兎角だ。 

    晴と向かい合うのは伊介。 

    その隣にはしえながいる。 

    晴が腰を浮かせて奥へと移動すると、兎角は空いたスペースにごく自然に腰かけた。 

    晴「何か飲む?」 

    兎角「お茶で良い」


    82: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 22:51:38.52 ID:2XgrhxEk0

    メニューを差し出す晴を片手で制止すると伊介があからさまに不満そうな顔を見せた。 

    伊介「酒でも入れて少しくらい無愛想直したら?」 

    兎角「うるさい」 

    半眼で睨む兎角を見ながら酔った状態の彼女を思い出す。 

    今と大差ない事を思い出して苦笑いをするが兎角は気付かない。 

    ただし、少し積極的になるところも知っている。 

    しえな「一ノ瀬。酒回ってる?」


    83: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 23:00:19.58 ID:2XgrhxEk0

    晴「あ、うんっ、ちょっと――」 

    しえなに言われて顔が赤くなっている事に気が付き、それを隠すために俯くと兎角が覗きこんできた。 

    兎角「大丈夫か?お前、そんなに酒に弱くはないだろう」 

    目の前に迫る澄んだ瞳と、頬に触れた冷たい手。 

    そんな事をしてくるからまた顔が熱くなるのだと思いながら彼女の手をそっと押しのける。 

    誰にも気付かれないようにわずかに手を握り返してくるところも胸が高鳴る原因だ。 

    伊介「仕方ないからあんた飲みなさいよ」


    84: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 23:04:51.72 ID:2XgrhxEk0

    つまらなそうにじろりと兎角を睨んだ後、伊介は標的をしえなに変えた。 

    しえな「ボクはあんまり飲まないって最初に言っただろ」 

    伊介「いいから飲め♥」 

    酒の入ったグラスを口元に押し付けてしえなを羽交い絞めにする。 

    何とか抵抗しようとするが見るからに非力そうなしえなが格闘タイプの伊介に敵うはずもなく、結局無理矢理酒を飲まされていた。 

    兎角「あんまり騒ぐな」 

    伊介「あんたが飲まないからよ」


    85: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 23:09:49.38 ID:2XgrhxEk0

    あまり関わりたくないと思ったのか、兎角はため息をついて椅子に背を預けた。 

    晴「飲まないの?」 

    自分のグラスをちらりと兎角に寄せる。 

    すると彼女は困ったように眉を下げて見せた。 

    兎角「晴。お前までそんな事を言うのか」 

    この反応が見たくてわざとそう言ってみたのだが、本当に予想通りで口元が緩んでしまう。 

    晴「帰ってからだったら?」


    86: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 23:12:34.95 ID:2XgrhxEk0

    肩をくっつけて声を潜めると、兎角は正面に座る二人をちらりと見た。 

    小競り合いに集中した伊介としえなにはきっと聞こえていない。 

    兎角「構わないけど」 

    落ち着いたトーンの声。 

    冷静そうに目を伏せて、相変わらずの無表情だったが今の彼女は何かを隠そうとしている。 

    テーブルの下でずっと握られていた手は急に熱くなって、わずかに力が込められていた。 

    その仕草は、飲むだけじゃ終わらない、そう予感させた。 



    終わり


    87: ◆P8QHpuxrAw 2015/11/01(日) 23:13:21.59 ID:2XgrhxEk0

    終わりました。 
    そんなに長くもないのにだいぶかかってしまってすみません。 
    お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。 
    次の話も進めていますので、また気が向いたら見てやってください。

    元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445254546/

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